おやすみ前の祈り
毎日寝る前、彼氏に
「おやすみ、愛してるよ」
っていうの。
一緒にいないときはメッセージで。
まるでそれって祈りみたい。
私は信仰のように毎日彼に祈りを捧げる。
毎日一緒にはいられなくても、ただ、彼の特別でいられたら、それだけでいい。。
そう、私は、彼の特別になりたかった。
その祈りは”願い”であり”愛”であり、
まるで呪いのようでもあった。
「今日も愛してる。おやすみなさい」
だから、今日も私を思っていて。
毎日愛を捧げるから、いつもあなたの心のどこかに、私をおいておいて。
そんな願いを込めて。
私は傲慢だ。
ただの恋愛じゃ嫌なのだ。
いずれ別れたっていい。彼が他の人と付き合って、結婚したっていい。
だけど彼は私を思い出す。ふとした瞬間に。
眠る前の祈りを思い出す。私の笑顔を思い出す。幸せな二人を思い出す。
私は一瞬の思い出じゃなく、一生彼の心の中にいたい。
そんな呪いを、今日もかけるのだ。
