気づいたら10年。手放したら、ようやく深呼吸できた話
最近、長男にこんなことを言われました。
「ママ、しんどくないの?」
ほう……我が家の長男、ついに空気読みスキルを身につけたらしい。
その言葉にちょっと笑って、ちょっと胸が痛くなりました。
しんどくないわけないのですが、
母ってなぜか“平気な顔”が癖になるんですよね。
10年分の「違和感」をようやく手放した
私が“モラハラだったな”と思うのは、人によって基準は違うけれど、
暴言を浴び続けたこと でした。
「お前なんかなんの役にも立ってないんだから早く死ね」
この言葉だけは、いまだに頭の片隅に残っています。
家族に言う言葉じゃないし、それを言う人が教育関係者なのも衝撃…。
当時は私自身も、
「私が悪いんだ」と思い込んでいて、
違和感を違和感だと認められなかった。
でもある日、長男が小さな体で震えながら怒ったんです。
「出ていけって言うなら、そっちが出ていけ!」
その姿は今でも忘れられません。
本当にごめんねと寝ている長男に謝ったことか・・・
夜な夜な一人で涙しました。
離婚を決意した日
いつでも離婚してやると言い続けていた元夫。
私から離婚を切り出したものの、
「お金払ったら出ていってやる」
と言いながら結局出ていかなかった元夫。
離婚届を渡しても、寝ている私に離婚届を投げつけて、
「絶対書かねぇ〜」と意味不明な宣言。
結局、どうにもいかなくて、両親に間に入ってもらいました。
元義母が来ても、なぜか私が責められる。「離婚届書かしてやる」と大声で叫んでいました。
1人で元夫の荷物を車に積んでいましたが、元義母の車が新しくなっていることにビックリ!!
何かとお金がないと言って、家賃も一部払い、何か買うと言えばお金を渡していたのですが・・・
お金があるのか、元夫が買ったのでしょうね。
家にはお金を入れていませんでしたが、かなりのマザコンでしたから。
「子どものことよりも俺の母親のことをもっと考えろ」と言われていました。
私の両親のことなんて、少しも敬ったことなんてありませんでした。
元義母も同じです。何か元夫がやるたびに「あんたは悪くない」といつもなだめていました。
私が暴言に困っていると、相談したときも「息子がそんなことを言うはずがない。あんたが言わせているんやろう。忙しいから電話なんかかけてくるな」と言われました。
絶対にこんな母親にはなりたくないと思いました。
私なら、まず、息子に謝罪させます。
結局電話に出てから、すぐに帰ると言いながら、帰宅したのは深夜。
足音をドンドンならしながら、ドアをバンバンならしながら、帰宅しました。
父もさすがにブチギレ。
そして後から発覚したのは、
義母と元夫が勝手に「家を建てる計画」を進め、
私に多額の借金まで背負わせようとしていたこと。
いやほんと、ドラマにでてきそうな・・・
弁護士さんに相談し、ようやく離婚届が受理され、名字も変更。
市役所へ行く時は周りをキョロキョロしながら、
なんだかんだでドキドキしていました。
養育費の調停でも訳の分からないことを言って払おうとしませんでしたが、弁護士さんがしっかり伝えてくれて、調停は進んでいきました。
しかし、最後の調停の日は欠席。
何とか抵抗したかったのかもしれませんが、弁護士さんがしっかりと手続きを進めてくれて終了しました。
その後もラインで連絡がきたり、郵便物が届いたり、、、住所も本籍も変えずに、ほんとに嫌な気持ちになり、弁護士さんに話をしてもらいました。
いつになったら、この不愉快な気持ちがなくなるのだろうか。
離婚後の“暮らし再スタート”
離婚してから、子どもたちの笑顔は少しずつ増えました。
長男はあんなに無口だったのに、
今では普通に話してくれるし、笑う回数も増え、最近はプチ反抗期で憎たらしいことも言ってくるようになりました。
でもその裏で、
次男の不登校や心の疲れが出てきて、
小児科・心療内科にも相談に行きました。
正直、病名がつくことが怖かった私。
でも先生は優しく、
「この子、大人の考えを持ってますね。
すごく頑張ってきたんでしょう」
と言ってくれて、胸がぎゅっとなりました。
私がしんどそうにしていた分、
子どもたちも無理していたのかもしれない。
仕事も一度やめて、
生活は不安だったけれど
「今は子どもを支えるほうが大事」
と腹をくくりました。
子どもの前で余裕ゼロの日々もあるけれど
家に帰って、ご飯を食べさせて、子どもの話を聞きながら床で爆睡。
朝起きると身体バキバキ&顔パンパン。
そんな日もあるし、夜中に泣く日もあるし、
「私の人生なんなんだ」と思うことも正直あります。
でも、子どもたちが「ママ大丈夫?」と言ってくれるだけで、
ああ、まだ大丈夫だなと思える。
完璧な母じゃないけど、
親子でなんとかここまで来た。
これからのこと
不登校も、仕事のストレスも、
全部私のせいだと責めていた時期もありました。
でも今は、「責めても何も変わらない」ということだけはわかっています。
これからは、
頑張りすぎず、
少しずつ心地いい方向へ。
人生がガラッと変わらなくてもいいから、
「今日まあまあ良かったな」
そんな日が増えていけばそれでいい。
そしていつか、
相談できる誰かと静かに笑える夜が来たら――
そんな未来も悪くないなと思っています。
