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楽しんでいるだけで地域が回り始める。FKT Mallの「まち探検」

意外と、地元を知らない。——地域アプリで「お店探し」が遊びになる

最近、地元で新しいお店を見つけたのは、いつですか。

そう聞かれて、すぐに思い出せる方は、意外と少ないのではないでしょうか。

買い物は、いつものスーパー。
外食は、行き慣れたお店かチェーン店。
少しこだわったものが欲しいときは、インターネットで探すか、街まで出る。

私たちの日常は、だいたいこの範囲で回っています。

私は滋賀県甲賀市で、有限会社吹田総業という会社を経営している吹田と申します。

セブン‐イレブンのオーナーとして20年以上、地域の現場に立ってきました。

そして現在は、**「FKT Mall(FKTモール)」**という地域のオンラインモールを、三重県伊賀市と愛知県清須市で運営し、名古屋市中区でも立ち上げを進めています。

この連載も、今回で3本目になりました。

1本目は、地域のモールを運営する「モールオーナー」の話。
2本目は、そのモールに参加する店舗オーナーの話。

今回は、FKT Mallを実際に使っていただく人。

つまり、あなたのお話です。

「近くにないから、よそで買う」は半分だけ本当です

前回の記事にも書きましたが、私たちが「近くにないから」と思って地域の外で買っているものの中には、本当は地元にもあるものが少なくありません。

ないのではありません。

あることを、知らないだけなのです。

これは、利用者が悪いわけではありません。

個人のお店は、大手チェーンのように、大きな看板や広告で存在を知らせる力を持っていないことが多いからです。

地元に何十年住んでいても、隣町の路地にあるパン屋さんを知らない。

腕のいい整体の先生が近くにいるのに、存在を知らない。

個性的な雑貨店や、こだわりの商品を扱うお店があるのに、いつも通る道から少し外れているために気づかない。

そんなことは、いくらでも起こります。

だったら、わざわざ遠くまで出かけなくても、地元の魅力を発見できる道具があればいい。

それを用意するのが私の仕事だと思い、このモールを作りました。

地域アプリ「FKT Mall」でできること

FKT Mallは、地域のお店を見つけ、実際にめぐって楽しむための地域アプリです。

アプリストアからのダウンロードは必要ありません。

スマートフォンのブラウザから、そのまま利用できます。必要に応じて、ホーム画面に追加してアプリのように使うこともできます。

登録も利用も無料です。

FKT Mallを開くと、地域のお店の情報や、お店からのお知らせ、会員向けのクーポンなどをまとめて見ることができます。

「今週は、あのお店がこんなことをやっているのか」

「近くに、こんなお店があったのか」

「普段は通らない場所だけれど、今度行ってみよう」

チラシを一枚ずつ集めなくても、地域のお店の情報をスマートフォンから確認できます。

それだけでも、自分が住んでいる街の見え方が少し変わるはずです。

どのような雰囲気のアプリなのかは、約1分の紹介ムービーを見ていただくのが早いと思います。

動画では、地元のお店との新しい出会い方や、街を探検するようにお店をめぐるFKT Mallの楽しみ方をご紹介しています。

お店探しが、遊びになる

FKT Mallで私が特に楽しんでいただきたいのは、単にお店の情報を見ることではありません。

実際に街へ出て、お店を発見することです。

FKT Mallには、加盟店をめぐってスタンプを集めるスタンプラリーがあります。

10店舗をめぐってスタンプを集めると、対象のお店で使える500円引き券がもらえます。

最初は、

「500円お得になるなら、行ってみよう」

という理由でも十分だと思っています。

そのきっかけで初めて入ったお店が、思っていた以上に良かった。

店主と話してみたら面白かった。

商品やサービスを気に入り、次からの行きつけになった。

そんな出会いが生まれることに、大きな意味があります。

スタンプを押しながらお店をめぐると、前に訪れたお店から次のお店までの移動距離が、まち探検の累計距離として記録されます。

スマートフォンが常に実際の歩行ルートを追跡するというものではありません。

スタンプを押した店舗間の距離を積み重ねながら、どれだけ地域をめぐったのかを楽しむ仕組みです。

伊賀では現在、累計100kmを目指す 「イガイチチャレンジ 100km」 という企画を進めています。

地域のお店を訪れ、スタンプを集めながら、伊賀の街をぐるっとひと回りするような感覚で楽しんでもらう企画です。

まちを歩く。
お店をめぐる。
知らなかった場所に立ち寄る。

そうしているうちに、累計の移動距離が少しずつ増えていきます。

私たちは、これを 「まち探検」 と呼んでいます。

攻略しなければならないゲームではありません。

速さや順位を競うものでもありません。

散歩や買い物の延長として、肩の力を抜いて楽しんでいただければ十分です。

「こんなお店があったんだ」が増えていく

地元で暮らしていると、知っているつもりになっている場所がたくさんあります。

いつも通る道。
いつものスーパー。
いつもの飲食店。
いつもの買い物先。

しかし、一本裏の道に入ると、知らないお店がある。

少し離れた地域に、面白い店主がいる。

普段は買わない商品でも、話を聞いてみると欲しくなる。

街には、まだ気づいていない魅力がたくさんあります。

観光地へ行ったとき、私たちは地図を見ながら新しい場所を探します。

初めて見るお店に入ります。

地域の名物を探し、知らない道を歩くことを楽しみます。

ところが、自分の地元では、同じことをあまりしません。

FKT Mallを使って、自分の街を少しだけ観光客のような目で見てほしいと思っています。

「この店、前からあったのかな」

「こんな商品を作っている人が近くにいたんだ」

「次は家族や友人と来てみよう」

そんな小さな発見が増えることが、FKT Mallの一番の価値かもしれません。

楽しんでいるだけで、地域が回り始める

ここで、少しだけ真面目な話をさせてください。

一人ひとりは、便利で安い方法を選んでいるだけです。

近くに欲しいものがないと思えば、インターネットで買う。

品揃えが多い場所まで、車で出かける。

知っているチェーン店を選ぶ。

それぞれの選択は、合理的です。

しかし、その選択が積み重なると、地域のお店にお金が回らなくなります。

地元のお店が減る。
買えるものが少なくなる。
さらに地域の外で買う人が増える。
そして、また地元のお店が減っていく。

一人ひとりは正しい選択をしているのに、全体では悪い結果につながってしまう。

経済学では、こうした状態を 「合成の誤謬」 と呼びます。

ただ、利用者のみなさんに、地域の未来を重く背負ってほしいわけではありません。

「地元のために、我慢して買ってください」

「地域のお店を守るために、多少不便でも利用してください」

そう言いたいわけでもありません。

むしろ、逆です。

楽しく地元を回っていただくだけでいいのです。

ゲームのような感覚でお店をめぐる。

スタンプを集める。

気になった店に入る。

気に入った商品を一つ買う。

よかったお店を家族や友人に話す。

それだけで、人とお金が地域の中を少しずつ回り始めます。

利用者が楽しんでいることが、そのまま地域のお店を知るきっかけになる。

そして結果として、地域の商売を支えることにつながっていく。

FKT Mallは、そのような仕掛けを目指して作っています。

まずは、地図を開いてみてください

意外と、地元のことは知らないものです。

長く住んでいる地域でも、まだ入ったことのない店があります。

知らない商品があります。

一度も話したことのない、面白い店主がいます。

FKT Mallは、現在、登録も利用も無料です。

登録は3ステップで完了します。

登録が終わったら、まずは地図を開いてみてください。

「こんなお店が近くにあったんだ」

そう思える発見が一つでもあれば、うれしく思います。

次の休日に、散歩がてら一店舗だけ立ち寄る。

そこから、まち探検を始めてみませんか。

FKT Mall 会員ページのご案内

意外と、地元は知らない。

だからこそ、まだまだ新しい発見があります。


有限会社吹田総業 吹田

note:https://note.com/fukita_ai

公式サイト:https://fkt-office.com

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