見出し画像

ヨルダンの本屋に住んでみたら「創作大賞」に入選したので、表彰式に行ってみた

●エントリーしてみた時のこと

この前のことだが、ヨルダンの本屋に住んでみた。

ヨルダンっていうのは、中東のよくわからないあの国のことだ。そこに、めちゃくちゃ痺れる最高の本屋を偶然ネットで見つけたので「ここで働かせてください、そして住ませてください!」とお願いしてみたところ、本屋に住めることになった。

その時の話を、自分の思い出の整理のためにnoteに書き留め始めたところ、友達や面識のない方々から「めちゃくちゃ面白い」と声をいただくようになった。あれ?そうなのか。ふ〜ん、これ面白いのか。私は段々と、「このnote、書籍にしたくなってきたぞ..」という野望が生まれ、当時の話をどんどん書いて公開するようになった。

時々「面白すぎて泣きました」というコメントをいただくようになり…、おいおい、そんなコメントをいただいて、泣きたいのはこっちである(ありがとうございますありがとうございます)。

そんな中、noteが主催している創作大賞2023というのを知る。ふむ..、うまくいけば、夢である「書籍化」に一歩近づくかもしれないな。お題のハッシュタグをつけるだけでエントリーでたので、「ヨルダンの本屋に住んでみた」の第1話にハッシュタグをつけてみた。それが多分、今年の5月ぐらいのことだ。

●中間選考に通ったらしい

そうして4ヶ月経ったある日。朝のルーティーンとしていつものようにnoteのアプリを開いたところ、黒々と輝く見出し画像と共に「創作大賞2023の中間選考発表!」という記事が目に入る。ほうほう、もうそんな時期なのか。応募は3万4000件かあ。と発表記事を見ると…

なんだか神々しい画像が目に飛び込んできた

え?ある、私のnoteが載ってる〜!え〜!つまり、中間選考に通ったことは、このオフィシャルの発表で知った。

●最終選考のお知らせが来た

最終結果については「10月末に発表!」とあったので、「わ〜どうなることか」と首を長くして待っていたら、発表の日よりも早くに「フウ様のnoteが入選しました!」とメールで連絡があった。え!私は10月末の正式発表までのんびり待つつもりだったのだが、今回は早めに連絡が来て、表彰式の招待をいただけた。

そして特筆すべきは、メールの宛名の「フウさま」だ。ビジネスっぽいメールで冒頭にポツンと置かれた「フウさま」のなんと可愛いことだろうか。

招待メールの中では、「念の為ご確認ですが、フウさまはお顔出しは問題ないでしょうか。記事でお顔を出されていましたが念の為確認でした」という旨の確認事項が。考えてみれば、noteで顔を出している人は少ない。今頃になって気がついた。

それにしても、最後の「記事でお顔を出されていましたが念の為確認でした」の部分って無くても全然成立するのに、付けてくださったのか。これはとってもびっくりした。

メールには、「結果はSNSなどでは言わないようにお願いします」とあった。「"誰にも"言わないように」ではなく「"SNSなどでは"言わないように」。ってことは家族とか親友とかには言っていいのかもしれないな。しかし私は、全っ然まわりに言わなかった。秘密を守るためというより、全然実感がなかったからだ。

●授賞式でメダルをいただいた

そして授賞式=発表日の当日。昼12時にnoteのオフィシャルアカウントで受賞作品が発表され、結果が公のものとなった。その発表記事には各受賞記事のリンクも貼られており、会場に向かう電車の中で受賞作を一気に読んだ。

こうして読んでおけば、式の場で「あ〜、あの方はあの作者さんね!」と分かって式が有意義なものになるし、受賞者さんと「あなたのnote読みました」と話ができた方が楽しそうだと思ったのだ。

拝読するとやはりどのnoteも本当に面白くて、私も来年はヨルダンネタ以外でエントリーしてみたくなった。

ステージと赤い絨毯

そうしているうちに会場に着くと、すでに人々がたくさんいた。改めて、全てのnoteには、一人一人の「作者」がいるんだなと実感した。ネットでnoteを読むだけだと、記事が平面的にずら〜っと並ぶ。しかし表彰式では、入賞した記事たちの「作者」つまり実在する人物が集まっていて、なんだか感慨深かった。

ひとつひとつ、記事タイトルが読み上げられてステージにその作者が上がると、「なるほどあのnoteはこの人から生まれたのも納得だ」と、醸し出される雰囲気から妙に「"生みの親"感」を感じた。記事の作風と、人柄がやけにマッチングしているのである。

おそらく「作者」と「作品」を照らし合わせる神経衰弱があっても、その場のみんなでスムーズにプレイできただろう。円滑なゲーム進行のため、私からも「ヨルダンの本屋に住みそうな女感」が出ていたことを願うばかりだ。

メダルを授与してくださった、note代表の加藤さんと

メダル授与は、メディア向けに「顔出しOKの人たち=胸の花が黄色」と「NGの人たち=胸の花がピンク」に分かれて行われた。エッセイ部門の入選者表彰で「顔出しOK」なのは、私とバニラファッジさんの二人だった。二人の作品名がスクリーンに映し出され、一緒にステージに上がってメダルをいただいた。

ヨルダンで買った国旗も持っていった。大使館感が出た

●懇親会でドキドキ

私はこの表彰式に、「わ〜もう、受賞ありがとうございますねえ〜」という気持ちで参加した。つまりのんびりマインドだ。なので表彰式の後の懇親会で、作者の方々と出版社の方々が名刺を交換しているのをみて「ヒエエ」と思った。

なんか…私もあの"名刺交換会"に参加したら、ただのnoteユーザーではなく、文筆家やライターみたいな立場になってしまう気が…そんなの恐れ多い!私はそんなたいそうな者ではなく、ただのアラブの元書店員なんですっ..!そんなっ..!

いや、待てよ。よく考えたら、noteを一つでも書いた時点で、誰もが「物書き」なのかもしれないな。そこには受賞歴の有無は関係なく、文を書けばみんなそうなのだ。そう思い直したのは、「ライターとしての名刺を作ってみては」とお声がけくださった荒木さんのおかげだった。

荒木さんは、「フウさんのnote大好きです」と声をかけてくださった、noteスタッフの方だ。「記事が好きです」とは受賞した第1話のことかと思ったら、なんと「フウさんのあの温泉記事の、あの写真が..」と話してくださって、「ええっ他の記事まで読んでいただいてるの!?」と衝撃だった。

そしてたくさんお話をさせていただいた。この日はいろんな写真をたくさん撮ったが、荒木さんと一緒に撮っていただいた写真が、私の一番のお気に入りである。

式場に飾ってあったお花を、私が帰るタイミングの偶然でいただいた

●創作大賞2023 表彰式を終えて

私は自分のnoteで、ことあるごとに「書籍化したい」と書いている。書籍化を目指すにあたり、この日いろんなお話を聞いて学んだのは、SNSの重要性はもちろんのこと、他には「とにかくたくさん書きまくること」の大切だ。twitterももう少し頑張りつつ、熟成下書きを仕上げて公開していくかあ。

ところで、今回受賞となった記事は40作品だった。3万4000記事の中から40記事を選び抜いた関係者の方々には頭が上がらないし、今回受賞とはならなかったnoteの中には、面白い記事がまだまだたくさんあったのだと思う。全ての方々をリスペクトである。

ーーー

以上、創作大賞とその表彰式のレポートであった。これは思い出用でもあるし、アウトプットすることで携わってくださった方々への感謝につながるかなと思って書いてみた。noteの皆様、創作大賞に携わってくださった方々、そして「ヨルダンの本屋に住んでみた」を読んでくださった方々、応援本当にありがとうございました。


今回受賞した記事はこちら。

一緒にステージに上がったバニラファッジさんの書かれた表彰式レポートはこちら。綺麗な髪色がとってもお似合いだった。

2025.06追記
「ヨルダンの本屋に住んでみた」は書籍化されました!

⚫︎「ヨルダンの本屋に住んでみた」公式サイトはこちら
・本のご購入(オリジナルステッカー付き)
・イベントのお知らせ
⚫︎Instagram ⚫︎X(twitter)


いいなと思ったら応援しよう!

フウ 「🇯🇴ヨルダンの本屋に住んでみた」「📮お手紙クラブはじめました」 いただいたサポートは、書籍化の資金にさせていただきます。本当にありがとうございます!