【政界のダメオヤジたちを一掃したい!世代交代を熱望する台湾国民〈国民党の党主席選挙〉】
昨日の夜、国民党の党主席は、前立法委員の鄭麗文氏が6万5122票、50.15%の得票率で元台北市長の郝龍斌氏(4万6551票)を破り、国民党主席に当選しました。
国民党の新しい主席 鄭麗文氏、おそらく大多数の日本人にとって「誰?」状態だと思う。
台湾の政治家の中でもダントツレベルの高学歴の他、説得力のあるスピーチ、自分の意見が理にかなっているなら相手には絶対譲らないような威圧するような迫力、遠くからでも聞こえるでっかい声量(台湾人は比較的に声大きい人多いよね😁)。
国民党の王鴻薇氏や徐巧芯氏と並び、台湾人の中では知らない人はいない、かなり有名な女性政治家である。
国民党は長い間、台湾国民に希望を持たせては、失望に終わってきた。
統一地方選では勝ったのに、総統選では負ける。
国民がチェンジを切望しているのに、国民党の中の闘争で結果がダメになるようなことが何回もあった。
「『老藍男』たちのせいだ!」
「老藍男」というのは年老いた国民党員のこと(「藍」は国民党の色)。まあ 日本語に言い換えると、国民党の中の老害。
民進党は、野党としては最適だが、国を統治する与党としては全くと言っていいほど不適格な政党であるということは、この9年間台湾人はたくさんの痛みを経験してきて、身にしみるほどわかったことである。
「とにかくこの党を倒さねば、台湾は空っぽになる」
と台湾人からよく聞く。
私も、これ以上民進党が台湾を統治してたら、台湾はますます世界から取り残され、台湾の環境がどんどん汚され、絶望によって暮らせないことによって台湾人が急激なスピードで減って行くんじゃないかなと懸念している。
日本には美化された台湾の姿のみが伝わってくる。台湾の実情を全く報道していないよね。
だからリコール投票での国民党の全勝が理解できない。
台湾といえば中国、のように、中国にやられたのだ、と勝手に思い込む。
今回も、鄭氏の「私は中国人だ」という言葉だけ切り取って(注:この文脈で鄭氏の言う「中国」とは中華民国のことである)、鄭氏の、中華文化で育てられた台湾人は自国の文化を誇りに思うべき、そして中国(注:中華人民共和国)とは平和に共栄共存を目指したい、という重要な言葉には触れようとしない。
話を戻しますが、鄭麗文氏の今回の勝因は色々あると思うが、その中で大きいポイントは3つあると思う。
1つ:元民進党員
元民進党員の彼女は、民進党のことを知っている。国民党からしてみれば、民進党を倒したかったら、元民進党員の彼女を選んだ方が何倍も強い。
2つ:世代交代
前述の通り、国民党支持者は、度々失望させてくれる、党内権力闘争しか知らない「老藍男」達にうんざりしている。
3つ:趙少康氏の撹乱
鄭氏は元民進党だからということを皮肉って「高市麗文」と揶揄されたり、鄭氏の事実上の唯一の競争相手であった郝龍斌氏を支持している著名メディア人の趙少康氏が、選挙には中国が介入している、と民進党の熱心な支持者「青鳥」たち並みのデマを撒いたりして、とにかく圧倒的に支持率が高い鄭氏を何とか落とそうとしていた。
しかし、民進党の悪質な手法に呆れてきた国民党員は、民進党のような手法で自党を壊しかねないこうしたやり方に怒り、却って鄭氏に票を投じた。
今回の国民党主席選、面白かったです。
断言するのはまだまだ早いと思うが、民進党政権終わりの足音、聞こえてきましたね。
民進党(「民主」進歩党)ファーストの「民主主義」、まるで皇帝のように振る舞う賴氏。
このような政党は1日も早く与党の座から退くべきだというのが、現在の台湾人の多数派の考え方です。
