私とRPAとの出会い|「難しそう」から仕事になるまで
私とRPAとの出会い|「難しそう」から仕事になるまで
そもそも私が初めて「RPA」という言葉を目にしたのは、今から4年ほど前のことだったと思います。
登録していた派遣会社の求人を見ていると、最寄り駅の近くで、
「RPAに挑戦する人を募集」
というような求人がありました。
確か、Excelのマクロを勉強している人などを対象にしていて、「一緒にRPAに挑戦してくれる人を募集」というような雰囲気の求人だったと記憶しています。
そのときの私の感想は、
「RPAって何?」
そして、
「なんか難しそう……大変そうだな~」
でした。
やってもやっても終わらない仕事
私以前は、Excelを使った仕事をしていました。
在庫管理などをする中で、マクロも使っていました。
それは、やってもやっても終わらない。
頑張っても頑張っても、さらに仕事が増えていく。
なので、必要に迫られ、少しでも残業を減らすためです。
その頃から、作業の効率化は気にしていました。
Excelは好き。でも、事務職は何か違う
そんな経験もあったので、その後もExcelを使う事務職に何度かエントリーしました。
Excelを使うこと自体は好きです。
だから、Excelをたくさん使う仕事なら、自分に向いているんじゃないかと思っていました。
ところが、実際に働いてみると、
なんだか、しっくりこない。
Excelは好き。
作業を効率化することを考えるのも嫌いじゃない。
でも、事務職そのものを続けたいかというと、何かが違う。
そんな迷いの中、次の仕事を探してみるものの、今度はなかなか仕事が決まりません。
もう一度「RPA」が現れた
そんなある日。
登録している派遣会社から定期的に届くメールを見ていると、
「RPA講座 受講生募集」
という案内がありました。
RPA。
どこかで見たような……。
そう。
以前、求人で見かけて、
「なんか難しそう」
と思って通り過ぎたアレです。
この講座を修了すると、RPAに関わる仕事を紹介してもらえるというものでした。
ただし、誰でもいつでも受けられるわけではありません。
毎回定員があり、エントリーしても定員に残れなければ受講できない。
さらに講義は、朝から夕方まで。
仕事をしながら空いた時間に勉強するような講座ではなく、平日の昼間にしっかり時間を取って学ぶ必要がありました。
つまり、受講するためには、その期間に仕事をしていないことも条件のひとつになります。
そして、そのときの私は――
ちょうど仕事をしていませんでした。
仕事がなかなか決まらなかったことが、ここでは逆に、
「今なら、この講座を受けられる」
という条件になりました。
そして私は、以前は見送ったRPAに、今度は挑戦してみることにしました。
Zoomで始まったRPA講座
ちょうどその頃は、コロナ禍が少し落ち着き始めた時期でした。
以前は研修施設のようなところへ実際に通い、朝から夕方までみっちり学ぶ講座だったそうです。
でも、私が参加した頃にはZoomが定着し始めていて、講座もオンラインで行われていました。
家にいながら受講できる。
通わなくてもいい。
一見すると、とても受講しやすそうです。
ところが、実際に始まってみると――
難しい。
朝から夕方まで、ひたすらRPA。
一日が本当にあっという間に過ぎていきます。
しかもZoomなので、分からないことがあっても、
「分かりません!」
となかなか言い出しにくい。
画面の向こうにいるほかの受講生を見ると、なんだかみんな分かっているように見えます。
「え? 分かっていないのって私だけ?」
そんな焦りもありました。
「分からない」のは、私だけじゃなかった
そんな講座の中で良かったのが、受講生同士のコミュニケーションタイムが設けられていたことです。
最初は、みんな少しぎこちない。
Zoom越しですし、初対面の人ばかりです。
それでも回を重ねるうちに、少しずつ打ち解けていきました。
話してみると、
「ここ、難しいよね」
「私も分からなかった」
「課題、終わった?」
なんだ。
みんな同じように苦戦していたんだ。
画面越しでは「みんな分かっている」ように見えていたけれど、実際にはそれぞれ悩みながら進んでいました。
そこからは、お互いに励まし合いながら講座を受けるようになりました。
オンラインの講座でしたが、この時間があったからこそ、最後まで頑張れた部分もあったと思います。
卒業するには、課題を完成させなければならない
この講座は、最後まで受講すれば自動的に卒業できるわけではありません。
卒業課題を期限内に提出すること。
これが必要でした。
用意されたのは、実際の仕事を想定した2つのシナリオ。
そのシナリオに沿って、自分でRPAを作っていきます。
講師の方は2人いて、卒業課題では実際の仕事先の責任者のような役割もしてくださいました。
分からないことや、シナリオを作るために確認したいことがあれば、その「責任者」に質問する。
ただ操作を覚えるだけではなく、
実際の仕事のように、必要なことを確認しながらRPAを作っていく。
そんな課題でした。
期限までに完成させなければ卒業できません。
分からない。
時間もない。
でも、完成させなければならない。
同期のみんなと励まし合いながら、それぞれ卒業課題に取り組みました。
卒業。そして仕事へ
そして、無事に迎えた卒業式。
最初はZoom越しでぎこちなかったメンバーが、難しい講義や課題を一緒に乗り越え、いつの間にか仲間になっていました。
卒業式では、思わず涙する場面もありました。
さらに講座を受けている途中から、RPAの仕事を紹介していただく話も進んでいました。
担当の営業さんともかなり密にコミュニケーションを取りながら、仕事について話をしていきました。
そして講座修了後、私は親しくなった同期の一人と、同じ職場でRPAの仕事を始めることになりました。
ずっとZoomで顔を合わせていた同期と、実際に会ったのは、このときが初めてでした。
初めてのRPAの仕事。
分からないことだらけの中で、一緒に講座を乗り越えた同期が同じ職場にいることは、とても心強いものでした。
そこから、本当のRPA生活が始まった
ただ、一緒に仕事ができたのは2か月ほどでした。
その後、私たちはそれぞれ別の職場へ行くことになります。
そして私は、一人で新しいRPAの現場へ。
ここからが、本当に大変でした。
講座を卒業したからといって、何でもできるわけではありません。
むしろ、
分からないことだらけ。
現場が変われば、使っているものも、求められることも違います。
そのたびに調べて、考えて、試して。
うまくいかなければ、また考える。
そんなことの繰り返しでした。
それでも、一つの現場が終われば、また次の現場へ。
少しずつ経験を重ねてきました。
あれから3年。
最近になってようやく、
「私も少しは慣れてきたのかな」
と思えるようになりました。
あのときの仲間とは、今も
仕事では、それぞれ別の職場へ行くことになった同期たち。
でも、そこで関係が終わったわけではありませんでした。
別々の職場へ行ってからも、機会があれば情報交換をしたり、大変なときには励まし合ったり。
そして今でも時間を作って、ときどき一緒に飲みに行きます。
最初はZoomの画面越しで、
「みんな分かっているのに、私だけ分かっていないんじゃないか」
と思っていた人たち。
その人たちが今では、同じRPAの仕事をする仲間になっています。
「難しそう」から始まったRPA
振り返ってみると、私とRPAとの最初の出会いは、派遣会社の求人に書かれていた、
「RPA」
という、よく分からない3文字でした。
「なんか難しそうだな~」
そう思って、そのときはエントリーすらしませんでした。
それが今では、RPAが私の仕事になっています。
途中、「何度も私には向いていないっ!」
と、心が折れそうになったことも何度もあります。
いまだに、分からないこと
悩むことだってあります。
それでも3年が過ぎて、ようやく、
「RPAの仕事にも、だいぶ慣れてきたかな」
と思えるようになりました。
最初は「難しそう」と通り過ぎたRPA。
私とRPAとの出会いは、そんなところから始まりました。
私とRPAとの出会い|「難しそう」から仕事になるまで
このnoteでは、これまで数秘やレイキについての記事を中心に書いてきました。
そんな中、今回は少し毛色の違う「RPA」のお話です。
「なんで突然RPA?」
と思われる方もいるかもしれません。
このnoteを読んでくださっている方の中には、個人でお仕事をされている方や、これから自分で何かを始めようとしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
個人で仕事をしていると、本来やりたい仕事以外にも、いろいろな作業が発生します。
データをまとめたり、同じ内容を何度も入力したり、ファイルを整理したり。
一つひとつは小さな作業でも、積み重なると意外と時間を取られます。
そして、一人で仕事をしている人ほど、
「これ、自動でできたら楽なのに」
という作業を自分で抱えていることも多いのではないかと思います。
そんなときに、
「こういうことを自動化できるものもあるんだ」
と知っているだけでも、選択肢がひとつ増えます。
私自身、最初からRPAを知っていたわけではありません。
むしろ最初に「RPA」という言葉を見たときは、
「なんか難しそう……」
と思って、そのまま通り過ぎました。
そんな私が、どうして今ではRPAを仕事にしているのか。
そして、RPAを使うことでどんなことができるのか。
少しでも、
「こんな便利なものもあるんだ」
と知ってもらえたら。
そんな思いから、これから少しずつRPAについても書いてみようと思います。
まずは、私とRPAとの出会いから。
次回は、
「ところで、RPAってそもそも何?」
というところから、もう少しRPAについて書いてみたいと思います。
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