シェディング臭を測ってみた② 〜空気の“違和感”は、数値で立証できるのか?〜




はじめに:空気の変化を「気のせい」で終わらせない
「誰かが来ると空気が変わる」
「独特な臭いがする」
「頭が重くなる」
——こうした“感覚”を、あなたも感じたことがありませんか?
ワクチン接種後の一部の人々が「何かを放出しているのでは?」という問題、いわゆる“シェディング”。この目に見えない現象を、「数値」で捉えるべく、空気中の化学物質を測定してみました。
今回はその第2弾。複数の室内空間において、**HCHO(ホルムアルデヒド)・PM2.5・TVOC(総揮発性有機化合物)**を同時に計測し、空気の質の変化を記録しました。
測定場所とタイミング
測定は職場内の4か所で行いました(かっこ内の数字は時間):
廊下(09:08)
室内①(09:30)
室内②(09:30)※接種者が集合したタイミング
玄関(11:31)※接種者がいない空間
使用した測定器は、TVOC・HCHO・PM2.5の同時計測が可能な多機能モデルです。
測定結果

見えてきた傾向
● 室内②でTVOCが急上昇
TVOCは、室内①から室内②にかけて数秒の差でほぼ倍増し、上限の9.999 mg/m³に達しました。このタイミングこそが、ワクチン接種者たちが揃った瞬間です。
✔️ 換気の条件は同じ
✔️ 測定器は同一機種・同一手順
✔️ 測定時刻の差は数秒
つまり、「人の存在(しかも接種者)」によって、空気中に何かが放出された可能性が高いといえます。
● 接種者がいない玄関ではTVOCが大幅に低下
2時間後、室内を出て接種者のいない玄関で測定した結果、TVOCは1.423 mg/m³まで大きく減少。HCHOも同様に低下しました。
この明確な数値の差は、“誰がいる空間か”によって空気質が変わっていることを裏付けるものです。
「シェディング臭」はTVOCだった?
TVOC(Total Volatile Organic Compounds)は、室内の建材や接着剤、香料などから揮発する化学物質の総称であり、多くは神経や免疫、内分泌系に影響を及ぼすものです。
とくに化学物質過敏症の方にとっては、TVOCの急増が頭痛・倦怠感・吐き気・思考力低下などの体調不良の引き金となり得ます。
❝ つまり、“臭い”や“空気の重さ”は、化学物質の存在そのものだった可能性がある ❞
今後の課題と観察ポイント
今回の測定から、以下の重要な仮説が立てられます:
接種者がいる空間では、TVOC濃度が顕著に上昇する
接種者のいない空間では、TVOCは明らかに低下する
数値変化は数秒レベルで起こるため、リアルタイムで何かが揮発している可能性がある
今後は以下のようなデータ収集も視野に入れています:
特定人物が入室したタイミングと濃度の連動性
換気・空気清浄機によるTVOC低減効果
活動状況(会話・発汗など)と濃度変化の関係
さいごに:感覚を「信じる」から「測る」へ
「なんとなく臭う」「誰かが来ると空気が変わる」といった直感は、無視されがちですが実は非常に正確です。今回の測定は、その“違和感”が化学物質という形で現れている可能性を示唆するものとなりました。
引き続き、数字と感覚の“すり合わせ”を通じて、見えないリスクを可視化していきます。
