:::だんごむし:::
大人になると虫が気持ち悪く感じてしまうことが多いような気がする。
腕が鎌と同じ形状というあまりにもかっこいいアビリティ付きのカマキリでさえ大人になるとゴキブリと同じ科目の昆虫なんだと少し気持ち悪くなってしまう。
あんなに捕まえるのが難しかった比較的レアリティの高いトノサマバッタも顔をよく見たらすごいブサイクだったりする。
虫が少しずつ私生活から離れ、子供の頃より多くの知識を獲得し良いか悪いか、かっこいいかかっこ悪いか、キモイかキモくないか判断する為の幅が広くなってしまい虫を嫌いになることが多いような気がする。
そん中で異彩を放つのはだんごむしだ。あんなに意味のわからない形状をして子供の頃脇役中の脇役だったはずのだんごむしだけは今でも愛くるしく思う。
これには圧倒的なら理由がある。
それは、長い進化の過程で最善の逃避本能が丸くなるという簡潔な結論を導き出した思い切りの良さにある。
虫が嫌になる要因として''長い''早い''鳴く''などがある中で''短く''遅く''鳴かない''だんごむしは人間に好かれることで生き延びる選択肢を撮った生物としか思えれない。
人類がここまで発展してなかったら数千年前に滅びてしまってるはずだ。
カマキリ、バッタ、ゴキブリは全てカタカナの表記で記したくなるがだんごむしだけはどうしても平仮名で表記しなければならない使命感がある。
だんごむしを嫌いという人がいるなら申し出て欲しい。だんごむしの良さを熱弁したいから。
