今の自分がしていきたい3つのこと
緑内障になって、視野を失った。
でも、希望と覚悟は取り戻した。
月並みなラインナップではあるけれど、
まだ「見える今」のうちに、
私が未来にやりたいことを3つだけ書いていく。
1.健康になること──身体を変えて、人生も変える
今私はピーク時125kg、
現在100kg弱の体重を落とすべく、
日々努力している。
定期的に欲に負け暴飲暴食するものの、
以前よりは前を向いて歩いていけていると感じる。
もともとダイエットのきっかけは
「視野を守りたい」、という思いからだった。
だけど、それは次第に「未来の自分を守りたい」という覚悟に変わった。
仕事や友達との遊び、
そして将来的には人並みに家庭を築いて幸せに暮らしたい。
それを実現するには健康が必要不可欠。
中学生の修学旅行、
横浜の中華街でとあるお守りを見た時に、
その効果には恋愛・お金・幸運・健康etcがあり、
自分の誕生日に合わせてより効果の高いお守りを友達と購入した。

私のお守りは「健康」で、
中学生の当時は健康のありがたみがわからず、
お金や恋愛のものが欲しい、と
思っていた。
約15年の時間が過ぎ、
そんなことを思っていた自分が
健康こそ自分への最大のギフトだと思えるようになった。
2.お金を稼ぐ力は、人生の安心につながる
最近、昔からの友人との金銭トラブルを経験し、
お金の大切さと、失うことの怖さを実感した。
端的に言うと、
クレジットカードを不正に利用され、
3桁万円の借金を肩代わりさせられた。
お陰で僅かながら貯めていた貯金も全てなくなった。
平凡なサラリーマンがクレジットカードの不正利用で
3桁万円の借金は病気の追い討ちには十分すぎた。
私は前世で何かしたのか?
江戸の街を火の海にでもしたのか?
不安が落ち着いたと思って散歩をしていると、
そのことを思い出してまた憂鬱になったりを繰り返した。
本気でお金がないと、人は不安になる。
正しい選択をしたくても、余裕がないと判断を誤る。
だからこそ私は、
健康と同じくらい「経済的な基盤」も
大切にしたいと強く思っている。
私にとって、
もちろん誰にとってもお金は、
ただ贅沢をするためのものではなく、
「自分と、大切な人の未来を守る選択肢」そのものだ。
そしてこの安定が、
前に話した健康と密接に関わり合っていることに加え、
この後の「幸せな人生」や「結婚」などにもつながっていくと思う。
3.幸せな人生を築くこと──誰かと一緒に笑える人生にしたい
病気になってはじめて気づいた。
今、「見える景色の中で、誰と過ごすか」が、
人生を豊かにする一番の要素だと。
私はいつか、ちゃんと結婚して、
温かい家庭を持ちたい。
不安もあるけれど、体と心を整え、
自分を誇れるようになったら、
そんな未来に手が届く気がしている。
そしてその先に──寄付や社会貢献を続けたい
実は以前から「二十歳基金」というNPO団体を通して、
東日本大震災の復興支援に少額ながら寄付をしてきた。
私自身東北出身で、
親族が亡くなるなどの大きな被害はなかったものの、
中学3年生の卒業式の後に震災を経験したこともあり、
少しでも力になりたいと考えたからだ。
もちろん、金額は毎月少し外食できる程度のお金ではあるが…
でもこれからは、
「緑内障を経験した自分だからこそ、できる支援」もしたいと思っている。
将来、本当に大きく稼げるようになったら、
緑内障などの難病を抱える人に向けた寄付活動や、
希望を届けられる発信をしていきたい。
自分自身、緑内障という治らない病にかかることにより、
安易な慰めが余計に人を傷つけるといった、
弱い立場にならないと絶対に気付けないことに気づくことができた。
病気は辛い。緑内障になってよかった。
そんなことを今の段階で言うことはできないし、
数年後に言うことができるほどできた人間ではないと思う。
でも、この経験が誰かの役に立つのなら、
緑内障以外にも病気で先の見えない不安に怯える人がいるのなら、
解決はできなくともその人たちに少しでも寄り添って
不安がなくなるまで何かを一緒にしてあげるだけでも
僕の人生にもちゃんと意味があると思う。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
未来はまだ、見えない。
でも、「見えている今」の一歩が、
きっと明日を変えてくれると信じている。
