日本だけじゃない。韓国も華僑に寄生されてます。
2025/12/21
https://www.youtube.com/watch?v=Ikg2KoVH_d4
(深田)
ワシントンDCで「日本と中国を戦わせたら、アメリカが得をするよ」というロビー活動をしている華僑集団がいます。日本の言論界は、ワシントンDCで活動している人があまりいません。ワシントンDCで日本がどう言われているのか、中国が何をしているのか、台湾が何をしているのか——そういうことをみんな知りません。だから、すごくイライラしたりモヤモヤしたりするし、そのことを自分が発信すると「嘘つき」「デマを流すな」と叩かれて、なかったことにされてしまいます。
(パク)
韓国も同じくロビー活動が弱いと言われていて、政府だけでなく韓国企業もいろいろロビー活動をしているとは言われています。しかし、実際にはそれが本当に韓国のためには繋がっていない、という話を私も以前DCに出張で行った時に聞いたことがあり、その時かなりショックを受けました。
(深田)
それを聞いた時、私もショックでした。国際的な会議の場では、韓国人は明らかに日本の10倍以上のロビーイング力があるのです。
日本は、政府が資金を使って国際会議や国連に人を張り付けてロビーイングさせる、ということをやっていないのですが、韓国は積極的にやっています。韓国にはロビーストが多くいて、韓国人のロビー活動家が食事に誘ったりして食事会に参加しながら動いています。
しかし、その10倍すごいのが華僑(かきょう)。金の力でまったく勝ち目がない、という感じです。
(パク)
華僑たちは、まるで財力やお金が無限にあるかのように動いているじゃないですか。そうした動きは国連やアメリカでも見られますし、各国でも同じような影響力を発揮しているのではないかと、どうしても思ってしまいます。
(深田)
だから、華僑というのは中国系だけでなく台湾系の華僑もいます。特に中国から台湾に渡った華僑グループが、今、日本から30人の議員を連れて“台湾詣で”をすると言って、ものすごい接待をしているわけです。そうした手厚い接待によって、日本の議員が次々と台湾に連れて行かれている状態です。
(パク)
30人の議員がこれから台湾に行くのですか?
(深田)
「そのお金どうなっているの?」と思います。特に市議会議員なんて、年収はせいぜい1000万円くらいです。それで結婚して家庭を持っていたら、生活はギリギリのはずです。にもかかわらず台湾への往復費用なんて、みんなどうしてそんな余裕で出せるのか。不思議でしょうがない。「それって、接待旅行なんですか?」と思います。
(パク)
韓国は今、政府自体は民主党で政権は変わっているんですが、「ユン大統領を助けましょう」という活動をしている方々がいます。インフルエンサーやYouTuberなど、韓国の不正選挙の話を扱っている人たちが集まったグループがいくつもあります。
その方々が確か10月頃に団体でワシントンDCを訪れました。「韓国の事情を伝えます」と、ヘリテージ財団など本当に大きなシンクタンクのトップメンバーと会って韓国の状況を説明したり、アメリカの議員たちにも会って韓国の話をしていたり、そういう活動をしていました。
その時に一つ、「すごいな」と思ったことがありました。その人たちは全員アメリカに行くわけですが、同じく韓国の保守派を支持する一般の人たちも参加できますよ、という募集広告を出していたのです。そして「ホテル代や飛行機代などの費用はすべて自分たちで負担します」と告知していたのです。
(深田)
どこの団体ですか?
(パク)
韓国のKCパック、そうした方々が集まっている団体があります。その方々は韓国で主に不正選挙問題をテーマに活動していて、アメリカでもさまざまな取り組みを行っています。そこで、「韓国の一般の人たちも自由に参加できますし、費用はすべて自分たちで負担しますのでご安心ください」という案内をしていました。しかし、その費用は相当な額になるじゃないですか。アメリカへの飛行機代も、たとえエコノミーでもそれなりの金額ですし、アメリカのホテル代なんて安くはありません。
(深田)
安くて、一晩で300ドルです。
(パク)
だから、そういう様子を見て、多くの人が「この資金は、どこから支援を受けているんだろう?」とざわついていたことがあったのです。そのことを、今のお話を聞いて思い出しました。
(深田)
アメリカでジェイソンがロビー活動をしています。すると、一人一人がどんどん取り込まれていっているような感覚があります。前に一緒に活動していた人たちが、あれほど「台湾には気をつけろ」と言っていたのに、突然台湾側から国賓級の待遇で招かれて、ビジネスクラスの航空券に高級ホテルの宿泊、さらに政治家とのパーティーで重要人物のように持ち上げられたりしているのです。
日本でも、私と少し関わった人たちが次々と台湾詣でに誘われたり、しかも安倍元首相の側近たちが集まる重要なパーティーに招かれたりしています。あの機動力は本当にすごいなと思います。
(パク)
いろんな方面から動いているんだなというのは、日本だけでなく韓国でも感じます。そして難しいなと思うのは、保守派の人たちのほうがより積極的に動いているように見えるところです。アメリカでも主に動いているのは保守派ですし、韓国も今の流れを見ると保守派中心にかなり大きな動きが出ているじゃないですか。日本でも同じことが起きていますし。
私自身の中でも結構葛藤があって、というのも、こうした動きがとても巧妙です。ですので、私たち一般人は何を基準にして正しく判断すればいいのか、本当に難しいと感じることがあります。
(深田)
最初は「青幇(チンパン)や浙江財閥が悪いんだ」と言っていた人たちも、ある時から急に「深田萌絵の話は嘘で、自分は深田萌絵に騙されて発信していた。だから前言をすべて撤回して、全部ひっくり返します」と言い出す人までいるんですよね。
(パク)
今、本当に悲しいですよね。
(深田)
韓国で、ジェイソンが書籍『THE BIG PLOT』の話をしただけで、ものすごい妨害を受けましたよね。
(パク)
妨害もありましたし、韓国で『THE BIG PLOT』を出版しようとした時には、出版社の社長の知り合いで、保守派のインフルエンサーや影響力のあるYouTuberの方がお友達にいらっしゃったんです。その方に「推薦書を書いていただければ、この本の重要性がもっと多くの人に伝わりますよ」と言われて、お会いしたことがあります。
その時にいろいろ話をする中で、一般的に知られている“中国と台湾、日本との関係”と、韓国が実際に直面している状況とのギャップ――つまり、真実と表に出ている情報のズレについて説明したり、韓国の保守団体が実はどこと裏で繋がっているのか、ということもお伝えしたりしました。
すると、その方は「ちょっと信じられない」と驚いたような反応で、アメリカ系の保守団体で活動している人たちにも知り合いがいるので、なおさら信じがたい様子でした。それでも「推薦書はちゃんと書きますので、また連絡します」と言って、一旦帰られました。
しかし、何週間経っても連絡がなくて、もうすぐ印刷に入るというタイミングなのに全然音沙汰がありませんでした。そこで出版社の社長に「この方って、推薦書いただけましたか?」と確認してみたら、「実は撤回されたんです」と言われました。
理由を聞くと、「この本の内容やジェイソンさんの考え方が、自分がこれまで発信してきた内容とは異なるので、推薦書は書けません」と断られたとのことでした。
その後、その方はKCパックなど、そういった団体の人たちと関わりを持つようになっていて、先ほど話したDCのイベントにも参加されていました。だからジェイソンさんの話が、その方には届かなかったのかな、という風に感じました。
そこから私は、韓国の保守派のサポーターの方々の間でも、華僑の話などがかなり広まっていて、韓国国内ではそれが受け入れられない状況になっているものの、今では多くの人に知られるようになっていることを感じました。
そして、私は今年の初め頃から、そうしたことを自分の意図しないところで経験してしまい、正直少し悲しい気持ちになっていたんですよね。
(深田)
韓国、日本、アメリカでも同じなんですが、保守派の団体にものすごく食い込んでいます。日本でも、保守団体を作ろうとすると、台湾の方々から「お金が必要な時は言ってくれ」と支援の話が来ることがあります。私の知り合いの活動家も「活動するときは台湾から資金が出るから声をかけてね」と言われた、と話していました。だから、本当に彼らの資金力ってすごいです。
(パク)
それが本当に、誰も逃れられない最大のポイントというか、彼らの一番の手段なんだろうなと強く感じています。しかも、そうした大きな団体だけではなく、今の韓国では「目覚めました」と言って集まってくる若い人たちによる、保守派の若者グループも存在しています。
その団体は、最初は本当の意味で保守活動をしていて、ユン大統領を守るという活動を続けていたので、保守派の人たちから強く支持されていました。ところが、夏あたりから徐々に雰囲気が変わり始めて、彼ら自身の様子もどこか変わってきました。
例えば、台湾の国旗を一緒に掲げて「韓国・アメリカ・日本・台湾、この4つの国が協力しなければなりません」というスローガンを出したりしていました。
さらにもう一つ印象的だったのが、ガイ・フォークス・マスクです。民主化運動の象徴として使われるもので、香港の民主活動でも参加者が着けていたことがあります。もともとは、昔イギリスで民主活動のシンボルになったマスクです。そのマスクをつけて、毎週デモをしていました。韓国ではそのマスクに対して特に悪いイメージはなかったので、一般の人たちも気にしていませんでした。
ところが、ある時期からそのマスクを着けたデモが増え始めて、そこから「何か雰囲気が変わったな」と、みんなが感じ始めたのです。最近ではその動きがだんだんヒートアップしてきて、「本当に韓国やユン大統領のために動いているのか?」と、疑念を持つ人が増えてきています。
そういう様子を見ていると、昔の香港の民主化運動でも、背後に華僑の影響力があったとか、ジョージ・ソロスの資金が入っていたとか、そういう話がありました。同じように、韓国もそうした影響を受けているのではないかと疑っている韓国の人たちがいます。
もう一つは、彼らが使っている表現についてです。普通、韓国人のことは「韓国人」と呼びます。ところがその団体では、「大漢人(だいかんじん)」という言い方をしていて、“大きい”を意味する「大」に、中国の民族を表す“漢”の字を使い、そこに“人”をつけて表現するのです。
(深田)
グレーターチャイナ?
(パク)
普通に考えて、その表現に使われている漢字は韓国人を指す漢字ではありません。しかし、彼らはその単語を秋ごろからずっと使っています。
しかも、今韓国ではもう一つ問題があって、韓国のネットゲームの世界でも同じことが起きているのです。「保守活動をしたくても外は寒いから、ゲームの中でデモをしましょう」と言って、その保守団体がゲーム内に入ってきたのですが、そこでも例のマスクを使ったり、“大漢人”という表現を使ったりしています。
また、昔の韓国には、今の国旗のデザインとは違って、渦を巻くような形の模様が入った旗がありました。これは独立運動以前に使われていたもので、現在では良くないイメージがあるため使われていない国旗なのですが、彼らはそれを少し取り入れたりもしていました。
だからこそ、周囲から「これって違うよね」と何度も指摘されているにもかかわらず、その団体はなかなか修正しようとしません。そのため、「本当に韓国のために活動しているの?これってどうなの?」と強く疑っている人たちが多いです。
(深田)
戦前の右翼があれほど結集した理由のひとつに、「大東亜共栄圏」という東アジアで経済圏を築こうとする思想があったわけです。これは、いわばグローバリスト思想です。
その構想に力を注いでいたのが岸信介氏で、日本の保守団体の多くも大東亜共栄圏を支持していました。だからこそ、韓国併合や、やらなくてもよかった日韓併合、満州国の建国など、経済圏づくりのために動いていたわけです。
今の中国は「グレーターチャイナ構想」で、何でも“グレーター”と言って拡張しようとしています。それを踏まえると、「大漢人」という表現で漢民族の“漢”を使うのも、グレーターチャイナ思想で見れば腑に落ちます。
(パク)
だから、その漢字の使い方には本当に違和感しかありません。それなのに、多くの人が「それはちょっと違うんじゃないか」「もう一度検討してもらえませんか」と意見するだけで、逆に攻撃されてしまいます。「どこかで見たことがあるような光景だな」という状況が、今の韓国でも繰り返されています。
(深田)
韓国だって、統一協会が掲げているのは「韓国と北朝鮮を統一しましょう」という考え方でしょう。やっていることは、まさに“グレーターコリア”そのものです。
(パク)
本当に、どちらが正しいのか。今の韓国社会がどんな構図で割れているのか、正直よくわからなくなってしまいます。
(深田)
だいたい日本と同じだとすれば、昔から言論活動をしている人たちにお金が流れていて、台湾支持などの流れがあるのだと思います。そして、その流れとは別の新しいグループも台頭してきているのではないか、と感じています。
ただ、幸いにも韓国と台湾は関係が良くなかったので、そこまで大きな影響にはならなかったのではないかとも思います。
それにしても、日本人って本当に単純で、すぐ騙されちゃいます。「あなたが好きです」なんて言われたら、すぐコロッといってしまうところがあるんですよね。
(パク)
韓国はこれまでの歴史を振り返ってみても、自分たちの国が一度も安定を保てた時期がほとんどありません。ずっと中国をはじめとした外部からの攻撃が続いてきたし、騙し合いの歴史も長かった。だからこそ、韓国人は本能的に疑い深いです。
(深田)
それがむしろ良いところだと思います。だから韓国は生き残ってきたんだと思います。実際、中国人の間でも「朝鮮族と関わると滅びる」とよく言われているくらいですから。だからこそ韓国は滅びなかった。逆に言えば、ずっと生き残ってきたわけです。
(パク)
韓国戦争があった時にも、釜山だけが残るほどの状況だったのに、そこからすべてを立て直して、今ではここまで成長したじゃないですか。ある意味、本当にすごいことです。
(深田)
朝鮮戦争博物館に行くと、「なぜ韓国人が生き残れたのか」ということが本当によくわかります。兵力の差は棒グラフで示されていて、北朝鮮軍と韓国軍の数がほぼ1対10くらいで、「これは絶対に韓国は死ぬな、全滅だな」と一目でわかるわけです。
さらに、その横には年表があって、朝鮮半島内で戦いがどのように進行したのかという年表と、同時期に国連でどんなロビー活動が行われ、どのような決議がなされていたのかという年表が、パラレルに並べて書かれています。
どのタイミングで国連でのロビー活動が功を奏し、国連が助けに来てくれたのか——それが詳しく書かれています。この感覚、つまり「国際社会の場で国連を味方につければ、自分たちは生き残れるんだ」という意識を、しっかり養っているところが本当にすごいなと思います。
(パク)
あの博物館は本当におすすめです。もし韓国に旅行される機会があれば、ぜひ一度足を運んでみてほしいです。
(深田)
北朝鮮軍の戦い方が、本当にえげつないです。足に鉄の鎖をつけて、3メートルくらいの鉄の杭に繋ぎ、絶対に逃げられないようにして、そこで銃を構えさせて死ぬまで戦わせる。トイレにも食事にも行けない。あの“当時の記録資料”を見ると、「これは本当にやばい」と思います。戦争の残酷さ、戦争の現実が、朝鮮戦争博物館はあまりにもリアルで、驚かされます。
一方、日本には戦争の実態をきちんと示す博物館があまりなくて、右翼と左翼のプロパガンダ的な展示が多いです。「戦争でみんなかわいそうでした」というものか、「日本軍は素晴らしかった」と美化するものかという両極端です。
もし、日本においても理論的に兵力の差が示されていて、「日本は当時どれくらいの兵力があり、国民党軍はどれくらいで、共産党軍はどれほどで、ソビエト連邦は何をしていたのか」など、そういった情報が年表として整理されていたら、第一次世界大戦や第二次世界大戦について、私自身もっと理解できたんじゃないかなと思います。
(パク)
そういう情報は、本来なら小学生や中学生の時に、学校の社会科見学で博物館に行って自然と目に触れるものじゃないですか。そうやって早い段階で、“戦争”というものがどれほど多くの人を傷つけ、どれくらいの被害をもたらすのかを理解できるようになると思うのです。
そうすれば、こんなふうに利権のためのプロパガンダが横行するような状況にはきっとならないはずです。
(深田)
それから、国際法についてもきちんと書いてあります。だから思うのですが、日本人は国際法に関する感覚が本当に弱いです。「国連なんてすぐ脱退だ」なんて言って、国連を全否定してスッキリした気分になっている人もいます。
しかし、基本的に“戦争”は国際法のルールの中で行わなければならない、という建前があるわけです。もちろん、実際には守っていない国もたくさんありますし、みんな“守っているフリ”をしている。中国だってフリだけはするし、脱法行為なんていくらでも行われています。
だからこそ、まず“基本的なゲームのルール”を理解した上で、「何が脱法行為なのか」「その脱法行為を国際社会の場でどう非難するべきなのか」、そうした方法もきちんと身につけていかなきゃいけません。
(パク)
だから、私も韓国の国際法についての本を買って読み始めました。何冊か購入しているのですが、忙しくてまだ読んでいる途中です。しかし、そういう基本的な知識を一緒に身につけていくことって、本当に大事だなと最近つくづく感じています。
(深田)
今、「国際法を守っていない国は結構ある」と書かれていましたが、確かにその通りです。しかし大事なのは、そもそもどういうルールがあって、どのように破られているのか、そして「なぜ彼らはそれを破ることができるのか」という点です。
日本には敵国条項がついているから、もし日本が国際法を破ったら、一撃で、しかも宣戦布告も何もなしに潰される可能性がある。このリスクを常に背負っているわけです。しかもその時、国際社会が批判してくれない——そういうペナルティを負っています。
一方で、韓国が生き残れたのは、国際社会が北朝鮮軍を批判したからです。弱い国が強力なロビーイングを発揮して、国際社会を味方につけるというのは、本当にすごいことです。
逆に台湾も、国土の面積は小さいけれど“半導体外交”を展開して、「逆らったら半導体は供給しないぞ」という圧力を使いながら外交をしている。あれはあれでうまいやり方です。
だから、小さい国が生き残るために必要な“国際感覚”というものを、韓国は本当によく持っているなと思います。逆に日本にはその感覚があまりにもなさすぎて、「どうしてなんだろう」と感じてしまいます。
(パク)
あの時代は、イ・スンマン元大統領などが、かなり積極的にアメリカと話し合いをしていた時代でした。しかし、今はどうなんだろうと思うと……ちょっとクエスチョンマークがつくところはあります。
(深田)
今はアメリカが弱いから。
(パク)
あの時のように同じことができるのかな、という気もします。アメリカの状況もそうですし、世界全体が今かなり不安定な時期に入っているな、という印象があります。
(深田)
条約の歴史は、読んでみると本当に面白い。今回、日本に対して中国が「サンフランシスコ条約を取り消すよう求めるぞ」と脅してきました。そしたら、日本側の一部のメディアや右派が「サンフランシスコ条約がなくなったら下関条約に戻るから、台湾は俺たちのものだ、やった!」みたいなことを言い出していて。
しかし、下関条約からサンフランシスコ条約の間には、降伏宣言やポツダム宣言、カイロ宣言といった別の国際条約があって、その中で台湾の扱いがどうなるか既に書かれているのです。
だから、サンフランシスコ条約がなくなったら一つ前の条約に戻る——つまり、日本はすでに台湾を手放している、ということがわかるはずです。それなのに、そこをあえて無視していきなり下関条約まで飛んでしまう。そして、何も知らない人はそれを信じてしまいます。
(パク)
知らなかったら普通に信じてしまいますし、国際条約の仕組みをきちんと理解できない——つまり、そういう知識がない人たちは、本当にそのまま信じてしまいます。「国が言っているから」と。
(深田)
しかも、歴史の勉強って「ベルサイユ条約を結びました」とか、「ポツダム宣言を受諾しました」とか、「サンフランシスコ条約を締結しました」みたいに、条約名だけが書いてあって、肝心の“条文そのもの”は読めません。
(パク)
歴史の教科書には条文なんて載っていなくて、「○○条約 ○年」「○○条約 ○年」と、大きなタイトルだけが縦に並んでいるだけじゃないですか。「だいたいこういう内容でしたよ」「それで今こうなりましたよ」という簡単な説明だけ。だから、学校の勉強だけをしていても、実際の条約の中身なんて全然わからないままです。
(深田)
条約は、よく見るとせいぜい数ページ程度です。TPPみたいに何十ページ、何百ページ、何千ページにも及ぶものとは違って、昔の戦争に関する条約はとてもシンプルで、ほんの数ページ。だから読もうと思えばすぐ読めちゃいます。
しかし、その“ペラペラの条約”ですら、自分は全然知らなかったんだなと思って、本当に驚きました。
(パク)
だから、この一年は自分の人生の中でも本当に大事な一年だったなと、心から思っています。いろんな視野が広がったというか、見える世界が大きく変わりました。
(深田)
本当に、パクさんはすごく勉強熱心で、ニュースもしっかり読んでいるじゃないですか。韓国のこともいろいろ教えてもらえて、本当に助かっています。
