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モンハン8時間。究極の装着感。生産終了を惜しむ、PC38Xという名機。

初投稿からすっかり時間が空いてしまいました。
「ガジェット紹介を書く」と宣言しておきながら、気づけばこの間隔。
ズボラの面目躍如といったところですが、ようやく本題に入れます。記念すべき第1回は、私が3年間使い続けているヘッドセット Drop + EPOS「PC38X」 です。


ヘッドセットへの「3年間の片思い」

そもそもなんとなくSennheiserが好きということ。
音質がいいのは知っていたのでヘッドセットを新調する際に色々調べていて、ヘッドホンであるHD560S を知り、そのフォルムと音質にすっかり惹かれてしまったんですね。
ただゲーマーとしては「マイク付きのヘッドセット」がマストなので、そこからたどり着いたのがPC38Xでした。
ガジェット系YouTuberの「超猫拳」さんが動画でPC38Xを紹介されていて、ますます魅了されてしまったわけです。

ところが当時、このヘッドセットは海外のDrop公式でしか購入できず、断念。(日本からの購入が可能なのは動画でも言及されていたんですが、なんせ怖いじゃないですか。勇気が足りませんでした)
当時$220と価格的にも安易に手が出せるものではなかったのも、理由のひとつですね。
代わりに選んだのが同じSennheiserラインのGSP301で、当時の価格で1万円前後ながら納得のいく一本でした。
※GSP301はamazon限定品ですが現在取扱いしていないようです

その後、国内版が発売されたものの、その頃はまだGSP301が現役だったのでスルー。しばらく経って、GSP301がついに故障。「今がその時だ」と、2023年4月に晴れてPC38Xを手に入れました。以来、この3年間私の相棒であり続けています。


私が外せない「3つの絶対条件」

GSP301でもPC38Xでも、絶対に外せない条件がありました。

①重量300g以下——絶対に軽く!
頭が痛くなりやすい体質なので、300gを超えるものは問答無用で選択肢から外してきました。以前、360g前後のGSP500を借りて使ったことがあるんですが、音質は申し分なくても短時間で限界を迎えました。どれだけスペックが優れていても、長時間つけられなければ意味がないのです。
PC38Xは約260gで、この条件をクリアしています。

②開放型——家族の気配を察知
没入感だけを求めるなら密閉型の方が圧倒的に有利です。ただ、家族と同じ空間で使うことを考えると、開放型の方が利便性が高い。話しかけられたときにすぐ気付けるし、後ろで何かあってもわかります。
この「何となく聞こえる」が、私にとってゲームをする上では意外と重要だったりします。
密閉型でも疑似解放型に出来ますが、これは後述しますね。

③音質と定位——妥協できない
PC38XはGSP500・600と同じドライバーユニットを使用していて、定位の良さはそのまま受け継がれています。低音がやや強めですが、クリアで聴き疲れしにくい音です。

そしてマイク性能が特に秀逸で、周波数特性が広く高域もしっかりカバーしてくれるため、フレンドから「声がクリアで聞きやすい」と今でも言ってもらえるほど。ポップノイズが乗りやすい点はスポンジで対策済みです。


直感操作

スペックと同じくらい大事なのが、日々の操作感です。

右イヤーカップには ダイヤル式の音量調整 が搭載されており、手元で最小から最大まで調節できます。PCやPS5本体の設定画面を開く必要がないのは、地味に助かります(現在はミキサーで管理しているのでほぼ出番なしですが)。

ミュートは マイクを跳ね上げるだけの物理式。ボタン式のように「ブツッ」という音が入らないのが利点です。ただ、私の場合はマイクを上げるときにスポンジに触れてしまい「ゴソゴソ」音を出すことがあります。完全に自分のせいです。


3年間の装着感:イヤーパッドのこだわり

購入時にはメッシュニットのイヤーパッドが装着されていますが、私は最初から 付属のベロア素材 に交換して使っています。肌当たりが柔らかく、長時間のプレイでも耳が痛くなったことが一度もありません。8時間ほどモンハンをやり続けた日でも、全くです。ベロアにすると若干高音が引き立つ印象もありますが、この辺は好みかと。

疑似開放型とは
PC38Xは開放型ですが、その前に使用していたGSP301は実は密閉型です。
購入時もそこだけが気掛かりでしたが、疑似解放型に出来るアイテムを発見しました。
ニット生地のイヤーパッドカバーです。
これをイヤーパッドに被せるとあら不思議、周りの音が聞こえちゃうんです。
しかもGSP301はPUレザーを採用していて密閉感はかなりいいんですが、同時に蒸れやすくもあります。これを解消してくれるのも利点でした。
とは言え、「GSP301にニットカバーを被せた私の感想」に過ぎないので、絶対ではないことは悪しからずご容赦を。

使用歴3年のPC38X

見た目の良さ

PC38Xで目を引くのがこのフォルム。HD560Sがそうであったように、この丸みのあるスッキリとした形が、本当に良い。
先述したGSP301や、PC38Xと同じドライバユニットを積んでいるGSP500・600は実は結構筋肉質です。角張ったフォルムをしているので、ガッチリ感が否めなかったんですよね。
そこをもクリアしてヘッドセットとなり、ドライバユニットは文句なし、マイク性能も有能。
3年も思い続ける気持ちわかってくれるでしょうか。


小さな未練

このヘッドセットはもともとSennheiserの系譜を引くものですが、私が購入した2023年にはロゴはEPOSに変わっています。音の血筋は変わらないとわかっていても、あのSennheiserのロゴが好きだった者としては、ほんの少しだけ寂しい気持ちもあります。
しかし。3年間手放せていないのが答えです。

結局のところ、私がこのPC38Xを手放せないのは、単に『軽いから』だけではありません。

どれほど軽量でも、音がこもったり、音の鳴る方向がぼやけて没入感を削がれるようなら、きっと8時間も使い続けることはできなかったはずです。Sennheiserから受け継いだ『クリアな解像度』と、広大なフィールドの気配を正しく伝える『確かな定位』。この高い音響性能が土台にあるからこそ、260gという軽さが初めて『究極の装着感』として完成します。

『音質』と『快適さ』、どちらも一切妥協したくない。そんな私のわがままな問いに対する、現時点での最高の回答が、この一台なのです。

軽さ、開放型、音質、マイク性能、見た目の良さ。私の条件をすべて満たしてくれるヘッドセットは、今のところPC38X以外に見当たりません。

惜しむらくは、EPOSがゲーミングデバイス市場から撤退したことで現在は生産終了していることです。
ただ、Drop名義でAmazonにて国内正規品として入手できるようです。気になる方はチェックしてみてください。

次は愛用中のオーディオミキサー「ZG02」について書きたいと思います◎


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