【世界の裏側】なぜ、あなたの努力は「見えない誰か」に吸い取られるのか?
「どれだけ頑張っても、報われない気がする」
もしそう感じているなら、それはあなたの努力が足りないからではない。
単に、あなたが「そういうシステム」の中に組み込まれているだけかもしれない。
サキや老師が「内なる調律」や「魂の熟練度」を説く一方で、友人であるJはいつも冷ややかにこう言い放つ。
「システムを理解せずに走るのは、ハムスターの回転車の中で全力疾走しているのと同じだ」
■ 誰がその「回転車」を回しているのか?
Jによれば、この世界には「他人の熱量を燃料にして動く装置」が至る所に設置されているという。
たとえば、SNSでの些細な諍い。
たとえば、過剰に不安を煽るニュース。
たとえば、終わりなき競争を強いる組織の構造。
「君が何かに怒ったり、過度に不安になったりするたびに、ある種のエネルギーが放出される。そのエネルギーは、君の人生を豊かにするために使われるのではなく、システムを維持するためのガソリンとして吸い取られているんだ」
■ 「吸い取られない」ための第一歩
Jは言う。システムから逃れるのは難しいが、「あ、今吸い取られているな」と気づくだけで、その流出は半分に抑えられる、と。
・「正しさ」を振りかざして誰かを叩きたくなった時
・「自分だけが遅れている」と焦燥感に駆られた時
・「誰かが決めた成功の形」を追いかけている時
その瞬間、あなたのエネルギーはあなたの手元から離れている。
Jからの「翻訳」を借りるなら、それは自分の銀行口座の暗証番号を、見知らぬ誰かに教えているようなものだ。
■ 賢いプレイヤーの振る舞い
「賢いプレイヤーは、回転車の中で全力で走ったりしない。たまには車から降りて、装置そのものを眺める時間を持つんだよ」
あなたの今日一日の努力は、本当に「あなた」のために使われただろうか?
それとも、見えない誰かのシステムを回すための燃料になっていただろうか。
少しだけ立ち止まって、自分の足元を確認してみてほしい。
もしかすると、その回転車から降りるスイッチは、案外すぐ近くにあるのかもしれない。
