机の大きさが思考の幅を決める
「ノートパソコンが1台あれば、どこでも仕事できます」みたいな言葉をネット上ではよく聞きます。それに対して「ミニマムでスタイリッシュな仕事スタイルだなぁ」というそこはかとない憧れはあります。
ただ、自分が実際にそうした働き方ができるかと言われたら、難しいんですよね。なぜかというと、私は机が狭いと頭の働きがにぶくなるからです。
思えばまだ高校生の頃、私の父が勉強机を買ってくれたのですが、それがとにかく天板が大きな机でした。たしか幅が160センチぐらいあったかな。「机が広い方が勉強ができるんだ」みたいなことを言われた気がします。
それまではずっと普通の学習机を使っていたので、一気に作業スペースが広くなってなんだかすごくワクワクしたのを覚えています。
それからはずっとその机で、大学受験も、大学院の勉強も行い、結婚して実家を出る時もその机は持っていきました。妻に机の大きさに驚かれた記憶があります。その後、だいぶぼろくなった机を買い換える際も同じぐらい大きな机を選びました。
ただ、月日が流れ家族が増え、私の部屋は子ども達に明け渡し、大きな机を置くスペースもなくなり(泣)、今はリビングテーブルが私の作業机となりました。
幸いなことに職場の大学で部屋(研究室)をもらえたので、そこにやっぱり大きな机(学内で使っていない余り品をもらった)をドーンと置いて主にそちらで仕事してます。
大きなテーブルは、単純に色々な資料が広げたままにできますし、なんだったらデスクトップパソコンとノートパソコンを並べてデュアルモニター状態で作業することもできます(私はあまりやってないけど)。
でも、もっと感覚的な話で広いスペースがある状態の方が、のびのびと考え事ができてアイデアが出やすい気がします。不思議なもんです。
逆に言うと、ひとつのことにひたすら集中したいなら、ノートパソコンをもってカフェに行くのもありだと思います。コーヒーカップ(とソーサー)とパソコンを置くので精一杯の小さなテーブルで作業すると、予想以上にはかどることがあります。限られたスペースだと、他に意識が行くことがないからでしょう。
結局、どんな作業をするかで適した環境は違うということですね。少し抽象的ですが、あれこれ考えて全体像を作り上げていくような段階なら広いスペースで、意識を集中して完成度を高めていくような段階なら狭いスペースで、と使い分けてみるといいかもしれません。
少なくとも私はそんな風にやってます。
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