5年間名前も知らずに愛でていた花が、世界ワースト100だった件



庭の隅に据えた鉢に植えて5年、この時期になるとぽんぽんと橙色の花を咲かせるこの植物。
何の花だったかすっかり忘れていたのですが、あらためて画像検索を掛けてみたところ『ランタナ』という名前だそうです。
愛らしい球状の花が次々と色を変えることから「七変化」とも呼ばれるそうです。
黄、橙、朱のごく小さな花弁が、内から外へ向かって咲いては広がっていくグラデーションは、水面を盛り上げる湧水を連想させます。
独特の甘い香りがして、小さな蝶やミツバチが寄ってきます。それを狙って小型のカマキリや蜘蛛が潜んでいます。
そんな愛嬌のある花をもこもこと咲かせる一方で、この植物、生命力の強さがちょっと尋常ではありません。
大きめの鉢にがっしりと根を張り、脇から雑草が伸びようが、水をやらずに連日放ったらかそうが、大胆に枝を剪定しようが何のその。
何なら鉢をぶち抜いて地面に根を刺し込み、メキメキと成長しています。地植えしていたら、えらいことになっていたのではとさえ思わせます。
毎年この時期には勢いよく枝が伸び盛るので、鉢のサイズに合わせて思い切り剪定します。それはもう、ぶどうで言えばデラウェアの実を全部むしり取る勢いでやったります。※冒頭の写真は剪定前です。
ところで、今回の記事を書くにあたって調べてみたところ、こんな記述に行き当たりました。
世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。特に熱帯~亜熱帯気候の土地では、よほどきちんと管理してないとそこかしこにこぼれ種で増えてしまい、そうした気候の土地では「植えてはいけない花」と言われることさえある。
ランタナの種子(未熟果実)には「ランタニン」と呼ばれる毒があり、口にすると嘔吐や腹痛などを発症する恐れがあります。ペットや子どもが間違って口にしないように注意してください。
