旅の記憶 ~ GRⅢxと巡る愛知、豊田美術館 ~
職場の観楓会で愛知県に行く機会があった。
最近の旅のテーマは「美術館」下記のサイトに紹介されている美術館を死ぬまでに制覇したいと思っており、現在のところ7つほど行くことができた。
今回はいつもの相棒GRⅢxを片手に8つ目となる豊田美術館に行ってきた。
豊田美術館に行く前に、泊まっていたホテルの近くにアイドルグループ「キスマイ」の千賀君が個展をやっているギャラリーがあったので行ってきた。
それにしても名古屋は暑い。
出発した札幌の朝の気温は12℃ぐらいだったが、愛知県は30℃・・・同じ日本とは思えない。


作品は3Dプリンターで作られた立体造形やデジタルドローイング、スニーカーなど多種多様なものがあったが、想像よりも良かった。
俳句でも頭角を現しているが、彼のアート力は素晴らしいと思う。

名古屋の繁華街「栄」テレビ塔や公園など街の作りが札幌に似ていることなどでよく比較されるが、とにかくこの街を歩いて思うことは「汚い」。
暑いと思ってサンダルで来たが失敗だった。
ゴミや吸い殻が散乱し、あちこちからゴミの臭いが漂ってくる。
札幌のすすきのは同じ繁華街でもゴミや吸い殻の類はあまり見られない。
外に出るといつも札幌ってあまり何もないけどよい街だなって思う。

気を取り直して2日目、念願の豊田市美術館に向けて電車に乗り込んだ。
豊田駅についたときには土砂降りの雨であったが、すぐに止み、美術館方面に向かうバスに乗り込み、途中下車。

同じく美術館に行くと思われる、御婦人の後ろを歩きながら高台にある美術館に向かった。


豊田市美術館の設計は著名な建築士である谷口吉生氏で、ニューヨーク近代美術館の設計もしている。
その凛として重厚な佇まいに惚れる。
私は美しい建築が大好物なので、建物を見ているだけでも楽しい。

今回の旅の最大の目的は騙し絵のエッシャー、不思議のヒミツ。



エッシャーは、1898年にオランダで生まれた版画家で、1951年にイギリスやアメリカの雑誌が作品を取り上げたことで世界的に高く評価されるようになった。
エッシャーといえば、「だまし絵」であり、エッシャーは、「視覚の魔術師」ともいわれており、実際だまし絵には目の錯覚が巧みに使われている。
絵画を描く場合「相対比率」を用いて奥行きを表現するが、この相対比率をわざと変えることによって視覚的なパラドックスを生み出している点がエッシャーのだまし絵の大きな特徴となる。
エッシャーの不思議な絵に脳も視覚も大いに刺激され、他の常設展示を眺めながら豊田市美術館をあとにした。

たくさん脳が刺激されてお腹が空いたので電車に乗る前になにやら賑わっていた定食?屋さんに入った。

どうやら海鮮が人気らしく周りは刺身定食なるものを食べていたが、北海道から来た私は迷わず天むす定食を選んだ。揚げたての天ぷらがサクサクしており、サザエに売っている天むすしか知らない私は大いに満足した。
特に予定のなくなった私は名古屋カフェとビールを満喫するために名古屋へ戻った。
名古屋駅近くのくせつよBUCHO COFFEEへ行き、小倉トーストとコーヒーをいただき、そこから名古屋クラフトビール発症の店、Y.MARKET BREWING へ向かった。



https://craftbeer.nagoya/
すでにお腹は満たされていたが、つまみなしにビールをいただくのもあれなので、一応名物のチキンをいただいたが、これが私のお腹にトドメを刺してまったく夜の宴会のごはんが食べれなくなってしまった。
こうして私の短い旅を終えた。
最近思うのだが、博物館や美術館は1つ行くだけでも結構な疲労感がある。
たぶん制作者のエネルギーがもろに身体にぶつかってくるのだろう。
ただ刺激された脳をビールでクールダウンしながらぼぉ〜っとしているあの時間はサウナの後の水風呂と同じで心地よい。
私が美術館に行く目的はサウナと同様に整えることなのかもしれない。
名古屋めしと美術館で整った身体とともに北海道へ帰った。

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