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子どもの飽きっぽさは悪いことではない

子どもが何をやってもすぐに飽きてしまう。
せっかく買ったおもちゃも数日で見向きもしない。
習い事も長続きしない。

親としては
「もっと一つのことを続けてほしい」
と思うことがあるかもしれません。

我が家も4人の子どもを育てる中で、
「また飽きたの?」
と思ったことは何度もあります。

ただ、子どもの飽きっぽさは本当に悪いことなのでしょうか。

私は必ずしもそうではないと思っています。

特に小さい子どもの場合、「飽きる」というよりも「次に興味が移るスピードが早い」と考えたほうが近いように感じます。

子どもは日々たくさんのことを吸収しています。
昨日まで夢中だったことより、今日見つけた新しいことの方が面白く見えるのは自然なことです。
大人から見ると落ち着きがないように見えても、本人の中では好奇心のままに世界を広げている途中なのかもしれません。

運動の場面でも飽きっぽい子が悪いわけではありません。

サッカーでもバスケットボールでも、同じ練習をずっと繰り返すより、
「次はこれをやりたい」
「今度は違うことを試したい」
という子の方が、色々な動きを覚えることがあります。

鬼ごっこ、ボール遊び、鉄棒、縄跳び、自転車、かけっこ。
色々な遊びを短い時間で次々と経験している子は、結果として幅広い運動能力が身につきやすいことがあります。

もちろん、何でもすぐにやめてしまう状態が続くと、「少し頑張ればできる」という経験が積みにくくなることはあります。

そのため、親としては「飽きたなら終わり」で終わらせるのではなく、「あと5分だけやってみようか」「ここまでできたら終わりにしようか」と、小さな区切りを作ってあげることが大切だと思います。

子どもは「終わりが見える」と意外と頑張れます。

逆に、大人が
「最後までやりなさい」
「せっかく始めたんだから続けなさい」
と強く言いすぎると、やること自体が嫌になってしまうこともあります。

特に小学生くらいまでは、「続ける力」そのものよりも、「やってみたいと思える気持ち」を大切にした方が良い場合も多いと感じます。

飽きっぽい子は、見方を変えると好奇心が強い子です。

新しいことにすぐ興味を持てる。
切り替えが早い。
色々な経験を嫌がらずにできる。
これは大人になってからも役立つ力かもしれません。

実際に我が家でも、次から次へと違う遊びをする子ほど、気づけば色々なことができるようになっていることがあります。
親としては一つのことを長く続けてほしい気持ちもありますが、
今は、
「この子は今、色々なものを吸収している時期なんだな」
と考えるようにしています。

飽きっぽさは、必ずしも短所ではありません。

大切なのは、「飽きること」を責めるのではなく、その子が何に興味を持ち、何なら少し長く続けられるのかを一緒に見つけていくことなのだと思います。

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