【レースレポート】オンタケ100キロ 走る座禅を再走る!
長野県王滝村で開催される「オンタケ100キロ」。林道を駆け抜ける、ウルトラレースの祭典です。今回で15回目の大会、僕は2回目の出場でした。
■目標は「12時間切り」
2年前は13時間25分で完走。今回の目標はハッキリしていました。
目標タイム:12時間切り
ゼッケンには「ガチオ」のカタカナ表記(ちょっと恥ずかしいけど気合い入る)
100キロ部門には1084人が出走
直前の大雨で104〜105kmがちょうど100kmに変更。累積標高は2800m弱、とはいえ十分ハード。
■いきなりトラブル発生
スタートは深夜0時。暗闇の中、ヘッドライトの明かりだけを頼りに進みます。でも…
開始1時間で強烈な眠気
下り坂で転倒、右膝を打撲+擦り傷を負う
モチベーションが一気に低下
30キロあたりでお腹の調子がイマイチで走ると気持ち悪くなる・・・
6月のトレランレース加賀スパトレイルでの脱水の反省を活かし、今回は
500mlボトル2本とザックに600mlフラスクを持参
エネルギーも30分おきに接種
それでも、前半の55kmは6時間30分。前回より遅く、「このままだと14時間ギリギリかも…」と焦りはじめます。
■逆転のカギは“温存と出会い”
夜が明けると、体がだんだん復活。
特に効果があったのが以下の2つ。
登り区間はすべてポールを使って歩き → 心拍数を上げずに脚を温存
75km地点からの下りで快走 → 体力が戻ってきた感覚あり!
そして「いいペースで走ってる人がいる。ついていこう。」
その方は御嶽出場6回目という大ベテラン。コースを知り尽くした安心感があり、まさにペーサーのような存在に。彼の背中が、僕のモチベーションを引き上げてくれました。
■最後の10キロは“気合い”
90キロ地点で時計を確認。「あと1時間ちょっとでゴールできれば…間に合う!」
下り基調を利用し、重力にまかせて一気にラストスパート。
そして――
ゴールタイム:11時間46分11秒!
■振り返って思うこと
コース短縮の影響はあるけれど、2年前よりも1時間以上の短縮
「眠気・補給・転倒」という3つの壁を乗り越えられた
やっぱりウルトラは“気持ち”がすべて
今回のレースで得た学びはひとつ。
「諦めなければ、なんとかなる。」
もちろん、体調次第では今回もダメだったかもしれない。でも、補給や装備を調整しながら、少しずつ前に進むことの大切さをあらためて実感しました。
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