7個のパイナップルケーキ——7人家族のマイノリティー日常
【五人娘の日常】七人家族は、少しだけ少数派 | Future Family Project 航海ログ
この前、台湾土産のパイナップルケーキを7個もらった。
次女の友達のお父さんからだ。
家族の人数分、ちょうど揃えてくれていた。
ありがたい気持ちのあと、申し訳ない気持ちが来た。
【現場】7人家族のお菓子問題
次女の友達のお父さんは、上の子をよく遊びに連れて行ってくれる。自分の子供だけでなく、友達も積極的にいろんな場所に連れて行ってくれる優しい人だ。
台湾から帰ってきたとき、わざわざ7個用意してくれた。
ありがたい。本当にありがたい。
ただ申し訳なさも同時にくる。いっぱいもらっちゃってごめんよ。
お祭りの景品やお菓子交換のとき、向こうは1〜2個でいいのに、こっちは5個必要になる。もらいすぎることもある。どちらにしろ、少し居心地が悪い。
7個くれたのは、相手が見えない家族まで考えてくれた証拠だ。だからこそ、申し訳なくなる。なにか別の形でかえそう。
【発見】6人までの設計と、7人を受け入れてくれる人たち
世の中のサービスは「平均的な家族」を前提に設計されている。
レストランは大テーブルがないと入れない。レンタカーの7人乗りはGWに取れない。ホテルは1室に入りきらない。航空会社のマイルは6人までの設計になっていることが多い。ベビーシッターは何人頼めばいいかわからなくて一回も頼んだことがない。
世の中、だいたい6人までの設計だ。
ただ、これは悪意じゃない。作った人たちが「6人以上はお断り」と思っているわけじゃない。ただ、想定していないだけだ。
7人家族だけじゃない。障害のある人、シングルマザー、車椅子の人、日本での海外の家族——「平均的な想定」の外側にいる人たちは、世の中にたくさんいる。社会のシステムが「想定外」を包めるほど広くなっていけば、パイナップルケーキを7個用意する手間も、もう少し減るかもしれない。
でも、設計がそうなっていないだけで、受け入れてくれる人は結構いる。
【考察】子供のつながりが、親のつながりになる
次女の友達のお父さんとの関係は、子供が作ってくれた。
子供同士が仲良くなって、親同士が知り合って、台湾土産のパイナップルケーキが7個届く。
長女や次女が小さいころ、いろんな場所に一緒に出かける友達家族がいた。下の子たちは家族ぐるみの関係がなかなか作りにくい。私たちに余裕がない&申し訳なさがあるからかもしれない。
どうしてもらいがちになっちゃうので、いっぱい受け取って、いっぱい返していこう。
【余韻】
800年後の子孫へ。
2026年、7人家族には6人までの設計が多かった。
でも、7人分のパイナップルケーキを用意してくれる人もいた。
【シリーズ案内】
「五人娘の日常」シリーズでは、7人家族のドタバタと発見を記録しています。
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