見出し画像

【3/3発売・実機レビュー】Shokz OpenFit 2+ × 山口一郎。サカナクションと平林奈緒美が描いた“余白”の衝撃。

※この記事には、プロモーションが含まれています。

どうも、はむおっちです

昨今のオーディオ市場は、「没入」が正義になった。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)で世界を消す。

外界を遮断し、
静寂に閉じこもる。

それは確かに快適だ。
その静寂は我々を守る盾となる。

だがワタシは、ずっとどこかで違和感を覚えていた。
本当にそれが、今の時代の最適解なのか?

ワタシが追い求めているミニマリズムは、
何かを“消す”ことではない。

必要なものを、適切な距離に置くことだ。

ノイズを排除するのではなく、
ノイズすらも風景の一部として受け入れる。

環境音という現実。
音楽というデジタル。
その両方を、調和させること。

その問いに対する一つの回答が、ついに出た。
本日3月3日発売。

Shokz OpenFit 2+ × 山口一郎(サカナクション)コラボレーションモデルだ。

これは単なるイヤホンではない。
これは、“聴く余白”である。

デザイナー平林奈緒美が描いた「余白」

まず語るべきは音ではない。
その空気だ。

今回、Shokzがタッグを組んだのは
サカナクション・山口一郎氏だけではない。

アートディレクションを担当したのは、
日本を代表するアートディレクター・平林奈緒美氏だ。

無印良品をはじめ、
彼女の手がけた数々の仕事を知る者なら、
このパッケージを見た瞬間に理解するだろう。

箱を開けた瞬間、思わず息を呑んだ。

主張しない。
騒がない。
煽らない。

ただ、圧倒的な”余白”がある。

昨今のガジェットのパッケージは、
機能説明やスペックの羅列で溢れている。

だが、この箱にはそれがない。

あるのは計算し尽くされたフォントの配置と、
静謐な空間だけだ。

サカナクションの音楽は、音の“間”が美しい。

音を積み重ねるのではなく、
どこに音を置かないか。

その緻密な配置が、
そのままプロダクトのデザインに転写されている。

ケースもマットな質感で統一されている。
ロゴは最小限。
数字とアルファベットだけが静かに佇むインダストリアルな美しさ。

これはファングッズではない。
アートだ。

だが、決して気取っていない。
デスクに置く。
そこに“静寂”が生まれる。

所有すること自体が、精神を整えてくれるような感覚。
ここまで明確な「思想」を宿したイヤホンは、なかなかない。

「ながら聴き」の到達点

では音はどうか。
外見だけのコラボモデルだと思ったら大間違いだ。

結論から言う。
オープンイヤー型として、これは完成形に近い。

従来のオープンイヤー型には
「低音のスカスカ感」という宿命的な課題があった。

耳を塞がない構造ゆえ、
どうしても低音が空中に逃げてしまうのだ。

だが今回搭載された「DualBoost™テクノロジー」は、
その物理法則に抗う。

低域用と高域用のドライバーを独立させ、
それぞれを最適に制御するこの新技術。

実際に、サカナクションの『新宝島』を再生してみた。

イントロのベースラインが、“鳴る”。

カナル型のように耳の穴を圧迫する感覚はない。
だが、確実に空気が震え、
グルーヴが伝わってくる。

鼓膜を殴らない。
空間に音が浮かび上がり自分を取り囲む。

これが驚くほど心地いい。

長時間聴いていても聴き疲れしない、
優しくも力強いサウンドだ。

さらに「DirectPitch™ 2.0」により
音漏れも徹底的に抑制されている。

ランニング中に音量を上げても、
音は自分だけのものになる。

だが同時に、背後から迫る車の音も聞こえる。
ここが重要だ。

世界を消さない。
世界に音楽を重ねる。

鳥のさえずりとシンセサイザーが混ざり合う。
街の喧騒とドラムがリンクする。
これが、新しい没入だ。

いつもの見慣れた街が、映画のワンシーンになる。
これは単なる試聴ではない。
一つの「体験」だ。

物理ボタンという英断

そしてワタシがガジェット好きとして最も評価したいのは、
物理ボタンへの回帰だ。

昨今の完全ワイヤレスイヤホンは、
どれもタッチセンサー至上主義だ。

見た目をスマートにするために、
物理的な突起を排除し続けてきた。

だが、タッチセンサーは不安定だ。
長い髪が触れただけで誤作動する。

ランニング中の汗ばんだ指では反応しない。
「今、押せたかな?」と確認するストレス。

道具として、それは美しくない。

Shokzは、このトレンドに逆行する英断を下した。

OpenFit 2+は、
カチッと押せる物理ボタンを搭載している。

確実。
明確。
安心。

手袋をしていても、
息が上がっていても、
確実に操作ができる。

この「カチッ」というフィードバックがあるだけで、
プロダクトへの信頼度は一段上がる。

平林氏のデザインコードとも相まって、
このボタンが「道具」としての顔つきを際立たせている。

これは退化ではない。
実用性を極めた先の、明白な進化だ。

着けていることを忘れる

装着感についても触れておこう。

スペック上の数字を並べれば、
・重量9.4g
・黄金螺旋設計のイヤーフック
・形状記憶合金
・デュアルレイヤーシリコン
となる。

だが、そういうことではない。

重要なのは、
「着けていることを忘れる」という事実だ。

実際に朝から晩まで、
仕事中も食事中もつけっぱなしにしてみた。

痛くならない。
カナル型特有の痒みや蒸れも一切ない。

メガネとも干渉しないし、
マスクの着脱もスムーズだ。

バッテリーはイヤホン単体で最大11時間。
ケース込みなら最大48時間。

さらにQiワイヤレス充電にも対応しており、
ケーブルを挿す手間すらない。

日常に溶け込むための条件は、すべて揃っている。
もはや身体の一部と言っても過言ではない。

世界と繋がったまま

ワタシは今、AIやデジタルデバイスに囲まれて生活している。

効率。
最適化。
自動化。

確かに便利だ。

だが、思考まで外注してはいけないし、
感覚までデジタルに支配されてはいけない。

OpenFit 2+は、世界を遮断しない。
現実と常に繋がっている。

これは”禅”に近い感覚かもしれない。

雑音を無理やり消そうとするのではなく、
あるがままを受け入れる。

音楽がある。
だが、現実の音もある。

その両立。

テクノロジーが進化しすぎた今だからこそ、
この「適度な距離感」が心地よい。

これが、今の時代の成熟したオーディオの楽しみ方ではないだろうか。

結論

静寂を求めるなら、
強力なANC搭載機を選べばいい。

それはそれで正解だ。

だが、
・周囲の音が聞こえるという物理的な安全性
・一日中つけていられる快適性
・実用的な物理ボタン
・所有欲を満たすデザイン思想

これらを高次元で融合させたモデルは稀だ。

この「Shokz OpenFit 2+ × 山口一郎」コラボレーションモデルは、
単なるファンアイテムではない。

サカナクションの音楽性、
平林奈緒美氏のデザイン哲学、
そしてShokzの技術力が交差した奇跡的な一点だ。

これは所有欲を強烈に刺激する。

だがそれ以上に、
手に入れたその日から生活の質(QOL)を確実に上げてくれる。

発売日は3月3日。

この美しい“余白”を手に入れるかどうか。
迷っている暇はない。

ワタシは断言する。
これは、買いにいって後悔しないタイプのプロダクトだ。

耳を塞がず、
世界と繋がりながら、
音楽をまとう。

それはきっと、
あなたの日常に新しい呼吸を与えてくれるはずだ。

これはイヤホンではない。
これは、「聴く余白」である。

↓公式コラボサイトはこちら

いいなと思ったら応援しよう!

ガジェットはむおっち チップくれたら嬉しいです! いただいたチップでガジェットを買います!

この記事が参加している募集