新潟発アイドルcourteseaの現場を1年間みて感じたこと
はじめに
私は、2024年4月に転勤で神奈川から新潟に転居し、2024年12月から、新潟発アイドル「courtesea」(コーテシー)の定期ライブに行くようになりました。courteseaの出演する各種イベントにも、積極的に足を運びました。
coureseaの現場に行くようになって、2026年3月で約1年4か月。そもそも、最近のアイドル現場経験がきわめて浅く、気の利いたことが書けるような見識はないのですが、特にオペレーション的なところで、私なりに感じたことを、まとめてみました。

~Christmas Live 2025~
1 定期ライブが毎月でワンマンライブ
courteseaは、毎月定期ライブを開催しています。定期ライブはワンマンライブで、ゲストは出演しません。
客は、平均すると50人くらいです。一見少ないようですが、ワンマンライブに毎回50人くらい来るというのは、なかなかのことだと思います。

ちなみに、肌感覚的にいうと、コアなファンが20人、ファンが20人、これからのファンがそれにプラス人数、加えてメンバーのご親族、それで50人くらいだと思います。
2 定期ライブは着座観覧が基本
courteseaの定期ライブは、通常、新潟市古町地区にある「柳都オレンジスタジアム」で行われます。ライブが行われるホールは、折りたたみ椅子が並べられ、座って観たい人はだいたい座れるくらいの席数が用意されています。ホール後方を除けば、着座観覧を基本としています。

着座してステージをみてもらうのを基本とすることで、ステージや楽曲重視なのかなと思います。
私の印象ですと、ローカルアイドルのライブでは、オールスタンディングが主流だと思います。客は、飛んだり跳ねたり、ステージに背を向けて円陣で床にコールを打ったり、推しのソロパートでステージに身を乗り出したりします。
courteseaは、定期ライブで着座が基本のせいか、オールスタンディングのときも、ファンは、あまり動き回らずに、その場で立って観覧している印象です。

3 定期ライブの映像が公式YouTubeで公開される
定期ライブの映像は、大抵、公演の数週間後にcourtesea公式YouTubeで公開されます。
公演で披露したうちの2、3曲の、フルコーラスの映像であることが多いです。
客の声援も聴けるので、公演のようすがよく分かります。
4 SNSの発信がほぼ公式のみ
courteseaは、メンバーの名義でのSNSの発信はしていませんでした。

過去形で記したのは、2025年10月に、リーダーのワカナさんが、満を持して、自分名義のインスタグラムでの発信を始めたからです。
それ以外のSNSの発信は、公式Xと公式インスタで、ワカナさん以外はメンバーの名義でのSNS発信はありません。
メンバーの名義での発信がないことで、むしろ、メンバーの“純粋性”が保たれてきたように感じます。
また、ワカナさんは19歳で成人していますが、それ以外のメンバーは高校生以下です。自分名義のSNSへの反応に一喜一憂することなく、安心してアイドルと学業とを両立できる環境につながっていると思います。

ところで、ワカナさんのインスタですが、毎日更新されていて、しかも強烈にかわいいと、好評の声を聞きます。また、レッスンのときに撮ったメンバーと一緒の写真など、メンバーとの出来事の発信もあります。発信のない他のメンバーも含めて、リーダーのワカナさんがSNS発信しているかたちになっています。
5 撮影は許可されたときのみ
静止画・動画撮影は、禁止が原則です。
通常、自分の機材で静止画撮影ができる場面は、①定期ライブの特典会でメンバーの写真をワンショット、②定期ライブの特典会終了後のメンバー集合写真です。


定期ライブ以外では、①②に準じて撮影が許可される場合です。たまに、イベントステージで静止画撮影が許可される場合があります。
ちなみに、2025年〜2026年3月は、上記①の定期ライブの特典会のとき、メンバーはマスク着用でした。
6 定期ライブの特典会はお話とサイン
定期ライブの特典会は、特典券1枚につき1分間です。
まず、自分の機材で写真を1枚撮影し、椅子に座ったメンバーとお話しします。メンバーは、購入した生写真、それがない場合は机上に用意された過去の生写真に、サインをして渡してくれます。

私の印象ですと、ローカルアイドルの特典会では、チェキが特典会ツールとして主流だと思いますが、courteseaは、チェキ撮影はありません。
courteseaは、特に2ショットチェキなど、メンバーとの心理的距離を縮めるツールを使用しないことで、むしろ、メンバーの“純粋性”が保たれているように感じます。
7 イベント現場に新潟市長がいることが多い
courteseaが出演するイベントで、幾度となく、新潟市長さんをお見かけしました。また、西蒲区長さんも2回お見かけしただけでなく、一緒に芝生を植える作業をしました。

アイドルでもタレントでも、公共系のイベントやキャラクターに起用されるには、いろんな意味で“クリーン”なことが求められると思います。courteseaは、それを満たしているということでしょう。
市長さん、区長さんは、地元のイベントに出席したり顔を出したりするのは、立場上当たり前なのかもしれませんが。
8 MVがない
デビューから3年たちますが、MVがありません。
9 グッズ販売は現場のみ
グッズの通販はありません。通販サイト「浜茶屋コーテシー」は休止中です。
10 ファンのこと
新潟在住の、Negiccoのファンや、RYUTistの元ファンが中核になっている印象です。
NegiccoやRYUTistは、十数年〜二十年に及ぶ長い歴史があります。courteseaは、かつてRYUTistが出演していたイベントに出演したり、かつてRYUTistが着たことがあるステージ衣装を着たりしています。
courteseaは、新潟の古町拠点アイドルの、長い歴史の系譜の中にあるのです。

古町拠点アイドルのファン歴が長い方々の、ファンとしての経験や知識の蓄積は、相当なものがあると思います。
ファンの平均年代は40代後半くらいでしょうか。私も平均値を高めているひとりです(笑)。
平均年代が高いのは、最近のアイドル現場ではよくあることでしょう。世代人口が多く、かつ可処分所得が多い団塊ジュニア世代が、小規模のアイドルの収益に貢献しているのでしょう。また、Negiccoのファンや、RYUTistの元ファンが中核というのも、影響しているかもしれません。

さいごに
私は、courteseaのファンがもっと増えて、新潟県内各所のみならず、新潟県外の活躍の場も多くなるといいなと思っています。
メンバー自身は、新しいファンを増やす機会やツールが限られ、それによって“純粋性”が保たれているとすると、新しいファンを増やせるかどうかは、メンバーそれぞれのステージパフォーマンスの研鑽もさることながら、まわりの大人たちの取組(プロモーション)にかかっているのかもしれません。

おしまい
