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Win-Win-Win|フリーランスの三方よしオーダーの試み

会社員になるとは、既にできあがった組織の中に入ることです。
多少なりとも、自分を抑えて合わせていく技量が求められます。

協調性は美徳であり特技であると思いこんでいた頃。
休日の度にぐったりしていた私は、癒しサロンに通うようになりました。

癒しサロンに通う会社員の頃から、複業フリーランスの今も心がけていることを、最近のエピソードとともにお話ししますね。


起業家の志を応援する

当時は「起業」という言葉は身近ではありませんでした。
「転職」する人も少数派だった頃ですね。

どこの組織にも属さない存在になるのが怖くて。入社時に定年まで勤め続ける道も考えていました。自分の性格を「石橋を叩いても渡らない人」と例えていたぐらいです。

会社を辞めて独立する女性たちは別世界の人でした。

エステシャン、アロマセラピスト、整体師、柔道整復師、鍼灸師・・・。
個人サロンが増え始めた頃、珍しいボディワークも数々体験しました。

志を持って起業した人を応援したくてフィードバックしていました。

モニターになったり、感想文を書いたり、メニュー提案したり。
(この経験が後にライター仕事に繋がりました)

こんなメニューがあったらいいのに❤️
提案したものが人気メニューとなって喜ばれたことは多々あり。
お客様の気持ちは顧客側の人が一番わかっていますから。

お客さんとして癒されて対価を払って終わりではなく。
セラピストさんに感謝の気持ちとエールを送りたいと思っていました。

この気持ちを表現するならWin-Winとなるのでしょうか。
複業フリーランスになるとは思ってもみなかった頃のお話です。

創作作家さんへのリクエスト

青田買いという訳でもありませんが、無名の新人フリーランスの方とお話すると、これから成功されるであろう方の予感はよく当たりますね。成功される方には志、特有の何かを持っておられるのでしょうね。

これは複業フリーランスになってからのお話です。

とある創作作家さんの初販売作品に目が留まりました。
無名の方ですがセンスとクオリティが高かったのですね。

初めてのお客さんに手を挙げました。
(これもよくあることです)

あれから8年経ちました。作家さんは新年の福袋も大人気。
多忙な方に変貌していました。現在はリピーターのみオーダー可能の作家さんになっています。

そんな作家さんの忙しい時期を外してオーダーしました。
3つのイレギュラーな願いをこめて。

  1. 昔の廃盤品

  2. 一部材料変更

  3. 新しい形のパターン作品

一見面倒なオーダーには小さな願いがあったのです。

作家さん、私、未来の顧客の三方よし作品になると思えたのでした。

ひとりの望みはみんなの望み

1.昔の廃盤品
次から次と新しい作品を生み出している作家さんです。
今さら昔の廃盤品なんて創作意欲が沸かないかもしれません。
けれども私は、今、このフォルムを愛する人がいるはずと思えました。

2.一部材料変更
一から探す時間のかかる仕事です。
探す手間をかけると創作時間に影響が。
けれども私は、同じ理由で困っている人はたくさんいるはずと思えました。

3.新しい形のパターン作品
今までなかったタイプの作品です。
シンプルすぎて、創作意欲も沸かないかもしれない部類のものですね。
けれども私は作家さんのコンセプトに合っていると感じました。

上記の想いは私の胸の内ででご本人にはお話していません。

作家さんにお伝えしたことはこれだけです。

  • 急がないこと

  • 希望はあるけど絶対ではないこと

  • 仕事のやりやすさ優先でいいこと

必ずしも希望通りにはこだわらずお断わりも大丈夫。
そんなスタンスで依頼しました。

個人的なオーダーはどうなったと思いますか?

  1. 昔の廃盤品⇒新定番品として復活

  2. 一部材料の変更⇒複数材料が見つかり選択肢が増える

  3. 新しい形の作品⇒新商品として発表

読み通り?お客様は待っていたのです。
ひとりに必要なものなら、他にも同じような人がいるものです。

忙しい作家さんには少々面倒なオーダーだったかもしれません。
快く引き受けてくださった度量に感謝しています。

そしてご本人の中にも予感があったのではないかしら。

この一見面倒なオーダーは、作家さんの未来、現在の顧客(この場合私)、未来の顧客の三方よしになるオーダーだと。

この話には後日談があります。

普段動画や配信などほどんど見ない(テキスト好き)な私には、偶然の出来事でした。このオーダーについて作家さんが話している配信に出くわしたのです。オーダーへの秘めたる願いは伝わっていると感じました。

私がいつも意識していること。

サービスを提供される時も何らかの形でお返ししたい。
それが未来のお客様のためにもなる。

いわばWin-Win-Winの関係になれるように。

最後に

Win-Win-Winという表現を聞くことも増えたと感じます。
ビジネスで双方だけでなく社会全体にも利益がある場合に使われますね。

日本語なら、近江商人の神髄を表す言葉の「三方よし」に似ています。
売り手・買い手・社会貢献ができてこその商売理念。

Web発信にも「三方よし」精神の世界が広がればと願っています💚

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梨理(りり)|心と身体を文章で繋ぐエッセイスト お読みいただきありがとうございました。チップでの応援に感謝いたします(๑>◡<๑) いただいたチップは書籍代に充てさせていただき、読書案内記事でご紹介いたしますね。

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