私が9年間付き合ってる「不眠」と「睡眠麻痺」の話
今日は私自身の「眠り」について
少し書いてみようと思います。
私はセラピストという仕事をしながら、9年ほど不眠と睡眠麻痺と付き合ってきました。
最近はかなり調子がいいのですが、仕事が忙しくなったり、考えることが増えたり、生活リズムが崩れたりすると、ふと眠れなくなる。
そんなことを繰り返しています。
今でこそ「今日はそういう日ね🤍」
と受け止められるようになりましたが、
昔は「眠ること」そのものが
怖くなる時期もありました。
寝たいのに眠れない、というしんどさ
身体は疲れているのに、
頭だけがずっと起きている。
「あと6時間しか寝られない」
「あと5時間」
「明日しんどいかも」
時計を見るたびに焦って気づけば
『眠るために頑張る時間』に。
さらに私の場合は、睡眠麻痺が一番つらくて。
いわゆる金縛りというやつです。
意識はあるのに身体が動かない。
声も出せない。
起きたいのに、起きられない。
やっと眠れたと思ったらそれが起こる。
本来なら休むための睡眠が、
少しずつ怖いものになっていきました。
私の睡眠麻痺は、こんな感じです
「金縛り」と聞くと
『目が覚めているのに身体が動かない』
というイメージが多いと思います。
もしくは霊的なもの。
でも私の場合はそれだけではありません。
一番最近だと先週の旅行中のこと。
朝方、ホテルでひとりで寝ていると、
エレベーターから外国人が何百人も一気に降りてくるような音と声がして、そのまま部屋に入ってくる。
そして身体をぐにゃっと触られているような感覚まである。
怖くて部屋から出ようとすると
今度は視界がぐるぐると360度回転して、
そこでパッと意識が戻る。
もちろん目が覚めると誰もいません。
シチュエーションは毎回違いますが
感覚としてはこんな感じです。
夢と言われれば夢なのかもしれないけれど、
体験している最中は、現実と区別がつかないくらいリアル。
前回の原因は多分
慣れない環境、朝方の覚醒、二度寝。
原因がわかれば恐怖心がないのですが
原因不明でこれに毎日悩まされてた時期は
そりゃあ眠るのが怖くなりますよね。笑
「金縛り」で身体に起きていること
この仕組みを知れたことは、
私にとって大きかったです。
睡眠麻痺は、レム睡眠と覚醒の境目で
起こることがあると言われています。
レム睡眠中は夢を見やすく、脳は動いている一方で、身体は動きにくい状態。
その状態のまま意識だけが先に目覚めることがある。
つまり意識は起きているのに、
身体はまだ眠っている状態。
このズレが起きることがあります。
さらに夢のイメージが混ざることで、
音が聞こえたり、誰かがいるように感じたり、
触られているように感じたりすることもあるそうです。
眠れないだけじゃなく、「夜」が怖かった
当時の私はただ眠れないだけではなく、
夜そのものが怖くなっていました。
「夜ひとりでいるのが怖い」
「誰かが家に入ってきたらどうしよう」
「夜中に何か起きたらどうしよう」
そんな想像がどんどん膨らんでいく。
今思えば「いやいや、そんなことある?笑」
と思えることも当時は本気で怖かったんです。
だから「ひとりにしないでほしい」
「誰かにそばにいてほしい」
そんな気持ちがとても強かったですね。
一番つらかったのは、「理解されないこと」
眠れないことも、睡眠麻痺も、
夜の不安も、全部つらかったです。
でも今振り返ると一番つらかったのは、
この怖さを理解してもらえなかったこと
だったかもしれません。
前の恋人には、
よく「メンヘラ」と言われていました。笑
今なら「まぁそうだよな、、』
と思える部分もあります。笑
でも当時の私にとっては全部本気でした。
怖いものは怖いし、不安なものは不安。
本当は「じゃあおやすみ〜」
とひとりで眠れる人になりたかった。
だから「大丈夫だよ」と言ってほしい時に、
「また始まった」「考えすぎ」「メンヘラだね」
と返されることは辛かったです。
辛いんだけど仕方ないと思ってた。
恋人と別れることさえ怖かった
この不安は恋愛にも影響していました。
関係がうまくいっていなくても、
別れることが怖かった。
この人と別れたら私は夜ひとりになる。
本当は終わった方がいいとわかっていても、
離れられない。
恋人を失うことが怖いというより、
「ひとりで越えられない夜が来ること』ことが
怖かったです。
眠れない。
やっと眠れても睡眠麻痺になる。
ひとりになると想像が止まらない。
だから誰かが隣にいることが
安心そのものでした。
そして色々試しました!!
そしてその恋人は突然南の島に吸収される訳なのですが、、それはまたいつか書きますね笑
いざ1人になって、
このままじゃいけないと思って
本当にいろいろ試しました。
早く寝ること。
スマホをやめること。
お風呂で温まること。
マッサージ。
食事や栄養の見直し。
これが本当に私の人生の転機になりました。
ここはまた明日詳しく書きますね。
眠る前に「緩む」ということ
今の私が大切にしているのは「眠ること」より「緩むこと」です。
身体を温める。呼吸を整える。
頭の中を外に出す。人の手に身体を預ける。
栄養やミネラルを意識する。
これだけで治るという話ではありません。
でも小さな積み重ねで身体が少しずつ
変わっていく感覚があります。
そして今は、「ひとりでも大丈夫」だと思えるように
これは数字では測れないけれど
私にとって大きな変化でした。
昔は「夜ひとりが怖い」という気持ちが強くて、それが恋愛にも影響していました。
でも今はひとりで夜を過ごせます。
もちろん怖い日もあるし、
誰か隣にいる日は正直安心して眠れる。
睡眠麻痺もまだ起こります。
それでも「私はひとりでも大丈夫」
と思えるようになりました。
誰かに頼らないと安心できなかった私から、
少しずつ自分で自分を安心させられる私へ。
セラピストとして思うこと
セラピストになってから「眠れない」という声をたくさん聞くようになりました。
その時、簡単に「わかります」とは
言いたくないと思ってて。
眠れない理由も怖さも人それぞれ。
でも「そんなにしんどかったんですね」
そのまま受け取ることはできると思っています。
理解できなくても否定しないことはできる。
それは私自身が「わかってもらえなかった経験」をしてきたからですね。
今も完全に治ったわけではないけれど
今でも眠れない日もあります。
睡眠麻痺も起こります。
でも昔と違うのは
自分を責めなくなったことです。
「あ、ちょっと頑張りすぎてたかも」
そう気づけるようになりました。
最後に
玉響は「ちゃんと休まなきゃ」と
頑張る場所ではなくていいと思っています。
疲れた時に思い出して
「あそこなら何もしなくていいか」
と思える場所でありたい。
眠れない夜があってもいい。
うまく休めない日があってもいい。
そんな時に少し緩んで、
また「大丈夫」と思えるところまで戻ってほしい。
ひとりで夜を越えるのが怖かった私が、
今は誰かが安心して力を抜ける場所を
つくっている、
あの頃の夜にも
少しは意味があったのかもしれませんね🌙
今も途中にいる私だからこそ
「治す」のではなく「一緒に戻る」
そんな関わり方をしていきたいと思っています。
眠れない夜を過ごしている誰かが
「私だけじゃないんだ」
と少しでも安心できますように。
