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軍師の流儀 第144話 沖の船

船は、大坂へ向かっていた。

「信流」を守る長政、帳面を開く重門、そして船倉に潜る弥平。
彼らが気づいたのは、奪いに来る敵ではなく、ただ数える者の目だった。

沖の船は近づかず、離れず、静かに同じ距離を保つ。

見えぬ兵の流れが、海の上で姿を持ち始める一話。

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