足の速い子はどうして速くなるのか
子どもに足が速くなってもらいたいと思ったことがある親は、多いのではないでしょうか。
運動会のかけっこやリレーで活躍する姿を見ると、やはり嬉しいものですよね。
私自身、4人の子どもを育てる中で、「どうすれば足が速くなるのだろう」と考えたことが何度もありましたし、今でも考えます。
専門的な知見から見ると、子どもの走る速さは筋力よりも「神経系の発達」と深く関係していると言われています。
人の神経系は幼い時期に急速に発達し、5歳頃までにおよそ80%程度が形成されるという研究もあります。
そのため、幼い子どもにとって重要なのは筋力トレーニングではなく、体を素早く動かす経験を多く積むことだとされています。
では、何をすればよいのでしょうか。
じつは、小さい頃は特別なトレーニングを用意する必要はあまりないようです。
むしろ、日常の「走る遊び」を増やすことが有効だと考えられています。
オススメは鬼ごっこです。これはとても優れた運動遊びの一つです。
追いかける、逃げる、急に方向を変える、瞬間的に加速する、といった動きが自然と必要になってくる遊びです。
短距離走に必要な要素が遊びの中にたくさん含まれているため、子どもは楽しみながら何度も全力で走る経験をすることになります。
もう一つよく言われるのは、公園などでの自由な遊びです。
ジャンプをする、段差を登る、ボールを追いかけるなど、さまざまな動きを経験することは体の使い方を学ぶ良い刺激になるとされています。
こうした多様な動きは神経系の発達にも関係し、結果として走る能力にもつながっていくと考えられています。
反対に、小さいうちから特定の競技だけを繰り返すことについては慎重な意見もあり、走る練習ばかりをするよりも、さまざまな動きを経験した子どもの方が、長い目で見て運動能力が伸びやすいという考え方もあるようです。
偉そうなことは言えませんが、我が家でもできるだけ子どもと外で体を動かす時間をつくるようにしています。
先日卒園してしまいましたが、次男の幼稚園への送り迎えには3男を連れて、歩いて15分程の距離を毎日色々な道から歩いたり追いかけっこしながら行っていました。(幼稚園への送迎は運動の為、車禁止のルールを設けました)
4月からは3男が幼稚園に入園するので、また楽しく送り迎えしようと思います。
今思うと、長女や長男が小学校低学年や幼稚園の頃はちょうどコロナ禍で、公園でみんなで遊ぶような機会が少なかったのでかわいそうでした。
でも、人が少ないところにと思って土手に行って思いっきり走ったりして遊んだことが良い経験だったんだなと思います。
子どもはみんな自分が速く走りたいと思っています。
親もその為にできる事をと色々と模索するでしょう。
小学校高学年ごろからは、専門的なトレーニングも必要になってきます。
でも、もし、まだお子さんが小さく、「子どもの足を速くしてあげたい」と思うのであれば、まずは外で思いきり走り回る時間を増やしてあげるのも、親がしてあげられることの一つかもしれません。
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