子どもの『めんどくさい』を減らす方法
「めんどくさい」
子どもからこの言葉が出てきた時、
つい、
「やりなさい」と言いたくなることはないでしょうか。
私も4人の育児の中で、何度も同じ場面に出会ってきました。
ただ、よく観察してみると、この、
「めんどくさい」
にはいくつかの共通した背景があるように感じています。
一つは、
「やるまでのハードルが高く見えている」状態です。
例えば宿題や片付けも、最初の一歩が大きく感じられると、それだけで手が止まってしまいます。
この場合に有効だったのは、やることを極端に小さく分けることでした。
「全部やる」ではなく、
「まずは1問だけ」
「ここまでだけ」
と区切ると、不思議と動き出せることが増えます。
実際に動き出せば、そのまま続くことも多いです。
二つ目は、
「やる意味が見えていない」状態です。
子どもにとって納得感がないことは、どうしても後回しになりがちです。
ここで大切なのは、親が正しさを伝えることではなく、子ども自身が意味を感じられる形にすることだと感じています。
例えば、
「早く終われば自由な時間が増えるね」
といった、本人にとってのメリットを一緒に確認するだけでも、反応は変わってきます。
三つ目は、
「選択肢がない」状態です。
すべてを指示されると、人は自然とやる気を失いやすくなります。
我が家では、
「今やる?それとも10分後にやる?」
のように、どちらにしてもやる前提で選ばせることを意識しています。
自分で選んだという感覚があるだけで、取り組み方は明らかに変わります。
また、スポーツの指導をしている中でも感じるのですが、
「めんどくさい」
と言う子ほど、やり始めると集中するケースは少なくありません。
つまり、
問題は能力ではなく、スタートまでの設計にあることが多いのです。
親としてできることは、気合いでやらせることではなく、
「動き出しやすい環境を整えること」だと思っています。
・やる内容を小さくする、
・意味を共有する、
・選択を持たせる。
この3つを意識するだけでも、「めんどくさい」という言葉の回数は確実に減っていきました。
もし同じように悩まれている方がいれば、まずは一つだけでも試してみてください。
子どもの行動は、関わり方次第で少しずつ変わっていくと、私は日々の中で実感しています。
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