統合失調症パティシエのお菓子作り闘病記 「統合失調症の私の病状について」
この記事を読んで頂きたいのは
・現在統合失調症”や”その他精神障害”と闘病中の方!
・統合失調症(特に陰性症状)に悩んでいる方
・私の経験から自分の闘病に役立てたい方
<私の統合失調症(主に陰性症状)について>

①一つ目はあらゆる物事において無気力になり生産性や活動力が減少する事です。
具体的には仕事は勿論、学業や趣味娯楽や世間や他人といった具合です。
「強い倦怠感や抑うつ症状」「やる気が起こらない」
「他人が好きな話や娯楽、世間のニュース等に無関心」
等があります。
酷い時期は体を動かすのが苦痛で一日中寝て引きこもる生活をしていました。
また、将来への希望も見いだせず、目指したいものもわからず
失敗ばかりで自信を失い自己肯定感が下がっていく。
挙句に他人の噂話は勿論、テレビで報道される芸能ニュースや結婚報道等も
耳にするのは不快でした。
働くのも勉学も嫌で人と関わる事も苦痛でした。
②加えてありがちなのは清潔さに関心が無くなる事です。
具体的には髪や髭や口腔ケア、肥満なども無頓着で
髪を切りに行ったり、髭をそったり
口腔ケアを怠りがちになったりです。
また病状と薬の副作用で過食に加えて
活動力が低い事から肥満を招きやすい事も
挙げられます。
清潔さに関心が薄くなると衛生面だけじゃなく
体の健康状態にも無頓着になり暴飲暴食にもなりがちでした。
③感情面でも影響があります。
感情鈍麻という症状があり
具体的には喜怒哀楽が乏しくなり無表情になる
というものです。
また声にも感情は籠らず抑揚のない話し方になります。
感情鈍麻は統合失調症に限らず他の精神障害でもあり得ますが
喜怒哀楽が出にくい事も他人との意思疎通や会話で支障をきたし
更には無表情な事も他人から
怖がられたり暗いと敬遠される原因になり易く
これらがさらに抑うつ状態を加速させ感情鈍麻が悪化するという
負のスパイラルに陥ります。
④上記の症状から結果的に社会的引きこもりになります。
家族を含めて他人と会話が減り
部屋に引きこもりがちで
他人や社会とも接点が減少し外出が減ります。
これが深刻化すると外出が苦痛で
仕事などでの集団生活や集団作業
知らない人との会話で格段に疲れます。
また、一人好きになり
自分のテリトリーこもりがちになります。
その結果、統合失調症の症状である
自生思考が促され
さらに被害妄想も強い為
被害妄想やトラウマのフラッシュバックで
心身を疲弊してまた様々な症状が悪化し
自生思考と被害妄想が加速するという
ループに陥ります。
⑤身体操作でも影響が出ます。
例えば手先が極度に不器用になります。
手や指が自由に素早く動かせません。
衣服のボタン付け外し程度でもやりづらく
私が経験した仕事まらPCのタイピングや
福祉職で経験したおむつの付け替えや
トイレットペーパーの巻取り等も動作が鈍く緩慢になります。
道具を使った作業も苦手になりますが
手指を使った作業は特に苦手です。
⑥特に仕事や日常生活で深刻なのは
並行作業…つまりながら作業が苦手になります。
料理をするならお湯を沸かしながらまな板で野菜を切る。
仕事なら指示を聞きながら作業をする。
周囲の状況や流れを見ながら作業する。
こういった複雑な情報処理と自分自身の作業が
同時にこなせません。
仕事ではこの症状が顕著に表れ
特に対人援助職であった福祉職では
介護の仕事の場合、周りの状況を見ながら自己判断して動く
と言ったことが極度に苦手でした。
原因は病気での心理・情緒の乱れ
他人との意思疎通の苦手さ。
被害妄想からくる失敗の恐怖や人から嫌われる事。
こういったものが生じて冷静さや経験を得る事に
支障をきたすからです。
医学的には脳の分泌物質異常や処方薬の副作用も
あるようです。
⑦そして最も致命的なのは段取りを組み立てたり
手順の記憶」が苦手になる事です。
介護の仕事をしていた時でも
オムツ交換を例にすると
・入室前に声かけ
・利用者様の状態確認
・声かけをして衣服をずらす
・おむつの交換作業
・声かけを行い着衣や布団を整える
・声かけをして退出
オムツ交換一つだけでもこれだけのプロセスがあります。
これが自分の中で上手く段取りを組めず
また一つずつ手順をメモを見ないと思い出せず
さらに作業の緩慢さも生じて仕事が遅く
結果として上司に叱責されて心理的ストレスがたまり
数々の病状が悪化する事が多かったです。
こういった段取り組み立てや
手順記憶ができない原因は
障害による脳の認知機能低下があります。
・「ポイント」を理解しづらい
・記憶」の出し入れや記憶に沿った実行
が極端に苦手になります。
こういった病状が私の主な
統合失調症の陰性症状です。
私は陰性症状が極端に強いので
幻聴や幻覚はほぼありませんが
それでもこれらと長く闘病してきました。
今回は以前書いた記事を再執筆しました。
以後は不定期でなるべく更新は多くですが
私の闘病生活の体験やたまにですが
作っている作品の紹介をします。
私の経験が皆様の闘病に役立つ事を願います。
次は私が統合失調症の療養生活から進んだ進路について語ります。
