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中学受験の年のGWに、うちが選んだルーティン

【暮らしの仕組み】受験の年の、五人娘GWの過ごし方 | Future Family Project 航海ログ


長期休みをどう過ごすか、毎回悩む。

今年のGWは5日間、毎日同じリズムで動いた。

結果、長女と次女が怪しげなクロールで25m泳げるようになった。

【現場】GWの5日間、うちのタイムテーブル

今年のゴールデンウィーク。長女は受験の年だ。

午後は全日、塾が入っていた。

旅行という選択肢はなかった。でも「勉強だけのGW」にはしたくなかった。

設計の課題は2つあった。長女は受験。でも他の4人は遊びたい。この両立をどうするか。

受験生にストレスだけが溜まるGWは意味がない。かといって下の4人を「長女に合わせて我慢」させるのも違う。

そこで組んだルーティンがこれだ。

起床
  ↓
公文(勉強)
  ↓
テニス(天気次第)
  ↓
長女は塾へ
  ↓
塾終わりに迎えに行って、そのままプールへ
  ↓
夕食
  ↓
即就寝

これを5日間、繰り返した。

【発見】「スポーツを日常に入れる」という実験

今年のGWにもう一つ試したかったことがあった。

スポーツを家族の日常に組み込む。

テニスは春から始めていたが、連続した日々の中でリズムを作ると、何か変わるかもしれないという仮説があった。

テニスは10時〜12時、または12時〜14時で行った。

5人娘がそれぞれのサイズのラケットを持って、公園やクラブに向かう。最初は一緒に練習するが、子供たちは途中で飽きてくる。そうすると親たちの練習を端っこで見ている。それでいい。親が本気で楽しんでいる姿を見せることも、立派な教育かもしれない。

そしてプール。

長女と次女は、GW前まで泳げなかった。少し気になっていたが、本人たちから「どうにかしたい」と言ってきた。

自分がどう泳げるようになったか覚えていないが特訓することにした。これがなかなか難しい。

泳ぐ練習をすると、途中で遊びたくなって鬼ごっこになる。それが子供だ。そしてもう一つの問題があった。5人全員連れていくと、下の子のお世話でパパもママもつきっきりになる。そうなると上の二人の練習ができない。

ある日、長女と次女から言われた。

「下の子たちは連れてこないで」

それで、長女・次女だけでプールに行く夜を作った。下の子がいない分、二人の練習に集中できる。夜、塾から帰ってきた後にプールへ向かう。疲れているはずなのに、水に入ると子供たちのスイッチが切り替わる。非日常体験なんだろう。

5日間、毎晩特訓した。

GW最終日、長女と次女は怪しげな泳ぎ方で25m泳げるようになっていた。

【考察】制約の中で設計する、という発想

受験の年のGWは制約が多い。

塾は休めない。遠出もできない。でもその制約の中で「何ができるか」を考えると、意外と選択肢はある。

午前は自主勉強や軽い運動に使う。午後は塾。夜はプール。

この設計には3つの意図があった。

①勉強だけにしない 受験生でもある長女にとって、GWを勉強一色にすることはしたくなかった。体を動かす時間があることで、勉強の質も上がる。スポーツは脳を鍛える。これは家族の共通認識だ。

②スポーツを「イベント」ではなく「日常」にする 週末だけのテニスは特別なことになる。連続して毎日やることで、テニスが「当たり前の朝」になる。5日間でその感覚が少し芽生えた気がする。

③泳げない問題は、本人たちが解決した 長女と次女が「どうにかしたい」と言ってきた。親が「やらせた」のではない。本人たちが決めた。GWという連続した時間がその機会になっただけだ。内発的動機が揃ったとき、子供は本当に速く成長する。

【余韻】

800年後の子孫へ。

2026年のゴールデンウィーク、ある家族は旅行に行かなかった。

代わりに毎日、同じリズムで動いた。

5日後、二人の娘が泳げるようになっていた。

【シリーズ案内】

「暮らしの仕組み」シリーズでは、60㎡7人の家庭をシステムとして設計する試みを記録しています。


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