【それはスキンシップ】キミは好きじゃないかもしれんが、やらせて欲しい
猫には換毛期なるものがある。
言うてみれば季節に合わせた毛皮の衣替えといったところか。
冬にはモフモフになり、夏に向けてそのモフモフを脱ぐ。脱ぐとはつまり毛が抜けるということで、これがまた厄介なのだ。
暖かくなり出して換毛期が始まると急にポワポワと抜けだす。これを彼らは自分で舐めて取ろうとするがそんなもん全部舐めて飲み込んだら吐きまくりでえらいことになるので、家猫たちは飼い主にブラシをかけられて冬毛を脱ぎ捨てることになる。
桜の開花予想は気温の合計でだいたい分かる。そういう法則に則ってサクラも開花してくれるから。
猫の換毛期も計算で予想がついてほしい。
いつくるのか、これは何年飼い主をやっていても何となくでしか分からない。いつもこの時期になると毛が舞うなぁくらいでしかない。
そして終わりもない。大量に収穫できる時期はあるが、その後もずっと毛は取れるので割と四六時中ブラッシングをする羽目になるのだ。
スキンシップの一環ではある。
マッサージついでに毛も取ってるんだよ…という認識を猫も持ってくれるといいのだが、うちの子たちはその辺にちょっと厳しい。


どうもナデナデとブラッシングは違うらしい。
(まぁそうだろうな)
ブラッシングも嫌いではないが、ナデナデの気持ちよさが10ならばそれは3くらいでしかないのでだいたい怒られる。
10を期待してるのに途中から3になるんだからまぁそれはそう。
ならば最初から3のブラッシングですよと宣言すればいいのかといえば、そういうことでもない。3くらいの期待値しかない行為は、すぐに不快へと移行してしまう。私がしつこいからというのもあるかもしれんが。
でも、ブラッシングはした方がいい。
しないと猫が吐く。そして吐いたものの掃除と抜けた毛の掃除で、やってもやっても終わらないループが始まってしまうから。
何となく変な笑顔を作りながら、今日もちょっとだけブラシをかけさせて頂く。
