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AIに手伝ってもらった記事をAIに学習させる実験に参加します

「AIクリエイター」が「AI学習」に参加する。なんだか入れ子構造みたいで面白くないですか?

今回は、noteが始めた「AI学習対価制度トライアル」に申し込んだ話をします。

AIとの共同制作者としての日々

まず断っておくと、私はAIを積極的に活用してコンテンツを作っています。毎日この記事を読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、私の記事作成プロセスはAIとの対話そのものです。

アイデアの整理、文章の推敲、時には「次はこんな内容を書こうかな」という相談まで、AIは私の大切な相談相手です。まさに今この記事も、AIと対話しながら作っています。

でも、AIを使いこなすには相応の時間と労力がかかります。1記事あたり2,000字程度の内容でも、構想から執筆完了まで1時間以上はかかっています。「AIに書かせておしまい」という単純な話ではないんですよね。

noteのAI学習対価制度トライアルとは?

そんな中、noteから「AI学習対価制度トライアル」のお知らせが来ました。これは、noteに投稿した記事をAI学習の対象とすることに同意すると、一定の対価が還元されるという取り組みです。

「自分が書いた記事をAIが学習する」

「そのデータ提供の対価として何らかの還元がある」

「その記事自体がAIと一緒に作ったものである」

…この三段重ねの状況がなんとも面白くて、即座に申し込みを決めました。

なぜ参加したのか?

大きく2つの理由があります。

1. 個人的な興味

AIを使って作ったコンテンツを、またAIが学習するとどうなるのか?そもそもAIはAI生成コンテンツを見分けられるのか?学習の質はどう変わるのか?

こういった疑問への答えを、小さな実験として自分事として体験してみたいと思いました。

2. クリエイターへの還元という仕組み

AIを使っているとはいえ、コンテンツ作成には相応の労力がかかっています。それが何らかの形で利益として還元されるのであれば、歓迎したいという気持ちもあります。

どのような形であれ還元があるのであれば、それはそれで素晴らしいことではないでしょうか。金額の多寡よりも「自分の書いたものが何らかの価値を持った」という実感が大事だと思います。

懸念点:AI生成コンテンツの氾濫

一方で、懸念もあります。

AI学習に使われることを許可するだけで収益が発生するとなると、AI生成のコンテンツが大量に投下される可能性があります。質よりも量を追求する流れが加速するかもしれません。

noteに限らず、すでにそういった状況は起き始めているのかもしれませんが、この取り組みがその流れを加速させる可能性は考慮すべきでしょう。

変化の可能性:AIによるAI生成コンテンツの識別

ただ、AIの発展を考えると、近い将来、「これはAIが生成したコンテンツである」と判別する技術も洗練されていくでしょう。

学習対象から除外したり、AI記事と判定されたら広告を無効にするといった、様々な対策技術も進化していくはずです。

私としては、「AIを使っている」ことを隠さず発信しながら、それでも人間ならではの視点や経験を織り交ぜたコンテンツを作り続けることが大切だと考えています。

経理マンからみたこの取り組み

「経理テックの課長」としての私から見ると、noteのこの取り組みは「クリエイターを大事にする」という姿勢の表れだと思います。

公式の説明を読むと、「AI学習に対して対価を得られる仕組みを実現したサービスは世界的にもまだまだ珍しく、私たちとしても手探りな状況です」と書かれています。経営的には「実験」の段階であり、まだビジネスモデルとして確立していないことが伺えます。

この状況を経理の視点で見ると、3つの側面があると思います:

  1. データ収集のための投資 - 還元金額やシステム構築のコストは不明ですが、こうした実験から得られるデータは将来的なビジネスモデル構築に欠かせないもの。

  2. クリエイター重視のシグナル - 実際の還元金額がどうであれ、「クリエイターの権利を尊重する」という姿勢を市場に示す戦略的な投資とも言えます。

  3. 法的・倫理的枠組みの先取り - 今後、AI学習に関する法整備が進む可能性が高い中、先駆的な取り組みを行うことで業界内での発言力を高める意味もあるでしょう。

サステナブルかどうかという視点では正直わかりませんし、note運営自身も手探りの状態だと思います。少なくとも「AI時代のクリエイター報酬」という新しいモデルの可能性を探る重要な一歩だと思います。

結局のところ、人間の存在価値は?

AIが発達すればするほど、「人間らしさ」の価値は高まるはずです。

AIを使いこなす技術と、AIにはない人間ならではの視点や経験。その両方を持ち合わせたコンテンツこそが、これからの時代に求められるのではないでしょうか。

私はこれからも、AIと二人三脚で記事を書き続けます。そして、その記事がAIの学習に使われることで、また新しいAIが生まれる。

この循環の中で、人間の創造性とAIの能力が共に高まっていくことを期待しています。


皆さんは、自分の書いた記事をAI学習に使ってもらうことについて、どう思いますか?コメント欄でぜひ教えてください。


追記: noteのAI学習対価制度トライアルに参加した結果については、規約の範囲内で可能な情報があれば、また別の記事でシェアできればと思います。この実験がどのように進展していくのか、引き続き関心を持って見守っていきたいと思います。

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