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傘もシェアする時代。アイカサの使いやすさと改善点を考察してみた。

最近、何をするにしてもWebサービスやアプリケーションを使用する形になってきていて、おすすめされてスマートフォンにインストールしたアプリが多くあるのに、実際に普段使っているアプリの少なさに驚きました。

それらを分類すると、ファッション系のアプリ、映像・映画のアプリ、シェアリングサービスのアプリ、料理系のアプリに分けられました。

その中で、一番使う機会が少なかったシェアリングサービスのアプリを取り上げようと思います。


シェアリングサービス

カーシェアリング、自転車のシェアサービス、服のレンタル、コワーキングスペース、駐車場のシェアサービス、Wi-Fiスポットシェアサービス、バッテリーレンタルなど、色んなものを提供・共有する時代になりました。

ユーザーは過剰にものを持ってしまう「購入」という形ではなく、必要な時に低コストで使用できる「共有」という形にすることで、シンプルでエコな暮らしをすることが出来ます。

シェアリングサービスは近年、急速に需要が高まってきていて、今後もどんどん拡大していく分野だと思います。「シェアをする」という概念が今後の暮らしの中心になっていくと考えています。

WEBを通して成り立つサービスであり、アプリやスマホなしでは使用できないものもあります。

その中で、よく駅や商業施設などで見かける、傘シェアリングサービス『アイカサ』について、アプリの使いやすい点、使いにくい点、改善点などをまとめていきます。

傘シェアリングサービス『アイカサ』

『アイカサ』とは、株式会社Nature Innovation Groupが運営する傘のシェアリングサービスです。
雨だから仕方なく買ってしまって不必要に増えていくビニール傘の「使い捨て」を防ぐために、環境にも優しく、金銭的にも優しい傘のシェアリングサービスが開始されました。

24時間140円で、いつでもどこでも、借りられて返せます。
折り畳み傘よりも丈夫で、アプリ一つで操作も簡単。
使い放題プランがあるので、返さず置き傘としても使用できます。
1本24時間140円で借りる場合は、24時間ごとの利用料金なので、返却されないことはありません。

1日中傘を持ち歩く必要がなく、アプリ一つで簡単に傘を借りれるので、素敵なシェアリングサービスであり、いいUXだと思います。

アプリの使いやすい点

・アイコンが見やすい。
傘をモチーフにしたアイコンで、白と水色の二色の統一感もあって、見やすく、分かりやすいアイコン。
「∞」のような形の部分が、「シェアをする」「繰り返し」「人々の間を行き来している」ような印象を持つ。

・LOADING時間が短い。
アプリを開いた際のLOADING時間が短い。
はじめは白の背景と、中央にアイコンが配置されたとてもシンプルなレイアウト。

その次に、雨をイメージした水色の背景と、白いアイコン、白い文字が中央に配置された画面に切り替わる。
すぐに、地図の画面が表示されるので、ストレスがない。加えて、シンプルなデザインなので、短い表示時間でも、楽しく過ごすことが出来る。

・色の統一感
白と水色をベースに、使用している色を出来る限り抑えた配色なので、地図があっても、見やすい。
雨をイメージした模様の水色の背景を使用しているページもあって、単色のみにするよりも、1パターンの模様があることで、統一感があると感じた。

ホーム画面
お知らせ画面

・「借りる」「返す」ボタンがわかりやすい。

地図の上にあり、枠線がないにも関わらず、「借りる」「返す」のボタンがとてもわかりやすい。
画面下部に配置されているメニューバーの上に置かれていて、スマートフォンでの操作をする際に、押しやすい位置にあるということもあって、安易に操作できた。

・現在地の天気を一週間分知ることが出来る。
位置情報を取得することで、現在地の天気をその日から一週間分、知ることが可能。降水確率や傘が必要かどうか、時間単位での天気予報まで記載されていて、簡単に確認ができる。

好きな地点に設定することも出来るので、現在地でなくても、天気を知ることが出来て、テレビ等で天気予報を見逃しても安易に確認が出来るのは、とても嬉しい機能です。

アプリの使いにくい点・改善点

・位置検索のボタンの位置が分かりにくい。

「借りる」「返す」ボタンと違って、白の背景のボタンなので、地図と重なってわかりにくい印象をもった。
水色の枠をつけると、傘の置いてある場所の位置を記しているピンと重なってしまうので、「返す」ボタンで使用した色で枠を作ったら、改善されるのではないかと考えた。

・位置検索のUX向上

現段階では、位置検索をする際、「駅名」「エリア名」「建物名」など、土地に関するキーワードを入れることでその周辺の地図を検索できる仕組みになっている。
このままでも十分使いやすいが、キーワード検索する際の、「文字を入力するごとに候補が出てくる」という仕組みがあると、UX向上に繋がると考える。もしくは、ファッションサイトなどでよく見かける「絞り込み検索」やよく検索されるキーワードを候補として出しているとより使いやすくなると思う。

利用時、Bluetoothをオンにしていないと使えない。

「借りる」「返す」ボタンを押した際、Bluetooth機能をオンにしていないとこの画面が表示される。利用時は、QRコードをスキャンするか、NFCタッチを行うか、どちらかを使用することになる為に、Bluetooth機能をオンにする必要があるのだが、現段階ではNFCタッチが準備中とのことで、QRコードのみの利用になっている。

NFCタッチとは・・・
NFC (Near Field Communication) は近距離無線通信技術の国際標準規格のこと。ワンタッチで機器認証が出来て、無線通信が出来る機能を持つ。

QRコードとNFCタッチのどちらを使用するか事前に選択できるような設定があれば、利用時に毎回このような画面を表示せずにすぐに借りられるのではないかと考えた。NFCを利用するなら、アプリ使用時のみBluetooth機能がオンになる設定があるといいのかなと思うが、Bluetooth機能はセキュリティ面に少し不安があるので、不便にも感じた。

さいごに。

今回初めて「アイカサ」を利用しましたが、そもそも、シェアリングサービス自体が良いUXだと思いました。
良いUXを作るには、その場に応じた良いUIを作ることだけではなく、ユーザーがどんな情報を必要としているのか、何を重視しているのか、そういったユーザーの視点を考えることも大事で、そこからもUIデザインは導き出されると感じました。

Bluetooth機能やワンタッチ機能は便利ではあるものの、場所によっては使いにくい事もあるので、沢山ある良い機能を潰さない為に、もっとUX・UIについて考えて行きたいです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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