見出し画像

興味がない人に語り続けるほどの胆力はない私

自分の好きなことに関して、相手が興味あろうがあるまいが、そんなのお構いなしに熱量をもって語れる人ってすごいなぁと思います。
小学校でも中学校でも高校でも、クラスに一人か二人はそんなタイプがいたもんです。こちらの反応が薄くても、グイグイ熱弁してくる人。

私は、対面だと相手の反応が薄ければ、スッと話を引っ込めてしまいます。興味がありそうな素振りをした時だけ、少しずつ話を進めていくという慎重派。到底クラスにブームを巻き起こすようなことはできません。

私と同じようなタイプは多いでしょう。それでも、伝えたいことが無いわけではないんですよね。私であれば、美術館のこと、展覧会のこと、学芸員という仕事のこと、自分の専門の日本美術のこと、などなど。

そういったことをnoteに書く。書籍にする。
すると、興味がある人は読んでくれるし、興味がない人はそもそも読まないので、結果的に伝えたい人にだけ伝えることができるんですよね。
これ、今さらながらすごいことだなぁと思います。素晴らしい時代です。

書籍にできるかどうかは運の要素もありますが、noteは誰でも書けますよね。私のようなグイグイ行けないタイプでも、ボソボソと小声で語り続けることはできます。

それでも気長に続けていれば、本当に少しずつですが興味をもつ人が見つけてくれて、話を聞いてくれる(記事を読んでくれる)。
何と言っても素晴らしいのは、その一連の過程で「うわー、興味ねー」みたいなリアクションにグサッと傷つくことがない点です。だから私も気兼ねなく、自分のペースで語り続けることができるわけです。

他のSNSも同じだろうと思われるかもしれませんが、リコメンドでいろんな人にポストが表示されてしまうX(Twitter)などはどちらかと言うと、最初に挙げたような誰彼構わずグイグイ自分の好きなことを語るタイプに向いている気がします。だって興味がない人にも勝手に届いてしまうんですからね。そういった仕様だから、どうしてもアンチコメントなどももらってしまうのでしょう(noteは本当にそういうコメントが無い!)。

というわけで、私はnoteをメインにして、時々勇気を出して(←おおげさ)Xでつぶやく、というスタイルに落ち着いているんだなぁ。なんで自分はnoteは続くのに、Xはあんまりポストする気にならないんだろう、と自分でも不思議だったんですが、この記事を書きながら、ようやく腑に落ちました。