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モノは残る。でも想いは受け継がれないんだよなぁ。

千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館が話題ですね。来年1月からの休館を発表したためです。

採算が取れない事業のため、このまま閉館となるか、または東京都内へダウンサイズした上での移転のどちらかになるようです。

いずれにしても、佐倉駅からさらに専用バスに数十分間ガタゴト揺られて、緑あふれるあの美術館に行く、という体験はもうできなくなります。
そしてマーク・ロスコの作品を飾るためだけに作られたロスコ・ルーム、またの名を「瞑想部屋」(というのは今勝手に付けただけですが)も当然楽しめなくなります。運良く都内でリニューアルオープンされたとしても、同じものにはならないでしょう。

残念でなりませんが、老舗店舗の閉店の時だけ現れる「あんなに愛されていたのに」と惜しむ人々と同じで、もっと足繁く通ってお金を落としていなければそれを言う権利もないのでしょう。今年は5月に1回行っただけですし……。

とは言え、私が何回通っていたとて資本効率という意味では美術館活動はどこまで行っても無駄なものでしょう。
DIC川村記念美術館は、世界有数のインキメーカーであるDIC株式会社の運営ですが、株式会社である限り株主の利益を最大化することが重要視されますから、景気の良い時代が終わればどうしても美術館活動に疑問の声が出ることを避けられませんよね。

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