【ゆる歴史探訪】教科書で見たことある? 板付遺跡に行ってみた! 後編
「ゆる歴史探訪」のマガジンでは、遺跡・史跡や記念館・資料館のような施設について感想・レポートを書いていきます。
今回も引き続き「板付(いたづけ)遺跡と板付遺跡弥生館」についての紹介です。
前回、板付遺跡弥生館に行ってきたので、今回は板付遺跡を見にいきます。
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板付遺跡は弥生時代のムラの遺跡であり、現在は復元された竪穴式住居が数軒設置されています。

入り口はこんな感じ。住宅街にある大きめの公園といった見た目です。

入り口前には謎のモニュメントが置かれていました。
なんでしょうねこれ。手持ちの空気入れみたいな形。

敷地内には立体的な案内板が置かれています。
まずは上の案内板の茶色い楕円形の部分、集落跡から見に行きます。

舗装された道を進むと、ムラの周囲を取り囲む溝の跡が見えてきます。
草が生えているので写真だと分かりにくいですが、人が落ちたらなかなか上がれない程度の深さの窪みになっています。
遠距離武器が少ない時代だと、ここからムラに侵入するのはかなり大変だったのではないでしょうか。

ムラの中に入ると、広い原っぱに小さな家がいくつか点在しています。集落の中心には家がなく、ムラのシンボルかのように木が一本生えています。
住居は草で屋根が作られており、ちょっとファンタジーの集落っぽい雰囲気になっています。

弥生時代の家。工作で作ったような、なかなか可愛い形をしています。
入り口は体を屈めないと入れないくらい小さく作られており、家というよりは動物の巣のような印象です。
侵入防止のためか入り口には鍵がかかっているようでした。

家のそばには甕が置かれていました。雨水を溜めるための物でしょうか。
甕の形の土器は、当時、埋葬から普段の生活まで幅広く使われていたようです。
次はムラの外に出て、外周をぐるっと一周していきます。

ここは貯蔵穴と子供達の墓があった場所。奥の方に貯蔵穴があるようですが、小高い丘になっているためここからは見えず。
子供の墓があった場所は草原が広がっており、静かに風にそよいでいました。
ムラからかなり近い位置に埋葬されている様子が当時の宗教観を考えさせられます。

少し離れた場所にはムラの長達の墓があります。発掘当時には銅剣等が出土したようです。
また、写っている大きな石は墓石のように見えますが、盛り土の上に置かれていたものであり、墓の正確な位置はわからないとのこと。
というわけで今回は板付遺跡をぐるっと一周して見ていきました。
歴史的にも重要な遺跡であり、弥生館も含め太古の日本に想いを馳せる事ができる施設なので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、入り口そばにあったモニュメントですが、

籾(もみ)でした。
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