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ゴッドファーザーと『3』という数




コッポラが最初から意図していたわけではないらしいが、全3部。


ヴィトー、マイケル、ヴィンセント3代に渡るコルレオーネファミリーのお話。

マイケルの子供は二人で、女の子のマリーとオペラ歌手になると言うアンソニー。
ここで登場するのが、マイケルの甥っ子ヴィンセントだ。


Part 1 は、ヴィトーの邸宅での娘コニーの結婚式で幕を開ける。

ヴィトーの長男ソニーが、コニーのブライズメイドの丸ぽちゃの女の子と浮気している場面がある。


その女の子との間にできた子がヴィンセントだ。

ソニーに似た凶暴性と肝っ玉を持ち、ソニーには無かった自制心を持つ。

マイケルは、自分の後継者となる条件として、愛娘のマリーとの関係を清算させる。
ヴィンセントは、この条件をのむ。
ソニーには出来なかったであろう選択だ。

しかし、そのソニーの精力🐎と浅慮(女関係だけじゃないけどね)のおかげでマイケルは後継者を得ることが出来たのだった。

Part 3の評判は良くないが、ヴィンセントを演じたアンディ・ガルシアの胸毛ボーボー、ギラギラ✨の存在感には圧倒される。


* * *

コルレオーネファミリー始祖ヴィトーは、シチリアで地元のマフィアに家族皆殺しにあい、幼い身で単身ニューヨークに渡る。

リトル・イタリーで頭角を現し、3人の息子(+娘)に恵まれる。


稼業に必要な凶暴さは持っているが、頭に血が昇ると周りが見えなくなる長男ソニー。


次男フレドは優しいがヘタレ。
ヴィトーが狙撃された時など、縁石に座ってエーンエーンと泣くしかできなかった。


三男のマイケルは、アイビーリーグのダートマスに通う兄弟中唯一の大学生だった。
ヴィトーは彼を稼業に関わらせるつもりはなかった。


それが、ヴィトーの狙撃で一変する。


冷静なマイケルは、今まで稼業に関わっていなかったからこそ、敵に近づき排除できるのは自分しかいない、と理詰めでファミリーの者たちを説得する。
「俺が殺る。」と。


この家には、もう1人息子がいる。
義理の息子でファミリーのコンシリオーリ(弁護士・相談役)のトム・ヘイゲンだ。

(トム役のロバート・デュヴァルが亡くなりましたね。合掌。)

ヴィトーからの信頼は厚いが、彼はアイルランド系。
イタリアマフィアのトップにはなれない。

(日本語吹き替えだと、トムは巻き舌のオラオラ系の喋り方をしている。
オリジナルの彼は、訛りもないし、静かで理性的な話し方をするのに、何故や⁉️
吹き替えの不思議である。)


* * *

Part 1 結婚式シーンで、ヴィトーの執務室には、3人の男たちがヴィトーにお願いごとをしにやって来る。


1人目は葬儀屋のボナセッラ。
「娘が男たちに乱暴された。奴らを殺してほしい。」
と言う。

ヴィトーは不機嫌だ。
「私と関わりになるのを恐れ、あんたは友情と尊敬を示してこなかった。それが、アメリカの司法に守ってもらえないとなると、私のところに来て(それも娘の結婚式の日に)、人を殺して下さいと頼む。」

結局、殺しの代わりに、男達を痛めつける約束をする。

案外早く、ボナセッラはこの日の借りを返すことななる。
狙撃され、ハチの巣にされた長男ソニーの死化粧をする羽目になるのだ。

2人目はパン屋のナゾリーネ。
娘婿のなるはずの男の永住許可を願う。
ドンの政治的コネを使って欲しいということ。

この時救われた娘婿エンツォは、ヴィトーへの恩義を「怖い目に遭うこと」で返すことになる。
狙撃され入院中のヴィトーに刺客がさし向けられた時、それをマイケルと共に迎え撃つ頭数に入れらてしまうのだ。


3人目は、有名な歌手のジョニー・フォンテーン。

最近落ち目のジョニーは、返り咲きを狙って、ある映画の主演を熱望しているが、プロデューサーに嫌われていてそれが叶わない。
泣き言を言いに来たのだ。

ヴィトーはジョニーが可愛いようだ。
からかいながら叱り、心配するなと言い含める。
有名な歌手である身で、ゴッドファーザーであるヴィトーとの関わりを隠さず、娘の結婚式に来て一曲歌ってくれるのだ。
忠実なゴッドサンと言える。

このジョニー・フォンテーンのモデルはフランク・シナトラだということだ。
シナトラはマフィアとの黒い噂が絶えなかった。


* * *


3人の部下

クレメンツァ
太っちょで陽気な男。
料理が得意。
実は結構凶暴

テッシオ
ファミリーを裏切る。
バレて命乞いをするが、トムにあっさり拒否される。

この2人は、ヴィトーが若い駆け出しの頃からの犯罪仲間だ。
2人ともヴィトー傘下に自身の組織を持っている。


ルカ・ブラージ

ファミリーの者も薄気味悪く思うほどの殺し屋。
ヴィトーに忠誠を誓っている。


* * *


マイケルと3人の女たち


2番目の妻 ケイ

マイケルの若い頃からの恋人で、のちに妻。
2人の子を成す。
マイケルとファミリーの稼業に恐れと嫌悪感を持ち、第三子を黙って堕胎してマイケルを激怒させ、別れることになる。


最初の妻 アポロニア

マイケルがシチリアに潜っていた時、一目惚れして結婚。
敵に仕掛けられた爆弾で爆死する。


妹 コニー

コニーの夫カルロの裏切りで、ソニーは死ぬことになった。
マイケルの命令でカルロが殺されると、コニーはずっとマイケルを恨んでいたが、後年、マイケルを支え、ファミリービジネスに関わる強い女に変貌する。

毒入りカンノーリを敵に食べさせることまでする。



【リア王】から【3匹のコブタ】まで、『3』はドラマツルギー(作劇法)でも大事なんだね。

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