30代からキャリアコンサルタントを目指し始めた話
わたしの現在地
社会人15年目くらいになりました。
気がつけば周りは年下ばかり。
仕事もなんとなく慣れてきて、自分の扱い方もわかってきたこの頃。
組織の中では中継プレーを求められるポジションにいます。
キャリアの半分以上が、社長、専務、執行役員という大きめの肩書きがついた方のもとで、学びながらの仕事が多かったわたしは、いつだって末っ子でした。
とにかくがむしゃらに、降ってくる仕事を形にし、1000本ノックのように、相手の意図を汲むこと、先取り、ダンドリに尽くしてきました。
それが、転職を何回か重ねて、ベンチャーでもスタートアップでもないが、
意思決定にスピード感がある、20代〜30代が多い「若い」会社へ落ち着いた今は、気がつけば「質問」され「相談」される存在になっていました。
キャリアってなんだ?選択肢多すぎない?
コロナ禍を経て、働き方が多様化したと言われています。
日本でリモートワークが取り入れられるなんて、未曾有のウィルスがやってこない限り起こり得ない変化ですよね。
話は脱線しますが、わたしはコロナ禍の前から、ラッシュで満員の通勤電車を見るたびに、同じ時間に出社するナンセンスさにうんざりしていました。
わたし自身は会社から30分圏内のところに住み、出社も10時だったので、ラッシュらしいラッシュを経験してはいないのですが、こういう非合理に怒りが沸々と湧くタイプです。
話を戻しますが、「若い」わたしの会社では、多くの社員がキャリアの序盤戦の中にいます。
それこそ「仕事」のこれから、を考える前に、自身の人生をどんな風に描きたいのか。
つまり、結婚をするのか、しないのか、子供はほしいのか、そうではないのか、家は持ち家なのか、賃貸なのか。
さらには、仕事は仕事で、役職者を目指すのか、プレイヤーがいいのか、そもそも、この会社がいいのかなど、選択肢が多すぎるゆえに「迷走」しています。
そして口を揃えていうのが「自分の強みがわからない」という台詞。
選択肢が多すぎる環境では、自分の取扱説明書を持っていないと、
コンパスなしで大海原に放り出されたような状態、というわけなのです。
同じ部署のあの子の迷走
「あの子」は新卒8年目の社員です。
当時同じ部署でしたが、業務範囲は違うため接点は少ないのですが、わたしと同じく現場経験を経て本部勤務になった社員です。
わたしから見てあの子は、部内会で急にコメントを振られても「何もありません」と言ってしまうし、成果発表のプレゼンでは、事前に与えられた課題にも関わらず「うまく喋れません」と言い訳をするような、問題児です。
ただ、1対1で話すと、自身の現場経験をもとに、起きている事象の「真の課題」を見つけ「課題へのアプローチを思考し計画する」洞察力と思考力がずば抜けていて、相当なスキルを持っていると感じていました。
詳細は省きますが、そんなあの子がある部内会の中で、
半期に1回の成果報告のプレゼンで言葉が出なくなりその場で泣き出してしまったことがありました。
補足すると、部署の空気は決して悪くなく、部門長も詰めるようなきびしいタイプではありません。
泣き出したことは、彼女自身の体調にも起因するのですが(詳細は伏せます)、会議後に彼女と話をした際に、こぼれ出た言葉にわたしは大きな衝撃を受けました。
「わたしには何もないんです」
人前で話すことが苦手かもしれない、苦手なことを言い訳にしてしまうところがあるかもしれない。
だけど、8年働いてきていて、何もないわけがない。
現場経験があるからこその目線、課題抽出力、掘り下げる思考力・・・もっとたくさんいいところがある。
それなのに当の本人は「何もない」と言う。
これは、わたしの中では大きな衝撃と共に、「キャリア」を考える転機となりました。
代わりに整理整頓させて
あの子、をきっかけにわたしの中に、ある仮説が組みあがりました。
もしかして、世の中には、自分の強みに気付かず、自分には何もないと思いながら、仕事をしている人がたくさんいるのでは?
その人のいいところをいっしょに探して整理整頓したい!そんな気持ちになったのです。
途中いろいろ端折っていますが、そんなこんなで、
「キャリア」が見えない、「強み」がわからない、そんな人の支えになりたい。
そんな想いからわたしはキャリアコンサルタントを目指すことになりました。
もちろん、わたしも自分自身の「取扱説明書」を見つけられたのはここ数年の話です。
そして、年齢を重ねている今も「取扱説明書」は加筆修正中の身でもあります。
長くなりましたので、今日はここまで。
気持ちが高まった時にまた更新しようと思います🐈
