不登校は「ただ待てばいい」わけじゃない
『焦らないで。子どもが動き出すまで見守って待ちましょう』
なんてどこに相談に行っても耳にタコができるほど言われてウンザリするほどウンザリしていた。
またか、またそれか、と。
不登校関連の本を読んでも『焦らない、見守る』と必ず書いてある。
どこに行っても子どもが動き出す方法なんて教えてくれない。ずっと家でゲームしてゴロゴロしてる。勉強なんてしない。
あっという間に一年経ち、二年経ち、三年経ち、、待っているうちにウチの息子たちが「おじさん」になっちゃう。
ものすごい恐怖感と不安が押し寄せてきた。
どうしよう、誰も助けてくれない。
夫は息子たちを責めるばかり。怠けるな、学校行け、将来どうするんだ。
私は自分を責め、夫と喧嘩をし、もうどこに相談しても同じことの繰り返しで絶望しかなかった。
そんなこんなでも三年近く経つと、ようやく私も
「待つしかない」といい諦めのような心境に変化してきた。
でもそれってただじーっと子どもが動き出すのを待ってるのではなくて親も心の変化をしつつ待ってるってことだと、ようやく気づいた。
つまり子どもがいつか動く動くいつになったら動くんだ、と待ち構えるように待つのではなくて
「いいよ、今のままで十分にあなたは素敵だよ」
と心が思えるように変化しながら待つっていう、つまり親の修行のようなもので。いや、修行というと語弊があるな、
「本来の親のあるべき姿」に親も戻って行くということなのかな。
この世に生まれてきてくれてありがとう、と出産した日の感情に戻るという感じ。
もう、我が子が笑って生きててくれたら、もうそれでパパもママも十分に幸せだよ
と思えてくるまで、親も。
不思議とありのまま、今のままの現状を肯定して受け入れられた子どもは少しずつ笑顔を取り戻していく。そしてわずかながら前に進もうという意識が出てくる。変化してくる。
その変化を見逃さない。だから放置しない。
子どもの前に進み出す意欲が出た時に、うまくアプローチすると軌道に乗り出す。
あくまでもペースは子ども。
親が引っ張り進めるのではなくて、子どもが動き出したい意欲に親が伴走していく。一緒に考え、いつでもあなたの相談にのるよ、と。
子ども自身の芽が出るまで親は掘り返したり踏み潰さない。
でも水をやり太陽の日をあて、必ず素敵な芽を出すと信じ続ける。
結局、親に出来ることなんてそれくらいのことだったな、と。
いつもお読みいただきありがとうございます。
𝕏不登校で変わったのは私
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