小説|第0話|始まりの話(前編)|出張先から投稿しています。
こんばんは。
fuwamaru-studioです🤗
今日は、私と小説の出会いについて、お話したいと思います。
初めて小説を書いたのは、16歳の頃でした。
私は、もともと絵を描くことが好きで、漫画家になるのが夢でした。
けれど、一つ、大きな壁がありました。
物語を作ることが苦手だったのです。
真っ白な原稿用紙を前にして机へ向かっても、何も浮かばない。
気づけば、何も描けないまま時間だけが静かに過ぎていきました。
今思えば、その頃の私は、「物語」にほとんど触れていなかったのかもしれません。
実は、大人になるまでテレビドラマもアニメも小説も、ほとんど観たことがありませんでした。
本といえば、教科書以外は漫画のみ。
小説は、大人になるまで一冊も読んだ記憶がありません。
活字を見ること自体が、昔からあまり得意ではなかったのです。
それでも、小学一年生の頃から漫画だけは大好きでした。
生まれて初めて読んだ漫画は、5歳の誕生日に近所の男の子からプレゼントでもらった『小学一年生』でした。
その後は、兄が買ってくる漫画。
『月刊コロコロコミック』
『月刊少年ガンガン』
『週刊少年ジャンプ』
『週刊少年マガジン』
『週刊少年チャンピオン』
そして、姉が買ってくる漫画。
『別冊マーガレット』
『なかよし』
『りぼん』
『少女コミック』
家には、いつでも新しい漫画が転がっていました。
よく考えてみると、自分のお小遣いを使って漫画を買ったことはありませんでした。(……ごめんなさい。)
兄姉からみたら、ちょっとズルい妹だったのかもしれませんが、読む漫画に困ることは、一度もありませんでした。
それにしても、漫画を読むことが好きなことと、自分で物語を生み出すことは、まったく別の世界だったのです。
「漫画は描きたい。でも、物語が作れない。」
そんな悩みを抱えている人は、意外と多いのかもしれません。
──続く。
