「AI作曲で稼げる」と思っている人に、商業音楽の現場から伝えたいこと」
「AI作曲時代に、作曲家志望はどう生き残るのか」
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AI作曲時代に、作曲家志望はどう生き残るのか
最近、作曲家志望の人たちを見ていて、はっきり感じることがあります。
それは、
「作曲家になりたい」という気持ちそのものが、以前よりも迷いやすくなっている
ということです。
昔はもっとシンプルでした。
DTMを覚える。
曲を作る。
コンペに出す。
採用を目指す。
実績を積む。
作曲家として食べていく。
もちろん簡単ではありません。
でも、目指す方向は比較的わかりやすかった。
ところが今は、そこにAI作曲が入ってきました。
SunoのようなAI作曲サービスを触れば、数十秒でそれらしい曲ができます。
メロディ、コード、アレンジ、歌、ミックス感まで、一気に出てくる。
それを見た作曲家志望の人が、こう思ってしまうのも無理はありません。
「もう人間が作曲する意味はあるのか」
「今からDTMを勉強しても遅いんじゃないか」
「AIを使ったほうが早く稼げるんじゃないか」
「そもそも作曲家という仕事は残るのか」
この不安は、かなり現実的です。
ただ、ここで大事なのは、
AI作曲が出てきたから人間の作曲家が終わった、という単純な話ではない
ということです。
むしろ今は、作曲家志望にとって、かなり大きな分岐点です。
大手楽曲コンペでは、AI生成曲は基本的には使えません。著作者が人間ではなく
AIになってしまうから、取り扱えないのです。
少なくとも現段階では、そうなっています。
仮歌で、シンセサイザーVを使ったりボカロを使ったりするのは良いんですけどね💦
著作権の問題。
著作者人格権の問題。
契約上の責任の問題。
アーティストやレーベルのブランドリスク。
将来的にトラブルになった時、誰が責任を持つのかという問題。
音楽は、ただ「いい曲っぽいもの」ができれば終わりではありません。
商業リリースされる曲には、権利処理があります。
印税分配があります。
契約があります。
クレジットがあります。
関係者がいます。
アーティストの人生やブランドも乗っています。
だから、AIで生成したものを安易に商業案件へ出すことは、現場では基本的に禁止なのが
現状です。
ここを勘違いしている人は多いです。
ネット上では、
「AIで簡単に曲が作れる」
「これからはAI作曲で稼げる」
という話が目立ちます。
でも、実際の商業音楽の現場では、
AIで作れたから即仕事になる
というほど甘くありません。
では、人間の作曲家に何が残るのか
ここで、作曲家志望の人に伝えたいことがあります。
これからの時代に必要なのは、
AIを敵視することではありません。
そして、
AIに全部任せることでもありません。
必要なのは、
AI時代に、人間の作曲家としてどこで勝負するのかを見極めること
です。
たとえば、大手アーティスト向けのコンペで戦うなら、人間の作曲力は今でも重要です。
メロディを作る力。
歌いやすさを考える力。
アーティストの声を想像する力。
歌詞が乗った時の感情の流れを読む力。
アレンジの方向性を判断する力。
売れる曲と自己満足の曲を分ける力。
仮歌やデモの完成度を上げる力。
コンペの意図を読む力。
こういう力は、AIを触れば自動的に身につくものではありません。
むしろAIによって、
「それっぽい曲」は大量に増えます。
こうゆうのは、YouTubeに
上げる事はできるかもしれませんが、
本当にお金になる
大手レコード会社案件や
大手広告代理店案件
テレビCM的な案件では、
基本的にアウトです。
だからこそ、今後はより一層、
人間が聴いて、本当に採用したくなる曲を作れるか
が問われます。
「ちゃんと人間の商業作曲家として戦える人」
というブランディングは、
むしろ、渇望されていますし
信頼を勝ち取れます。
作曲家志望は、知るべきです。
今の時代、作曲家志望の人は、最初にここを整理したほうがいいです。
大手アーティスト向けの楽曲コンペでなどで、
アイドル、声優、アニメ、ゲーム系の楽曲を狙いたいのか。
CM、企業VP、BGM、劇伴、広告音楽をやりたいのか。
それとも、
AIを活用してYouTubeに
アップロードして、
大手レコード会社楽曲コンペで
印税やギャラを稼ぐ以上に
微々たる収入にしかほとんどつながらないと
言われる音楽YouTuberを目指すのな
ここを分けずに、ただ「作曲家になりたい」と考えると、かなり迷います。
なぜなら、必要なスキルも、営業先も、楽曲の作り方も、AIとの距離感も、それぞれ違うからです。
一方で、広告用のラフ案作成、作曲のアイデア出し、参考曲分析、作詞の壁打ち、構成案の検討などでは、AIが役立つ場面もあります。
つまり、これからの作曲家志望に必要なのは、
「AIがあるから楽になる」と思う人ほど
あぶない。
AI作曲時代に、私が一番危ないと思うのは、
「AIがあるから、作曲の勉強をしなくてもいい」
と思ってしまうことです。
これはかなり危ない。
このメロディは強いのか。
このサビは残るのか。
この曲はアーティストに合うのか。
このアレンジは古くないか。
この仮歌は魅力を伝えられているか。
このデモはコンペで勝負できるレベルか。
こういう判断は、作曲経験がないと難しい。
それに、YouTubeアップロード用に
AIを使うにしても、結局は人間側の耳、経験、商業感覚が必要になります。
だから、これからの作曲家は、
AIに置き換えられる人
と、
AIを見極めて使える人
に分かれていくと思います。
これから作曲家を目指す人へ
今から作曲家を目指すのは遅いのか。
私は、遅いとは思いません。
改めて、
大手案件で何が禁止されてるのか。
人間作曲家として何を磨くべきか。
どんなデモなら採用側に届くのか。
考える必要があります。
逆に言えば、ここをちゃんと整理できる人にとっては、まだチャンスがあります。
AIによって、作曲に携わる人の数は増えるかもしれません。
でも、本当に商業音楽のルールを理解して、現場に出せる曲を作れる人は、そこまで多くありません。
GAIALOVESでは、それをまず
契約作家に伝える事を心がけています。
だからこそ、今は大きな分かれ目です。
なんとなく
AIで、曲を作った気分に浸るのか、
GAIALOVESで、本気で学ぶのか
現場体験を積むのか、どうかを。
GAIALOVESでは、長年、作曲家志望の方やクリエイターの方と向き合ってきました。
大手コンペを目指すなら、そこにはそこに合った戦い方があります。
AIを活用したいなら、使える領域と使ってはいけない領域を分ける必要があります。
ちゃんと地図を描けば、まだ進める道はあります。
GAIALOVES.LLC
では、随時作曲家募集しています。
www.gaialoves.com
社長 田丸 暁生
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