動作はバランスを崩すことから生じる 2020年6月29日(月)

15年前に当時京都大学教授(現在関西大学教授)小田伸午氏が、東京工業大学で行われた学会で講演された時のメモ書きが出てきましたのでご紹介します。

動作はバランスを崩すことから生じる-二軸動作の使い方-  小田伸午
・ バランスにはスタティック(静的)バランスとダイナミック(動的)バランスの2つがある。
・ 前へ出るときは踵で蹴って(踵を踏んで)膝を抜く。膝を伸ばして蹴るのではない。
・ 足首は伸ばさずに曲げたまま走る。
・ ロナウジーニョの重心は遊脚側にある。ボールをまたぐときは外転&外旋。
・ 股関節が外旋(膝頭を外へ)した側に重心は行く。
・. ボールを蹴るときは立ち足を球に合わせるのではなく、蹴り足を合わせる。
・ 下(ピッチ)が滑りやすいとき、中心軸でインサイドキックをすると転ぶ。
・ タックルするときは、相手から遠い軸で蹴って当たるのではなく、膝を抜いて重心を相手の方に移動してパワーフットをコンタクトさせる(先日、オンライントレーニングの際にT君からタックルで飛ばされるという話がありましたが、この感覚が分かれば負けなくなります※実際数年後、彼はタックルで彼は飛ばされないどころが相手を転ばすようになった)。
・ 敵をブロックするときは肩関節(上腕)を外旋させた方が強い。つまり手のひらで敵を押さえるのではなく、手の甲を敵に当てる。

世界トップ選手の動作とその感覚を探る
       ~感覚が異なれば動作も異なる~
・ 従来はオフの遊脚で蹴るように我々は教わってきたが、一流選手はオンの足で蹴る。
・ 様々なボディーコンタクトの感覚
1. 空間を制する感覚
2. 押されて進む感覚
3. 軸で当たる。上腕外旋
4. 踵で踏み出す
15年前には、メモを取ってはいるものの、自分が書いている内容がほとんど分かりませんでしたが、今はほぼ全て分かります。昔のノートを取っておくと自分の成長が分かって面白いですね。

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