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小学生から育てる時間の使い方

子どもが小学生になると、
「宿題をやらない」
「ゲームばかりしている」
「朝の準備が遅い」
など、時間の使い方に悩む親は多いのではないでしょうか。

特に小学生は、自分で自由に使える時間が増える一方で、「何を先にやれば良いのか」「どれくらい時間がかかるのか」をまだ上手く考えられない時期でもあります。
だからこそ、小学生のうちに時間の使い方を少しずつ身につけておくことが、とても大切になってきます。

私自身、子育てやJFAとJBAのコーチライセンスを通じて子どもたちと関わる中で感じるが、伸びる子は必ずしも能力が高い子ではないということです。
限られた時間をどう使うかを考えられる子が、結果として勉強でも運動でも成長が早いことが多いです。

まず身につけさせたいのは、「やるべきことを先に終わらせる」という考え方です。

宿題、学校の準備、お風呂、明日の持ち物確認。
こうした「やらなければならないこと」を後回しにすると、結局は親が何度も声をかけることになりますし、子ども自身も落ち着いて遊べません。

我が家では、「ゲームを何分やっていいか」ではなく、「何時から何時ならやっていいか」を決めています。
その時間までに宿題や準備が終わっていれば遊べる、終わっていなければ先にやらなければならないし、自由時間も減ってしまうというルールです。

このやり方にしてから、「あと何分だけ」と交渉されることが減り、子ども自身も「今は先にやることを終わらせよう」と考えられるようになりました。
時間そのものを制限するよりも、「順番」を意識できるようにし、スケジュールを立てられるようにすることが小学生にはとても効果的だと感じています。

大切なのは、「時間を見える化すること」です。

子どもは大人が思っている以上に、「あとどれくらい時間があるのか」が分かっていません。特に低学年のうちは、10分と30分の感覚も曖昧です。

そのため、「18時までに宿題を終わらせよう」「19時になったらご飯」「20時にはお風呂」というように、時計と一緒に生活する習慣を作ることが大切だと思っています。

「早くして」だけでは子どもには伝わりませんが、「あと10分で出発だよ」「長い針が6に来たら終わりだよ」と具体的に伝えると、少しずつ時間感覚が育っていきます。

また、時間の使い方を覚えるためには、「暇な時間」も必要だと思っています。

親としては、せっかくなら習い事や勉強で埋めたくなりますし、私自身もそう考えていた時期がありました。ただ、何も予定がない時間があるからこそ、子どもは「何をして遊ぼう」「何から始めよう」と考えるようになります。

実際、自由な時間の中で工作を始めたり、本を読んだり、外で遊んだりと、自分で考えて動く力はそういう時間から育つことが多いと思います。

もちろん、最初から上手くできる子ばかりではありません。
時計を見ても動けない日もありますし、宿題を後回しにする日もあります。我が家でも何度も同じことを伝えることがあります。

それでも、小学生のうちから
「やるべきことを整理する」
「やるべきことを先にする」
「時計を見て動く」
「自分で時間を使う」
という経験を積んでおくと、自分で判断して動く力が育まれます。
それは、成長していくことにとても大切な能力だと思います。

時間の使い方は、一度身につくと勉強にも運動にも生活にも役立つ力です。だからこそ、厳しく管理するというよりは、子どもが自分で管理していくことができるようにサポートしていきたいと思います。

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