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ひきこもり支援と“家庭の気づき”


たまたま今朝NHKの「ひきこもり支援」の特集を観た。

その時に驚いた。私の経験した流れと全く一緒だったからだ。

番組では80代の父親と20年ひきこもっている50代の息子だったから、もちろん私と年齢的には全く違う。

だが親の葛藤は痛いほど分かる。


この息子さんが自ら仕事を始め、自立していく流れと、私の息子が自らひきこもりから脱して学校へ行き出した流れ。

これは我が家だけではなく、もしかしたら他の人もこのパターンが多いのかもしれない、と思った。

以下、流れをまとめてみようと思う。

仕事へ行かない(学校へ行かない)ということを親は責め続け、なんとか行かせようと必死になる。この時期は強引に、無理やり、子どもの意思とは関係なく親はやってしまう。
(子どもは自分が親に迷惑をかけてると自分を責めてしまう)

どうにもならない現実が続き、親も勉強し始める。ひきこもり支援の講座や書籍などで、自分のやり方が間違えていたことを知る。

子どもへの対応が変わる。スキンシップなどを増やし、「仕事に行け(学校へ行け)」などの言葉は一切言わないと決める。

子どもは心が楽になる。ようやくここで、仕事(学校)で嫌だったら出来事(何年も前のこと)をポツポツと親に話し出す。

⑤親は我が子を信じ、「全てをこの子に任せてみよう」と決意する。

⑥子どもは「自分らしく生きていけばいいんだ」と自ら将来のことを考え始める。

自分の意思で就職(学校)を決めて、ついに動き出す。



「家族が気持ちを分かってあげなければ、本人は変わらない」

この80代の父親の言葉。
この言葉は重い。

私が息子と向き合う中で、気づいたことの一つ。

親が正論を言ったり、世間体を気にしたり、なんとか子どもを動かそうとしたり、それをどれだけ頑張っても子どもは変わらない。

変わるとすれば、辛さを話せる関係になり、その辛さを親に共感してもらえること。理解してもらえること。辛さって分かってもらえただけで、本当に救われるんだ。

ただそれだけで、子どもは自らエネルギーを溜めて動き出していくんだ。

必要なのは親も子どもと一緒に変わっていく、ということなのかもしれない。




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