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シェディング臭を測ってみた⑤~自宅・屋外・会社内を比較測定して見えた“行き場のなさ”~








今回は「自宅」「外(屋外)」「会社の室内」での空気環境を、HCHO(ホルムアルデヒド)PM2.5・**TVOC(総揮発性有機化合物)**の3指標で測定しました。

データを分析して見えてきたのは、「どこにも安全な場所がない」という厳しい現実です。唯一の救いは“接種者のいない自宅”でした。


測定結果の概要


注目ポイント①:TVOCが会社の室内で秒単位で上昇

会社の室内に入った瞬間から、TVOC(化学物質の総量)が急上昇していく様子が記録されました。
最初は 2.3 程度だったTVOCが、数分後には9.999という測定器の上限に達しました。これは深刻な化学物質汚染を示唆しています。

このTVOCの上昇は、以下のように連続的に観測されました:

  • 室内:2.325

  • 室内.1(1分後):3.900

  • 室内.2:4.083

  • 室内.3:5.283

  • 室内.4:6.010

  • 室内.5(最終):9.999(測定器の最大値)


注目ポイント②:屋外のPM2.5は高い

一方で「逃げ場」として想定される屋外は、**PM2.5の濃度が高め(7)**という結果に。
これは交通量や周囲の空気汚染の影響と考えられます。

つまり、TVOCが危険な屋内から出ても、PM2.5の高い外では安心できないということです。


注目ポイント③:自宅が最も安全

今回の測定で唯一、三指標すべてで「安全」と言える数値を記録したのが「自宅」でした。

  • HCHO:0.043(低い)

  • PM2.5:3(最も低い)

  • TVOC:0.217(非常に低い)

加えて、自宅にはワクチン接種者がいないという点も安心材料です。


結論:「どこにいても安全とは言えない」時代に突入

会社ではTVOCが即座に危険値に達し、外ではPM2.5が高い。
この状況では、単に場所を変えるだけでは健康は守れないという事実に向き合う必要があります。

“安全な空間”を自分で創る努力が、これからの時代に求められているのかもしれません。
たとえば…

  • 空気清浄機の導入(TVOC対策)

  • 活性炭やゼオライトを使った化学物質吸着

  • PM2.5フィルター付きの換気システム

  • 室内へのシェディング持ち込みを減らす衣類管理 など


最後に

このシリーズでは、空気環境の“見えない脅威”を可視化することを目的としています。
「なんとなく体調が悪い…」と感じる方の一助になれば幸いです。

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