笑顔の効果を見直す~「人を動かす」をヒントに~
先日、私が師と仰ぐ方のセミナーを受講しました。改めて笑顔の価値を感じました。デール・カーネギー氏の「人を動かす」の一節を引用します。
元手がいらない。しかも、利益は莫大。
与えても減らず、与えられた人は豊かになる。
一瞬の間、見せれば、その記憶は永久に続く。
どんな金持ちもこれなしでは暮らせない。どんな貧乏人もこれによって豊かになる。
家庭に幸福を、商売に善意をもたらす。友情の合言葉。
疲れた人にとっては休養、失意の人にとっては光明、悲しむ人にとっては太陽、悩める人にとっては自然の解毒剤となる。
買うことも、強要することも、借りることも、盗むこともできない。無償で与えてはじめて値打ちが出る。
クリスマス・セールで疲れ切った店員のうちに、これをお見せしない者がございましたら、恐れ入りますが、お客さまの分をお見せ願いたいと存じます。笑顔を使い切った人間ほど、笑顔を必要とするものはございません。
会社員時代、人間関係で嫌になってすごくつらかった頃、当時の上司や先輩に話しかけても感じが悪くて、何か報告をしたり、相談をすれば細かな事ばかり言われて・・・会社に行くのが辛かった、嫌だった時期の事を思い出しました。別の会社に転職してパワハラまがいの職場に遭遇。その職場で気持ちが乱れた時もそうでした。いつのまにか周囲には笑顔がないと思える場所にいる事に気づきました。
それでも人生を終わりにしようと全く考える事もなかったのは、家族や友人と笑いあう場にいたからです。疲れた私には、心身の休養の場になったことは間違いなく、友のつながりを引き寄せたのも、笑顔が素敵な人たちに囲まれていたからでした。笑顔を使い切った当時の私に、笑顔が必要だったのです。その笑顔に囲まれて生きてきたから、仕事でつらいことがあっても越えることはできました。
静岡に戻って独立してからは人とのかかわりのストレスはずいぶん減りました。特に仕事の面ではほぼなくなりました。ただ、生活がなかなか立ち行かず、一時は会社のお金がゼロ円になりかけたコロナ禍の時期。もうだめかもしれないと何度も思いました。不眠気味にもなりました。
そんな状況でも、救われたのは家族の笑顔。時折色紙を取り出して、東京から送り出してくれた仲間の笑顔の写真。そして、同じ学びの場でたくさん応援してくださる人たちの笑顔があったからです。豊かな気持ちや感謝は忘れずに、自らの可能性を信じて立ち上がり、大きく業績を伸ばせる段階に到達できました。
今は、笑顔の大切さを問うこともそうですが、笑顔になって場にいることがどのような効果をもたらすのかを説き続けたいです。
笑顔になってかかわっていくと仕事が舞い込みます。その仕事が終われば、次の仕事や依頼がやってきます。従業員が近寄って話をしてくれます。相談があると言って声をかけてもらえます。就職ガイダンスで学生がやってきます。面白いアイデアをたくさんもたらしてくれます。子どもがうれしそうに話しかけてくれます。プレゼントがもたらされます。何よりも、人を見るまなざしが優しくなります。家族の仲も良くなります。
このような笑顔による効果、きっと多くの人が感じているはずです。笑顔になるのは、できそうでできないことだから、当たり前のことだから、やろうと思えば簡単な事だから、笑顔でいるということをやらずに済ませていませんか?笑顔だと緊張感がなくなる、そんなことを職場で言ったら、ハラスメントと隣り合わせになりますよ。笑顔でも緊張感をもっていればいい。顔で出せなければ心を笑顔にしてください。

この笑顔、自分のものですが、結構好きです。このような笑顔をするようになったんです。昔であったら考えられない。笑顔でいられる環境に身を置いて仕事をしているから楽しくなってきますね。
改めて笑顔の効果、見直してみませんか?なぜ笑顔になれないのか?もう一度考えてみませんか?
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