自分の単価に、幅を持たせてはいけない理由
独立して、いろんなことに悩みあぐねました。その悩んだことの一つに、「自分の単価をいくらにするか」問題があります。
正直、いまもまだ悩みます。 ぼくは今の所、法人をつくらず、いろんな業務をしながら、自分で自分の価値を決めていこうと思っています。
「いくらからいくらまで」をやめた
これまでのぼくは、業務の内容や、ご一緒する企業によって、金額を都度変えていました。 「ここはそんなに予算がなさそうだな」と思えば、正直プロボノで入ることもあった。 そのへんは、けっこう自由にやらせてもらっていたんです。
でも先日、ある方から助言をいただきました。
金額は固定したほうがいい。幅を持たせないほうがいい。
最初は「えっ、そうなの?」と思いました。 でも話を聞くうちに、なるほどなと。 今日はその学びを、アウトプットとして残しておこうと思います。
幅を持たせると、自分の価値が伝わらない
金額に幅を持たせることの一番のリスク。 それは、自分の業務の差別化がしづらくなることだと思います。
「この会社には、ここからここまでの価値提供をするからいくら」。 そんなふうに細かく区切っていくと、個人で動いている人ほど、自分の価値が伝わりづらくなる。 そして、伝えづらくもなるんですよね。
「ここから先は有料です」みたいな線引きが、相手の頭の中でぼやけてしまう。
「作業」ではなく「価値」を売る
だからあえて、自分がやることには、自分自身の単価をひとつ設定する。 そうやって「ぼくはこういうことが全部できますよ」と伝えていく必要があるんだと気づきました。
3段階、4段階と金額を刻むよりも、
「ぼくの価値はこれだけです。だから週に何日、週に何時間関われば、いくらです」。
そういう価値づけをきちんとセットすることが、大事なんだと思います。
売っているのは、こまかい作業じゃない。 自身が関わること、その時間そのものなのかもしれません。
やさしさで、自分が苦しくならないように
業務の難易度や、相手が誰かによって値段を変える。 それはもしかしたら、相手のためを思った、やさしい価格設定なのかもしれません。
でも、そのやさしさで、あとから自分が苦しくなってしまうのは違う。 ぼくはそう思いました。
誰かのために、と思って下げた値段が、巡り巡って自分の首をしめてしまう。 それでは、長くは続けられないですよね。
相手を大切にすることと、自分を大切にすること。 このふたつは、本当はちゃんと両立しなくちゃいけない。
そんなことを省みた時間でした。
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