にじをかける、なないろそうめん
むかしむかし、あるところに、とってもかわいいねこがいました。
ねこは、いつも「たのしいこと」をさがしていました。
あるひ、ねこは「ふしぎなもの」をみつけます。
それは「なないろのそうめん」。
「これをおそらになげたら、どうなるかな?」
ねこはそうめんを、えいっと、そらになげてみました。
すると、そうめんは、にじのようにひろがって、そらにかがやきました。
「わあ、すごい!」
ねこは、わくわくしながら、にじのうえをすべりはじめました。
ひゅーん、ひゅーん。
にじのうえは、たのしくてたまりません。
ときどき、バランスをくずして「あはは!」とわらいます。
おひさまも、くもも、みんなも、にっこりわらっていました。
「こんなに、たのしいことがあるなんて!」
ねこは、にじのうえをすべりながら、おもいました。
そして、ねこはそらからおりて、にっこりわらいました。
「また、あしたもすべろうっと!」
そのよる、ねこは、しあわせなゆめをみながら、ぐっすりねむりましたとさ。
