トレーニング用語③

第3回は膝抜(ひざぬ)き
お家の人にサッカーボールを両手(りょうて)で、手の甲(こう)が下になるように持ってもらい、床(ゆか)と並行(へいこう)になるように腕(うで)を伸ばしてもらってください。お家の人と向かい合って立って、手に持ったボールの1センチくらい上に、自分の両手を差(さ)し出して下さい。お家の人が合図(あいず)なく突然(とつぜん)落としたボールを追(お)いかけて手のひらを上にして下からボールをキャッチしてください。うまくキャッチできた人は膝(ひざ)が抜(ぬ)けていると思います(※細かく言うと、股関節と上腕を外旋し、足裏をフラット接地にできたら完璧!)。
この膝抜(ひざぬ)きは、いろいろな場面(ばめん)で使えますが、1番効果(こうか)があるのは、球際(たまぎわ)だと思います。
試合中(しあいちゅう)、相手(あいて)が体を当(あ)ててくる瞬間(しゅんかん)、膝(ひざ)を抜(ぬ)いて落下(らっか)しながら体を当てたり、1度落下(らっか)して、地面(じめん)から受(う)ける反力(はんりょく)を利用(りよう)して体(からだ)を当(あ)てます。
この反力(はんりょく)を利用(りよう)した動(うご)きは柔道(じゅうどう)でも有効(ゆうこう)でした。私が柔道部(じゅうどうぶ)に頼(たの)まれて教(おし)えたときに、柔道部員(じゅうどうぶいん)は腕(うで)の筋力(きんりょく)だけで相手を引っぱって崩(くず)そうとしていたので、私が「こうやって膝(ひざ)を抜(ぬ)いた反力(はんりょく)を使(つか)えばより強い力で引っぱれると思う」と見本(みほん)を見せましたら、彼らは「これは使(つか)えます」と目を丸(まる)くしました。
サッカーでは、球際以外(たまぎわいがい)にも、キック、トラップ、走(はし)り、素速(すばや)く動き出すときなど、あらゆる場面に有効(ゆうこう)です。
まだ、ほとんどの子が膝抜(ひざぬ)きを使いこなせていない気がします。完璧(かんぺき)に膝抜(ひざぬ)きをマスターしてしまいましょう。
では、また。

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