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アズプラス、アプサラス、アプラクサス

昔書いた文章を読み返しています。
ヘルマン・ヘッセと誕生日が一緒だと知った時は、とても嬉しかったですね。

2012年6月16日
鳥は卵の中から抜け出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名は、アプサラスという…
いや、アプラクサスという。

冒頭にある、唐突な文章は、ヘルマンヘッセの「デミアン」からの抜粋です。一部改編ですが。
エーミール「そうか、つまり君はそういうやつだったんだな。」で有名な「少年の日の思い出」を中学生時代に初めて読んだとき、ちょうちょを探し求める「僕」の心理描写が生々しいというか、すごくリアリティーがあって瑞々しい文章であったことを思い出します。
ここの部分がすごく印象的で、自分を「僕」に投射して、「あのなんともいえぬ、むさぼるような、うっとりした気分」に共感を覚えたことを、今も鮮明に覚えています。

などと、適当なことをつらつらと書きましたが、ご飯を食べるようにごく自然に、しかも好き勝手に本を読み散らかすことができた学生時代って、幸せだったのだなと思います。
今は、いかに効率的に本を読めるかとか、疲れてるからだらだらしたいとか、いろんな欲望があって、なかなか以前のように本を読めてません。。

アプサラスってなんだっけ・・・?
あと、アズプラスも・・・?

引用:ヘルマン・ヘッセ『デミアン』高橋健二訳、新潮文庫

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