部活動廃止での学校の影響と考え
近年、部活動地域移行が社会問題になっており、私も経験者としてたくさん記事を書いてきた。
少子化や教員の働き方問題で部活動を廃止するのは反対意見で、部活動で子どもの成長や失敗、挫折や成長の機会が失われるのは、子どもたちの将来が心配になる。
今回は部活動廃止での学校の影響をテーマにお送りします。
部活動地域移行に興味を持ったきっかけ。
去年の5月から半年間、フルートレッスンで他の教室に通う学生の生徒さんについて、向き合っていた。部活を続けるか、部活辞めて楽団に入るか悩んでいて、学校の部活動と楽団と両方経験のある私が色々経験談やアドバイスをし、情報共有してきた。
先生にも生徒さんにも色々役立って、感謝の気持ちも頂けて、とても嬉しかった。吹奏楽のイベントに参加した時に仲良くなった参加者が「学校の部活動無くなるらしいよ」とお話してくださり、調べてみたら初めて部活動地域移行を知った。そこから興味を持ち学生の生徒さんの件にも絡んでくるだろうし、経験者として考えていけたらと思った。
部活動廃止での学校の影響。
学校の魅力や価値が無くなる。
学校の魅力といったら、部活動ではないでしょうか?部活動があれば、生徒も意欲的に活動ができ、学校祭などの学校行事で活躍できる。大会やコンクールに向けて練習して、出場して結果を残す。部活動がなければ、学校行事も大会やコンクールも寂しいものになってしまう。
学校生活のメリハリが無くなる。
部活動があった頃は、朝早く登校して朝練をして、教室に向かい、1日授業を受け、放課後は部活動をやるという、メリハリがあり、充実した学校生活を過ごすことができた。
部活動が無くなるとどうなってしまうのでしょうか?朝登校して1日授業を受けて帰宅するの学校生活になってしまい、成績が上がらない。学校に行かなくなる子が増える、問題行動を起こすなど、良いことない。部活動が楽しみで学校に行っている生徒が多いし、モチベーションの低下にも繋がる。
受験にも影響が…
部活動で活躍すると、部活動推薦で志望校に受かりやすかったり、面接でアピールすることができた。面接では自己アピールや長所、短所など聞かれることが多く、部活動で自分の強み弱みがクリアーに見えてきて、自己分析ができる。
地域移行じゃなく地域と連携を。
地域移行の目的は地域の方と交流し、活性化を図ると言われている。部活動を廃止して地域の活動に移行してしまうと、生徒や保護者の方の家庭的負担が大きくなってしまうし、地域の活動と学校との連携がうまくいかない。
また学校の部活動を継続してしまうと、練習や活動は学校で行うことで閉鎖的になってしまい、教員の業務が集中してしまう。
部活動の運営を学校に集中せず、地域交流を目的とした発展学習として、地域の団体、外部の活動と連携した活動に変換できたらと思う。学校と地域の活動どちらか負担が偏ってしまわず、それぞれ良さが活かされて、部活動を守ることができると考えられる。
例えば…(あくまで私の考えです…。)
平日は学校で、土日は地域の団体と合同で地域の公共施設で練習する。地域の団体も学校に来て合同で合奏するのも◎。
部活動の顧問を教員に集中せず、部活動指導員や外部指導者を委託して継続させる。
試合や大会やコンクールで学校の部活動と地域の団体が一緒に出場やコラボし、交流の機会を増やす。
いちばんは生徒の居場所を確保すること、生徒の成長できる経験をさせること。
学校行きたくない、勉強が嫌いな子どもが部活動を始めたら、学校に行くのが楽しみになり行くようになったように、部活動で救われた人も多いのではないでしょうか?
部活動で生徒の居場所ややりがいを作る、仲間とともに切磋琢磨し、楽しいことも辛いことも失敗も挫折も経験でき、自信がつく、メンタルの向上に繋がる。部活動は学校においての居場所づくり、苦楽を経験できる場所だからこそ、なくしてはいけない。
また、部活動が無くなってしまうと毎日授業漬けの学校生活になってしまい、学習塾のような場所になってしまう。
部活動を通じて子どもの居場所を守る、人としての成長の機会を作る、これが学校の部活動における大きなテーマだ。
