レポート「まちの出会いの交差点」
こんにちは!
ふくまち大学 ボランティアのひよりです。
今回は8月20日(水)に福井駅前のPLAYCEで開催された「まちの出会いの交差点」についてお届けします。
ふくまち大学とは?
ふくまち大学は、福井駅前を中心とした「まち」を舞台にひろがってゆく学びの場です。自分を「ひらき」、誰かと「つながり」、そして、ちいさな「できる」を紡いでいく。そのくりかえしの中で、あなた自身の大切なことが少しずつ引き出されていく。そんな「学び」の景色を福井のまちなかに描くため、学びの様々なプログラムを共有しています。
https://fukumachi-univ.net/
今回のせんせいについて
今回のせんせいはお二人!

一人目は杉本育せんせい。一般財団法人・杉本育文化財団の代表として、文化や芸術を通じた地域づくりに取り組まれています。
また、経営者として福井県の若者のチャレンジを資金提供などで積極的に応援する「チャレンジ応援エグゼクティブ(Challenge Ouen Executive)」、略してCOEに今年7月、県から任命された方です!
二人目は寺井優介せんせい。福井県庁の「チャレンジ応援ディレクター(Challenge Ouen Director)」、略してCODとして、福井県で地域活動を行う若者の応援をされたり、福井県のワクワクドキドキする情報をSNSなどで発信されています。
そのような取り組みが評価され、2022年には『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2022』を受賞されています!
そんな福井県のチャレンジ応援の旗振り役ともいえるお二人が、まず参加者に伝えたのは「挑戦する人も応援する人も、どちらも大切な役割を持っている」ということ。
それを体験する場として、「挑戦・チャレンジ」と「応援」をキーワードに講座が展開されました。
トークセッション「チャレンジと応援」
最初に参加者の自己紹介から始まりました。
話す内容は①呼ばれたい名前、②チャレンジしたい?応援したい?、③直近で思いつく挑戦した/していることの3つ。
さらに、次の人は前の人のことをリアクションや言葉で肯定してから自分の自己紹介に入りました。

この日参加したのは、年齢も職業も興味関心も異なる約20名。
半数以上の参加者が「チャレンジも応援もどちらもしたい」と答えていたことが印象的でした。
また、一人ひとりの挑戦に対して、杉本せんせいと寺井せんせいから肯定のリアクションや深掘りがあり、自己紹介だけで講座の時間が押してしまうほど、会場は大いに盛り上がりました。
自己紹介のあと、杉本せんせいは「チャレンジを口に出すことは勇気が要りませんでしたか?その一方で、応援するのは難しいことでしょうか?」と参加者に問いかけました。
ここから、「チャレンジ」と「応援」について、お二人のせんせいが語り合うトークセッションに入っていきます。
チャレンジとは

杉本せんせいは、大学院の教授から教わったことを例に挙げました。
それは、研究とはピラミッドのように積まれたもので、自分はその積み上げられた過去の研究を勉強し、その一番上に1つ石を置くということ。
チャレンジもこれと同じで、大きくなくていい、斬新でなくていい、誰かと一緒でもいいと杉本せんせいは強調しました。
寺井せんせいも大きくうなずき、好きなことを一歩進めることもチャレンジだと話しました。
さらに、チャレンジしている人は特別に感じたり、キラキラして見えるかもしれませんが、みんな普通の人であり、普通の人がやっていることこそチャレンジだと付け加えました。
応援とは
「これほど気持ちいいものはない」という寺井せんせい。
杉本せんせいは、「チャレンジより手軽なはずなのに、なぜ実践されないのでしょうか?」と再び参加者に問いかけました。
チャレンジを手伝う、SNSをフォローする、話を聞く、いいねと言う、拍手する、…どんな小さなことでも応援にあたります。
お二人のせんせいは、このような応援をより増やしていきたいといいます。
トークセッションの最後に、この講座で持ち帰ってほしいものとして
①出会い
②モチベーション
③何かしたいと思った時の一歩目
この3つが提示された上で、メインのワークショップに移っていきました。
ワークショップ「妄想新聞」
このワークショップでは、参加者同士の対話を通じてチャレンジと応援の両方を体験できるといいます。
まず、「まちにあったらうれしいもの・こと」と、自分がどのようにそれに関わりたいかを妄想します。

その後ペアを組み、1on1を行います。
一方は妄想した内容を話し、もう一方は相手の話を深堀りしながら、自分のできる応援策を考えます。

様々なアイデアの中から、1つをご紹介します。
まちにあったらうれしいもの・こと
出身の台湾に、福井の魅力を発信できるアンテナショップのようなお店があったらうれしい!
台湾の友人や家族は福井のことをあまり知らないため、福井での嬉しいことや悲しいこと、良かったことなどを伝えても、本当の意味で共感してもらうことが難しい。
また、友人や知人が日本に来ても、知名度がないため「福井に遊びに来て」と正直言いづらい。
だからこそ、福井の良さを伝えられる場所が台湾にあればいいな。
応援策
福井の名産物を作っている人と繋がり、台湾に届ける応援をしたい!
台湾に福井の物はなかなかなく、そもそも台湾に輸出をしていいと言ってくれる人は少ないと思う。
そこで、営業のような立場で生産者と繋がり、輸出のために卸してくれるように頼みたい。
チャレンジしたいことは口に出すのが大事だといいます。
何にチャレンジしたいのかが分からなければ、応援する側にとっては応援のしようがないからです。
また、人に話すことで、勇気が出てくるといいます。
いきなり多くの人の前でチャレンジしたいことを宣言するのはハードルが高いですが、誰か一人に話してみることならできそうですね。

おわりに
最後に杉本せんせいと寺井せんせいが語られたのは、いいチャレンジとは?と、いい応援とは?についてでした。
まず、いいチャレンジとは「たとえ小さな炎だとしても、燃やし続ける」こと。
途中でやめたとしても、また思い出してやればいいし、チャレンジの内容が変わったとしても、大切にしていることが1つあればいいそうです。
そして、いい応援とは「無理しない」ことや、「ポジティブである」こと。
まずは目の前や周りにいる身近な人を応援することから始めてほしいと寺井せんせいは語りました。
参加者からは、
今回の講座を通して、ユニークな視点を持つ人たちがたくさんいることを改めて知り、とても刺激的だった。「チャレンジ」は自分が思うより難しくなく、「応援」はもっと簡単にできることなのだと分かった。
杉本せんせい・寺井せんせいから、チャレンジ応援への思いや理念、考えていることが知れた。明日からできることも学んだので、早速実践してみたい!
といった感想が出て、多くの方が活力に満ちた表情をされていました。

また、講座が終わった後の会場は参加者もせんせいもごちゃまぜになり、たくさんの出会いとコミュニケーションが生まれる場となっていました。
いかがでしたでしょうか?
チャレンジと応援、どちらも取り組むにあたってのハードルが以前より下がったでしょうか。
この「まちの出会いの交差点」で、参加者は人との出会いだけでなく、チャレンジする・応援するきっかけとの出会いもあったことと思います。
このレポートを読んでいるみなさんも、まちに出るとたくさんの出会いがあるはずです。
その交差点の1つだと私が思うのが、「ふくまち大学」です。
毎回講座の内容が違うため、気になった一回に参加してみても、毎回参加してみても、新しい人・学び・発見などと出会うことができます。
そこから、何かへのチャレンジや誰かの応援に繋がることもあるでしょう。
ふくまち大学では、今後もさまざまな講座を開催予定です。
気になる講座があれば、ぜひ一歩踏み出して遊びに来てください!
福井のまちなかでみなさんとお会いできるのを楽しみにしています!
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