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鼻の奥がツーンと痛くなった話

うらほろアカデメイア

我が社の名前は
(株)アサヒ・アグリ・アクション である。
実は幻の候補がもう一つあった。関係者みんなの反対によりそれにはならなかったのだけど。それが
(株)アサヒ・アグリ・アカデミアだった。
この名称には、農業を通じて自然から学び、多くの人々に農業体験や学びの場を提供し、新たな人々が入学し卒業していくような農場を目指す!という私の思いがたっぷり込められていたが、農場関係者全員から「NO!」ということでした。残念。

そんな話は置いといて、今回は2025年浦幌町で年5回開催されている、うらほろアカデメイアについて書いてみたいと思う。
北海道の東部、十勝に位置する浦幌町。札幌から車で焼約4時間。
ただ農業を営んでいるだけではなかなか町外の方や他業種の方など、普段接点のない方々と「問い」や「対話」を行う機会は少ないもの。しかし、「うらほろアカデメイア」では、そうした異なるバックグラウンドを持つ方々と深い対話を重ねることができる。

そんなうらほろアカデメイアが7月にあったので
その中で何気なく聞かれた
「なぜ、チャレンジや変化をしたいの?」
という質問から、自分のことを分解してみようと思う。

 

その辺の草を食べる方も、、、笑
とても素敵な方でした。

質問へのシンプルな答え:やりたいからやる

「やりたい」の源流:繋がりへの意識

では、なぜ「やりたい」のか? その源流を辿ると、自分の中にある「繋がり」への強い意識が見えてきた。それは、過去、現在、未来へと広がる感覚。

過去の繋がり:農業を継ぐということ

過去の繋がりとして、祖父、父と受け継がれてきた農業を継いだこと。
これは、過去から受け継がれてきたものを未来へと繋げるという、大きな責任感と同時に、誇りを感じる。大袈裟に言えばね。

現在の繋がり:大切な人々

「現在」の繋がりは、私を支えてくれる大切な人々との繋がり。
家族、学生時代の同級生や世代に関係なく地域や浦幌に住む人々。
いろんな方と接点を持つことでこの地域の一員なんだという自覚が芽生える。この土地で生きようと思えるのです。

未来の繋がり:未来を託す子どもたち

そして、「未来」の繋がりは、未来を託すことになるであろう子どもたちとの繋がり。
彼らのために、より良い今を築きたいという思いが、私の行動の原動力となっている。たまに電池が切れることもある、、、

まとめ:繋がりの中で生きる

家業、仲間、地域、未来。
これらの繋がりの中で生きているという感覚が、私を突き動かし、やりたいという気持ちを生み出しているのだと思う。
言葉で表現するのは難しいが、これが今の私なりの答え。
ちなみにこの答えは変化し続けている。

この荒木さんがまた凄いのです、、、
僕の語彙力ではこれが限界です、、、
すみません。荒木さん笑

「紡ぐ」ということ

かつては浦幌にも多くの人がいて、お金もそれなりにある時代があった。だからこそ実現できたことがたくさんあった。
しかし、現在は人口減少や経済状況の変化など、様々な課題に直面している。今は「できない理由」ばかりが目につく。
何か特別なことをしたいわけではない。ただ、僕は諦めたくない。
お金がなくても、人口が減ってきても、できることはきっとあるはず。昔の大人たちは、恩着せがましくもなく、偉そうにすることもなく、ごく普通に、穏やかに、私たちに様々な経験をさせてくれた。そんな大人たちの姿を、私は今の子どもたちにも見せたい。
私たちが当たり前に経験できたことを、子どもたちにも当たり前に経験させてあげたい。
浦幌を離れて初めて、過去の大人たちの行動が「特別」だったことに気づいた。
「特別」を特別と思わせないその凄まじさを今になって痛感している。

アカデメイアでこのことを説明しようとした時、なぜか鼻の奥がツーンとして、涙が溢れてきた。初めての感覚。
過去に親や地域の人たちにしてもらったことを思い出して、本当にありがたかったと再認識した時間だった。過去の恩恵を未来に紡いでいきたい。そう思った時、周りの景色が立体的に繋がったような感覚になった。私も過去の大人たちのように、未来を担う子どもたちに様々なことを経験してほしい。そう強く思っている。

夜にはこんな機会も

こんなふうに1つの質問から自分の価値観や本質、考え方の輪郭が出てくる。そういう機会は人生において、ありそうであまりない。恥ずかしくて、エネルギーに溢れた話は人前で話すことも少ない。
初めて会う人たちの前で、自分の内側を曝け出すのはとてもエネルギーがいるし怖い。けどその時間あればある程、今後自分が向かう方角が鮮明になっていく感覚がある。
「問い」に向き合い、自分と「対話」することの大切さの話でした。

この文章を読んでくれているアカデメイア関係者の皆様、この場を借りて感謝を伝えたいと思います。ありがとうございます。


さて、ついに実りの秋。
農家で言えば収穫の秋に突入します。今年の集大成なわけです。さぁ、結果はどうなんでしょうか?
農家が秋に陥りやすい病気として、思い通りに作業が進まず、天気予報と睨めっこ状態。気付かないうちに焦り出す。余裕がなくなって人に当たり散らかす。というものがあります。これは病気です。
そんなことのないように「どうにかなるさ」の精神でこの秋を乗り越えようと思います。精一杯の応援よろしくお願いします。
まずは事故がないように、怪我をしないように焦らず。でも素早く動いていきたいと思います。

テレビでは連日、お米、稲作の話題が放送されています。主食以外のものがどんなふうに栽培されているのか。輸入されているのか。そんなことを少しでも気にする人が増えてくれると嬉しいなと思います。

ということでまた来月。

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